ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
11Bside
私の方はラヴィと別れた後、廃墟都市の郊外まで来ていた。何故かって、廃墟都市の方で戦闘すると、ヨルハ部隊に私の生存が知られかねない。しかも、このどうやらこの地区で活動しているのが2Bと9Sらしい。下手をすると、姿を見ただけで私だとわかるかもしれないからだ。まぁそんなわけ私はここにいるわけだ。さて、慣れない武器と、ポッドによる遠距離攻撃もできない。慎重にやらないと。すると、目の前に機械生命体の集団が見えた。どうやら、向こうもこっちを見つけたらしく、距離を詰めて来た。武器を構え、気合を入れ脱走後の最初の戦闘に突入するのだった。
数時間後
気づけば時間を忘れて鉄屑を量産していた。少し休憩してもバチは当たらないだろうと思いその場に腰を下ろした。ふと、昨日A2が帰り際に言っていた言葉を思い出した。
「ラヴィの事を頼んだ。まだ浅い付き合いだが、あいつは1度決めたことは曲げない節がある。」
その時は別に気にしなかったが、確かにお人よしな感じがした。もしかしたら、ラヴィになら私と、16Dとの関係性を打ち明けても問題ないのかもしれない。いや、ダメだな。ラヴィはこんな私を見てどう思うのだろう。打ち明けたところでどうしようもない。多分16Dにとっても私は死んでた方が都合が良いだろう。そろそろ戻るか。
私はまた武器を取って歩き始めた。
エージェントside
ジャッカスとの取引の後、砂漠の奥に進んでいた。確かにここは機械生命体多い。ここで派手にぶっ放せばリンチになること間違いなしだろう。でも、姉妹も私のために弾薬を調達してくれるのだ。しっかりお金は用意しないとね。いくら11Bが機械生命体どもを狩ってくれくれているからと言っても、お金は多い方がいい。そんなわけで今私はM700を構え孤立している機械生命体の頭を狙っていた。そして、息を止め
パスッ
撃たれた方は何が起きたかわからなかっただろう。周りに気付かれた様子もなく、その後も静かにそして、確実に1体ずつ仕留めていった。すると、胴体が長い風変りな奴が出てきた。同じように狙いを定めていると、こっちの位置に気付いたらしく攻撃してきた。さらに、その周囲にいた、通常サイズの奴も突っ込んできた。私は覚悟を決め、M9銃剣を装備し、シールドを構え白兵戦をするのだった。
数分後
「くそったれ。お前で最後よね。」
最後の1体に銃剣を突き刺した。そして、使えそうな鉄屑とお金を回収し、汗が引くのを待って、ジャッカスに挨拶し、拠点へと戻った。
オマケ
「ジャッカス、あのラヴィって人どう思った?」
「そうだね。私としては、珍しい事を聞くなと思ったよ。なにせ、起爆装置の通電範囲なんて聞いて普段聞かれないしね。それに、恐らくだけど彼女も爆薬に精通してる気がするんだ。」
「案外、気が合いそうだな。でも、心配だ。爆薬好きは変人しかいないからな。」
オマケは正直やってみたかっただけです。誤字脱字、解釈不一致あればお申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。