ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「いや、ただの力押しでどうにかなる相手じゃない!考えるから時間を頂戴!」
「分かりました!急いでください!」
何か、何かないか?このまま攻撃し続けるのは無理ね。私の体力が持たない。それに、銃を撃った所で簡単に死なないだろうしどうすれば・・・あ、ハッキング!でもその間ポポル1人に16Dの相手をさせる?そんなの無謀に近いしデボルが戻って2人でやれば何とかなるかも知れないけど、下手すると片方もしくは両方が死んじゃう。そんな事絶対にダメ。
「提案:このウォッチを16Dに直接装着させる。装着後ハッキングを行い目標を無力化可能。」
でも、今の彼女に接近するのは危険ね。とりあえず、デボルが戻ってくるまで待つしかないか。
「あ~、そのオレンジの光9Sさんが見たっていう光ですよね~。これは確実に黒ですよね~。あなたですか~。2Bさんが16D達を捕縛しようとした際に狙撃したの~。」
「あぁそれで16Dが間違って11Bの名前を出しちゃったのよ。」
「ラヴィさん、この件も後でしっかり話してくださいね。」
「結局先輩は生きてるんですか?」
「もうしらを切るのは無理そうだし教えてあげるわ。あなたの大事な11Bはしっかり生きてるわよ。」
すると、16Dの目が赤くなり顔も紅潮し始めた。
「あぁ、私は今でも先輩の事愛してますよ。先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩
先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩アハハハハハッアハハハハハ。」
16Dは狂ったように笑い声をあげ続けている。私達はあまりの光景に唖然としてしまった。完全にイカレてるわね。11Bが生きてるって言わない方が良かったのかしら。
「アハハハハハハハッ」
「shit!」
突っ込んでくる16Dを何とか躱す。16Dの攻撃への予備動作が読めなくなった。これは厳しいわよ。
「ラヴィさん!」
ガゴン!!
「アハハハハハハハハハハッ、アハっっ」
誰かが16Dの頭を後ろから殴りつけた。殴られた16Dは頭を押さえてうずくまっている。
「話はポポルから聞いてるわ。まったくなんでラヴィと関わるヨルハは非常識な奴しかいないのかしらね。」
「まったくよ。」
とりあえず急いでエージェントウォッチを16Dに装着させましょう。そう思い近づくと
「アハハハッハハハッハハハッ殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
「そろそろ、お寝んねの時間よ。16D起きたらゆっくりお話しましょうね。」
暴れる16Dを押さえつけエージェントウォッチを装着させた。すると、電池が切れたようにプツンと意識を失った。
「ラヴィ!」
「あら、私帰って来るなって言わなかった?11B?」
誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。