ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第34話

11Bside

朝いつもの様にラヴィに起こされ、身支度を整え出発した。今日も前と同じように郊外で機械生命体を狩るだけなんだけどね。最近やっとラヴィから貰ったこの銃の扱いに慣れて来た。ある程度の遠距離、それに近距離火力が大幅に上がった。にしても、今日は風が強い。顔に砂が結構当たって鬱陶しい。それに、砂煙で機械生命体が見えにくい。今日は帰ろうか。今、ラヴィはあのデカ物を見に行ってる頃かな?そうだ!今から行って驚かせてやろうッと!すると、数メートル先に機械生命体の集団がいた。でも、別にこっそり行けばバレないか。

 

ハアアアアッ

 

聞き覚えのある声と金属のぶつかる音が聞こえて来た。そこにいたのはA2だった。

「あんたこんな所で何してんの?」

「ただ通りかかっただけだ。それよりもお前、なんで機械生命体を見逃してる。」

「別にあんたと違って復讐心なんてないからね。これはある意味生きるためにやってる事。はあ、ラヴィも言ってたでしょ。自分の体をもっと大切にしろって。考えなしでドンパチやるなんて、あんた言われた事分かってる?」

A2は私に背を向け走り出してしまった。なんなのあいつ。何かあったのかしら?まあ、どうでもいい。

 

A2side

11Bに会う前私は森林地帯にいた。特に目標があった訳ではない。ただ己の復讐を果たす為の行動である。ここはおかしな場所だ。何やら、ここの機械生命体は森の王?とか言うのに従っているらしい。つまり、そいつを殺せばいい。道中遭遇する機械生命体は皆鉄屑に変えた。そして、今城の最上階に上ってきた。どうせ、森の王とやらを殺せばいいのだ。わざわざ1階から行く意味もない。下では機械生命体どもが何かを守っていた。しかし、突如すべて駆け出した。なんだか知らんが都合がいい。私は飛び降り、森の王を殺した。

「2B!あれ・・・・・アンドロイドだよ!しかも、あれは・・・・・ヨルハタイプじゃないか!」

「ヨルハ特殊指定機体を確認。破壊を推奨。」

「破壊?どうして!?」

ああ、またこのパターンか。何度も何度も飽きないのか?

「9S・・・・いくよ。」

「2Bッ」

私は2B、9Sと戦闘を始めるのだった。

 

数分後

 

さて、そろそろ決着をつけないとな。改めて武器を強く握る。ふと、ラヴィの顔が浮かんできた。本当に突然だった。だが何故だか集中が切れた感じがした。気づけば私は2人の前から退散していた。今は廃墟都市の郊外にいる。とにかくこの気持ちを整理しないと。そう思い歩いていると、11Bがいた。その先には機械生命体の集団。私はまた気づけば突っ込んでいた。

「あんたこんな所で何してんの?」

こんな質問が来るのも当然か。でも気持ちの整理なんて言えるわけない。

「ただ通りかかっただけだ。それよりもお前、なんで機械生命体を見逃してる。」

「別にあんたと違って復讐心なんてないからね。これはある意味生きるためにやってる事。はあ、ラヴィも言ってたでしょ。自分の体をもっと大切にしろって。考えなしでドンパチやるなんて、あんた言われた事分かってる?」

自分の体を大切にか。でも、これが私なんだ。私は背を向け走り出した。




中の人はA2を初めて見たときロングヘアスタイルに興奮してました。誤字脱字、解釈不一致あらば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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