ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「実はさっきヘリで拠点に戻ったところだったんだけど、上からみてたら下が騒がしそうだったから何かあったのかなと思って。」
「あ~、その件ですか・・・・」
ポポルの説明によると、レジスタンスの空母が補給のために寄港する予定だったのだが機械生命体の攻撃に遭ったため、救援のために付近のヨルハ部隊をかき集めた。そしたら、機械生命体側の巨大兵器出現、EMP攻撃により多数のヨルハ部隊に被害がでたらしい。
「これでも、ある程度の整合性は取れてる情報です。」
「それで、あなた達アンドロイドはこの後どうするの?」
「いつもと対して変わらないわ。どうせ私達の仕事なんて雑用みたいなもんだし。」
「ちょっとデボル!」
「いいじゃない。2人共私の前くらい愚痴言っても怒らないわよ。また会えるといいわね。」
「じゃあねラヴィ。」
姉妹との通信を終えた私は下の階に降りて姉妹との通信内容を話した。
「へえ、私ら運が良かったのね。」
「EMP攻撃とは。最近機械生命体が賢くなってないか。」
それぞれさまざまな反応をしている。11Bと8B達の見解が違うのは脱走の理由が違うのもあるのかしらね。
「とりあえずみんな生きてた事に感謝しつつ、こっちも始めましょうか。みんな回収した物をみせて。」
みんなが回収した物を広げていく。大体は銃の部品だけど一部、砲弾やロケット弾が混ざってる。錆びてないとは言えよく爆発しなかったわね。
「OK、順にやっていきましょうか。まず、砲弾・ロケット弾と銃に分けて。後、弾頭の扱いには気を付けて。下手すると吹っ飛ぶから。」
「え・・・」
大丈夫よ64Bよっぽど変なことしなかったら爆発しないから。
「よし、分け終わったわね。ってみんなどうしたの?」
「あんたが怖い事いうからじゃねーか。すげー緊張したぜ。」
「それ、ヘリに乗せてる最中に爆発しなきゃよっぽどなきゃ爆発しないわよ。」
「ラヴィのその図太さは一体どこからくるんだ。」
8Bそれは長年の勘と経験ってやつよ。
「わかったわよ。これから私ジャッカスのところに行ってくるから戻ってくるまで休憩でいいわよ。」
「ありがとうラヴィ、助かるわ。」
私は集めた各種砲弾を持って拠点を出た。
数分歩いて砂漠の入り口についた。すると、ジャッカスがこっちに気付いたようで、
「やあ!ラヴィ久しぶりじゃないか。君が来るのを首を長くして待っていたよ。」
「久しぶりねジャッカス。それにお兄さんも。」
「あんたか、久しぶりだな。てっきりもう来ないかと思ってジャッカスをなだめる準備をしてたんだが必要ないみたいだな。」
「そうみたいね。さて、ジャッカスあなたに頼みたいことがあるの。」
「なんだい?」
「この中から火薬を抜けないかと思ってね。じつは作りたいものがあるんだけど、火薬が大量にいるのよ。」
私は砲弾を渡した。
「大丈夫だ。これ位ならあまり時間はかからない。」
そう言って作業を始めていく。えぇ・・普通砲弾の処理って慎重にやるものだけど、彼女の手つきは凄いはやい。
「良ければ少し質問に答えてほしい。」
「いいわよ。」
会話もできるってどういう事よ。そんな風に彼女の腕に感心していた。
ジャッカスは爆発に巻き込まれても笑って生還しそう。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。