ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
今日も朝起きて、身支度と装備を確認して、11Bを起こす。11Bもこの日常に馴染んできたようね。さて、今日私は昨日作ったパイプ爆弾を試しに砂漠に行こうかしら。
11Bもショットガンを持っていつもの機械生命体狩りだ。互いに何かあったら連絡することを確認し、拠点を出る。一昨日ぶりに砂漠に行くと、ジャッカスがいた。
「久しぶりだね。どうだい?私の爆薬は役に立ってるかな?」
私はパイプ爆弾を取り出し、
「これから実地試験ってところね。ってあなたどうしたの?」
これをジャッカスの目の前に出した途端、彼女の目が私の手を追っていた。
「これは何だい!?こんな物見たことない!でも、この大きさからすると、爆薬の量は少ないよね。それに私の起爆装置もない。とにかくすごく興味をそそられる!これから実地試験するんだろう?私もついて行って良いかい?」
と、ゼロ距離で迫られた。なんだろう。アンドロイドって全員顔がいいから、残念美人が引き立つのよね。興奮するジャッカスを無視していると手を握られ迫られた。
「分かったわよ。いいわよ。ついてきてもいいけど使うのはこの1つだけだからね。」
ジャッカスはそれでも良いとの事なので同行許可したわ。ジャッカスが道行く機械生命体を倒していく。私は残骸とお金を回収するだけ。ある程度進むと丁度固まっている集団を見つけた。ジャッカスを止め。口に手を当て静かに手段の数メートルまで接近した。
「じゃあ行くわよ。爆発で集まって来るだろうから、それも片づけてから評価しましょうか。」
「今私はとても興奮しているよ。」
嫌だ。こんな美人が待てを食らった犬の様に涎を飲み込んでいる様なん見たくないわ。いや、待てよ案外ありかも。やめよう。集中しよう。邪念を振り払うように私はパイプ爆弾に着火し、放り投げた。
「Frag out!」
この声に気付き一斉にこちらを見たと同時に集団中央が爆発した。
「fooooooo!最高だね!」
「さぁ集まって来たわよ。早く片づけましょう。」
言い終わると同時にジャッカスが駆け出し、いつの間にか殲滅していた。彼女の爆薬愛は本物ね。とりあえず威力の方は問題なしかしらね。近づいてよく見た。
「威力は申し分ないし、導火線の長さは問題なし。あと、投擲者の腕も完璧。」
「うわぁすごいねこれ。爆発自体は小さいけど破片が突き刺さってる。それに小さいから投げて使える。これ凄いね!これの作り方教えてくれないかい?」
「気になったんだけど、爆薬に精通してるのよね。前に貰った以外の爆発物ってないの?」
「知らないよ。データに無いんだ。だから、作り方教えてよー。お願いお願い。」
うーんこの残念美人。データに無いってなんでかしら。ジャッカスを無視していると、またゼロ距離で詰められる。しかも、腕もぶんぶん振られる。すると、通信がなった。
「久しぶりー。ラヴィ無理してない?あのね、今日で仕事が片付きそうなの。だから、この後そっちにいくわね。」
一方的な通信が終わった。
「ねぇ聞いてたでしょ。用事ができたからまた今度ね。」
「そんなぁ。そうだ!私の連絡先だ。爆薬の調達や次の実験の時は連絡くれない?」
まぁその位はいいか、つながりは持ってた方がいいしね。頷くとすっごくうれしそうな顔をしていた。そして、入り口で彼女と別れ、私は拠点へと戻った。
Frag out!フラグじゃないんですがとりあえずで入れてます。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。