ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
先ほどまで怯えてたあの子の不安も取り除けたので、今は姉の元に一緒に向かっている。この子と会うまでにここら辺は殆ど掃討したので問題はない。
「ねえ、どうしてさばくはできタノ?」
「それはねえ、今私達が歩いてる地面の植物が枯れてしまってできたのよ。」
「なんでショクブツは枯れちゃったのカナ?」
「わかんないわね。私もここが砂漠になる前はどうなってたのか、分からないからなあ。もしかしたら、一面お花畑だったのかもね。」
「わーい!ワタシお花ダイスキ」
本当に子供っぽいわね。今まで見て来た機械生命体とは根本的に違う気がするわ。
「ねえ、かぜはどこからふクノ?」
「難しい質問ね。簡単に言えば蝶が羽ばたいたからかしらね?」
「でも、ちょうがヒラヒラ飛んでてもかぜはふいてないヨ」
「私たちの知らない遠い場所の1匹の蝶がヒラヒラ飛んで起きた小さな風がやがて大きな風になって私達にふいてるのよ。」
「すごい!お姉さんはものしりなんダネ!」
これ、彼の受け売りなんだけどね。こんなに小さい子にも使えるのね。あ、つまり私の事子供だと思ってたってことなのかしらね?
「ねえ、こどもはどうやってうまれルノ?」
/(^o^)\ナンテコッタイ 私は頭を抱えた。こんなに純粋な子になんて教えればいいのよ。そもそも本当の事言ったてわかるかどうか。
「そ、そうね。まず、お父さんとお母さんは神様にお願いするの。子供が欲しいですって。すると、神様がお父さんは種を使えるようになるの。その種をお母さんに渡して貰ったお母さんはそれを大事に育てると子供ができるの。」
「ふーん。なんだか、むずかしいネ。」
よかったー。何とかそれっぽくごまかせた気がする。そうこうしていると、砂漠の入り口に着いた。
「ここまでくれば、もうだいジョーブ!こわくないモン。」
「よく頑張ったわね。おねえさんのところに早くいきましょうか。」
結局おねえさんのところってどこなのかしら。しばらく歩いていると以前見たときは閉ざされていた場所が開いていた。どうやら、ここがそうらしい。奥に進んでいくと、そこには機械生命体たちの集落があった。
「ねえ、こっちこっちー。」
呼ばれて行ってみると、その子と水色のリボンした小さな機械生命体がいた。
「あなたは・・・?どなたか存じあげませんが妹を連れ戻してくださいまして、ありがとうございました。」
「いいのよ。ところでお姉さんは喜んでくれた?」
「ウン!でも、しんぱいだったって、おこられちゃッタ。」
つい、口角が上がってしまう。
「あ、そうだ!これ、あゲル。」
その子の姉も手を差し出していた。見ると、ピンクと水色のリボンだった。
「ありがとう。良い色ね。」
受け取ると、どちらも嬉しそうだった。さて、この後どうしたものか。
「あの~すいません。ちょっとお時間いいでしょうか?」
そこには、流暢に話す、優しそうな顔の機械生命体がいた。
ラヴィさん、直接的でないとは言え結構ストレートに言いましたね。これ書き終えて賢者タイムに入りました。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。