ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第53話

エージェントside

「待ってくれ!!分かった。誰に言われたか答えるよ。」

「ふふ。素直な気持ちは大切よ。」

「最近あったヨルハの脱走事件の調査に来たらしい。以前2B・9Sが8Bを捕獲しようとした際に妨害にあったらしい。それで、その犯人がオレンジの光を発している何かを見たらしい。その犯人の目撃情報がないかとここに数日前に聞きに来たんだ。これが全てだよ。」

なるほど。見た所どうやら嘘は言ってないようね。

「ありがとう。はい、これ報酬ね。」

ジャッカスは渡した図面を受け取ると、うっとりした様子で図面を眺めていた。

「ああ、その何て言うかいけない事だとは思っている。でも好奇心には逆らえない。私はぁ、私はぁ」

なんかすごい葛藤始めたんですけど。とりあえず私は違うと何とかでっち上げないと。

「ジャッカスごめんなさい。実は私知ってたのよ。この話。ここに来るまでにも何人にも同じ事言われたし、追跡に来たヨルハ部隊のえーっと誰だっけ。」

「16Dだよ。」

16D・・・?確か11Bの後輩よね。面倒事になる気がするわ。

「そうそう、16Dね。彼女にも確認されたわよ。何も言われなかったけどあれは疑われてるのかしら?まあいいわ。どうせ犯人じゃないし。ところで・・・」

私はジャッカスに近づき耳元で囁くように

「お詫びも兼ねて私がこれから作る物の手伝いをしてくれない?勿論作り方もおしえるわよ。」

すると、ジャッカスは一瞬身震いし目はうっとりしていた。

「いいだろう!その話乗ったよ。」

「ありがとう。じゃあ、近いうちに連絡するよ。」

こうして私は砂漠を後にした。

 

16Dside

私は今レジスタンスキャンプにて先日発生した8B以下2名の脱走兵の行方、またこの地区担当の2B・9Sが8Bを捕縛を妨害した者の調査を行っています。

「16Dさ~ん。どうです。何か掴めました?」

「ああ、9Sさんですか。あなた方に本件へ関与する権限はありませんのでお教えすることはできません。」

「そうですか。でも気になるんです。死んだはずの11Bさんが生きているかも知れな・・・」

「黙ってください。先輩は降下作戦に参加して撃墜され 跡形 もなくなった。教えてくださったのはあなた方でしょう。」

「でも、あの時8Bは確かに11Bと・・・」

「跡形もなくなりました。何度も言わせないでください。」

すると、2Bさんが戻ってきました。

「いくよ。9S。私達にはどうしようもできない。」

「2B!」

「16D、9Sがすまない。」

そうして、2人は任務へと赴いていった。先輩、もし生きてるなら私の手で・・・

 

オマケ

「ジャッカス、どうだった。」

「正直なところどちらとも言えない。」

「でも、マークぐらいされてるんじゃないか。俺だったらそうするね。」

私にとっては彼女が犯人だろうが関係ない。それより、彼女から貰った図面で早速試作だ。

 




あの世界はヒートノイマン効果とか残ってるのかな?誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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