ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
拠点へ戻り11Bを壁にもたれかけさせた後、私達は一息つくことにした。と言っても私以外は別に疲れてないようだけどね。水が体に染み渡る。すると、A2は興味深そうに、私のことを見てきた。
「ん?どうしたの。私ただ水飲んでるだけなんだけど、私の顔に何かついてる?」
「いや、私はラヴィに会うまで人類というものを見たことが無かったからな。それに私達アンドロイドは食事をしなくても何とかなるからな。」
「そんなに面白いものでもないわよ。まぁ欲を言うならコーヒーが飲みたいけどね。」
「コーヒー?あんな苦いのよく飲めるわね。」
「まぁおこちゃまのデボルには無理でしょうね。」
「ポポル!今のはカチンと来たわよ!」
「2人共落ち着け。」
A2が楽しそうでよかった。私は3人のやり取りを眺めていると、
「イタタタ。えっと私はーあっ!」
11Bが目を覚ました。
11Bside
私はヨルハ部隊を脱走を計画、そして実行した。被弾を装い墜落する。ここまでは実際に被弾してしまったけれど計画通りに行ったと思った。そして、急いで治療してこの場から離れれば問題ないはずだった。だけど、被弾した際の損傷が思ったよりひどかった。治療しようとしたけど出来なかった。挙句の果てには、ウイルス感染の警告まで出てきた。私は怖かった。寒かった。死にたくなかった。今、通信して生きていること、救助の要請をすればどうにか助かると思った。バンカーに戻されてしまうけど、回復を待ってまた機会を伺えばいい。そう思い通信を試みた。でも、通信ができなかった。私は死と寒さに侵され意識が切れた。
「懐かしいわねー。あの時はさぁ、」
私は生きてた。正直死んでここは以前何かで読んだ天国というところかしら?てことは目の前にいるピンク髪の2人は天使とかいうものなのかしら。
「あ、あぁ」
私が声を上げると2人は会話を辞めこっちを見た。
「目が覚めたんですね。どうですか?どこか痛むところはありますか?」
「天使?」
「あなた大丈夫?私達は天使なんかじゃないわよ。」
「まず、名前を教えてくれる?ヨルハ部隊のお姉さん?」
マズイ!私がヨルハ部隊だってばれてる。2人はどう見てもアンドロイド。つまり、私が生きていることはもう知られてる!そして、たぶん私のログも見られてる。このままじゃバンカーに連れ戻される。それだけは嫌だ!急いで逃げないと!
「ちょっと!どこに行くんですか!あなたと話がしたいと言っている人がいるんです。」
どうせ、そういう口実で連れ戻されるだけだ!体も問題ない!これなら逃げられる!
変なところで切って申し訳ありません。中の人の集中力が切れてしまいまして、どうかご容赦を。今回も読んでいただきありがとうございます。誤字脱字、解釈不一致あればお申し付けください。