ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
11Bside
どうせ、そういう口実で連れ戻されるだけだ!体も問題ない!これなら逃げられる!
私は立ち上がり走って出入口と思われる場所に走ろうとした。
「待って、止まってください!」
誰が待つもんか。これを逃したら希望は無くなるに等しい。なりふり構っていられるか。
「ちょっと!あんた折角命を救ってあげたのに、お礼も言わずに出てこうとするなんて非常識にもほどがあるんじゃないの?」
2人のもう1人が私の前に立ちはだかった。何としてもここから私を出さないつもりか。できるだけ早くここを出ないと。早くしないとさっき言ってた、私と話をしたい人とやらが来るかもしれない。仕方ない。幸いにもこの2人はアンドロイド。戦闘特化の私なら武器はなくても何とかなるはず。
「ねぇ!話聞いてるの!とにかく落ち着きなさい!」
ごめんね。私は心中で謝りながら、彼女に拳を振りかざした。
「デボル危ない!」
ブンッ
外した。でも彼女あまり戦闘は得意じゃないみたい。これなら、このままいけばなんとかなりそう。
「ちょっと!あんた!いい加減にしなさいよ!そっちがその気ならこっちもやってやるわよ!。」
「デボルさすがにそれはまずいんじゃ」
「多分ラヴィだって同じことするわよ。さて、非常識なあんたにお灸をすえてやるわ。」
自分から向かって来てくれるなんて好都合だわ。とにかく急がないと。
数分後
何てこと彼女なかなかの強さよ。完全に見誤った。
「そろそろ降参しなさい。あなた何か誤解してるわ。」
あまり時間をかけれない。そろそろ2人が言ってた相手が来るかも。そう思い私は制圧をあきらめ隙を作り脱出することにした。そして、私は彼女に思いきり殴りかかった。結局ガードされたけど隙はできた。その隙に私は出入口からその部屋を出て、階段を全速力で駆け下りた。後ろで何か声が聞こえたがそんな事どうでもいい。そして、1階まで降りて外に出ようとしたとき、私の腕はつかまれた。さっきの
「ちょっと!あなた!助けた相手にお礼もなしに逃げようとするなんてどういうことよ!」
私は咄嗟に嘘をついた。
「離してください!私に構わないで!私には任務があるんです。仲間のもとに戻らないと!」
「ラヴィ拾ったヨルハ部隊員ってあいつか?」
「言ってなかったわね。彼女の名前は11Bよ。」
見ると2人の女性がこちらに向かって来ていた。
「もう名前まで知られてる。嫌だ戻りたくない!安全な場所、落ち着ける場所に」
2人のうちの片方が近づいてきた。私は背中の武器を見て恐怖した。
「ヨ、ヨルハ部隊!私はもう嫌なんです!もう戦いたくない。」
「私はお前と同じだ」
そう言いヨルハ部隊の女が私の意識を刈り取った。
「あ、あぁ」
こうして、目覚める感覚は2度目だ。そして、目の前にはにっこりとこちらを微笑む女がいた。
「おはよう、11B。さっきはA2がごめんなさいね。さて、突然だけどあなたに聞きたい事があるの。」
あぁ私はこれからどうなるのだろう。
中の人のモチベが回復したので数分の休憩で行けました。ホント気分屋ですいません。今回も読んでいただきありがとうございます。誤字脱字、解釈不一致あればお申し付けください。