ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第42話

エージェントsode

「助けた報酬?一体何の話だ?」

「8Bあなたを助けるために22B、64Bが申し出てくれたの。」

「私の生存がバンカーにバレた可能性がでた。この時点でこっちにも何か利益が無いと釣り合わないの。」

8Bは一瞬考え

「分かった。その前に1つだけ、今から言うことは全アンドロイドの存在意義にかかわるものだ。これを聞けば本当の意味で戻れなくなるぞ。」

さて、どんなものが来るのかしらね。存在意義にかかわるって出生の話?

「まずはだな・・・

そこから出た話は予想を上回るどころかそれ以上に凄い話だった。ヨルハ計画と言われた一連の計画それに基づいた作戦、出来事の時系列だった。最初こそ私と11Bは驚いたり反応したりしたのだが、後半になるにつれ何も言えなくなってしまった。

「これが私達が知ってしまった真実だ。私達ヨルハやアンドロイドが戦い続けることに疑問を持たずにはいられなかった。すべてが無意味に思えた。だから、脱走した。」

「ねえ、ラヴィ?どう思った?・・・同じ人類として意見を頂戴。」

若干言葉が震えていた。私は11Bの背中をゆっくりと落ち着かせるように擦った。8B以下は私が人類だということに驚いていた。

「ま、まってくれ。あんたが人類・・・?流石にこれは冗談だよな?」

「これはす、すごい発見ですよ。バンカーに報告・・・いや私達脱走したんでしたね。」

はあ、またこれか。説明するのも面倒になって来るわ。手っ取り早く済ませよう。私は手招きし3人に心音を聞かせてあげた。3人は反応はそれぞれだったけど一応納得してくれた。

「さて、私が人類って事に納得してくれたみたいだし話すわよ。まず、ヨルハ計画に関して、聞いていて思ったのはプロパガンダにしては、大した脚本だなと思ったわ。人類が生きてるって事を作り上げるならこんな面倒な事をせずに人類は生きてますと声高に宣伝すればいい。それこそ、月面会議からくる音声ログこれだけでも十分よ。でも、あなた達ヨルハ部隊という存在が作り出された。それってどういう事なのかしらね。まあ、インテリ連中のしかもこっちの世界の話なんて、私にだってわかんないわよ。確かめようもないし。」

「じゃあ、ラヴィこれから私達はどうすればいいと思う?」

皆を見ると下を向いたり険しい表情をしていたり、はあ、硬いわね。私は4人を抱き寄せ頭をわしゃわしゃした。

「みんな自分の好きなようにすればいい。例えばそうね、今私は疲れたから寝たいわね。こんなもんでいいのよ。」

「ラヴィさん?ふざけてます?確かに私達の事を慰めてくれるのは嬉しいですけど、もっとこう真面目に・・・」

「あのね。あんた達が思ってるほど人類って賢くも偉くもないものよ。ほとんどの人類は自分は何をしたいのか。これを考えて行動してるの。強いて言うならそのやりたいことをやりたい理由が自分のためか、他人のためか、そのやりたいことは近いことなのか、遠い先の事なのか、それぐらいの違いよ。さあて、話し疲れたし私寝るわよ。お休み。」

私が寝る体制に入ると11Bがいつものポジションに入り、まねして3人も寝る体制に入ったのだった。




今回は主の主観が結構入っております。これに関しては皆さまそれぞれ違いがありますし、ふわっとしたものを私の拙い文章で書き起こしておりますのでご容赦ください。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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