ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「8Bというヨルハ部隊の脱走兵のはなしからお願いします」
「あ~その話からね」
私は最初にあったのが8Bではなく、22B、64Bだったこと。2人に頼まれて8Bを迎えに行った。その時に仕方なく、2B、9Sをバレずに攻撃したこと。3人はいまパスカルの村にいる事を話した。
「ねぇラヴィ?11Bの件は脱走を企ててたと分からなかったから仕方ないとして、この件に関しては脱走兵だって分かって助けて、その時にヨルハ部隊に喧嘩を売るなんて、本当にお人好しね。それで、コイツが来たんでしょ。まったく」
「ごめんなさいね。お礼に何かして欲しい事ある?」
するとデボルがニコッと笑い
「じゃあ、明日のご飯は飛び切り美味しいのをお願い!」
「言われなくても豪華にするわよ」
すると、ずっと下を向いていたポポルが顔を上げ
「ラヴィさん?この件まだ話してない事ありますよね?幾らラヴィさんがお人好しだからって、2Bさん9Sさんと対峙している8Bさんを助けますか?何か取引でもあったんじゃないんですか?」
ちょっと、ポポルの勘鋭すぎないかしら?でも、あの情報を喋ってもいいものかしら。これは彼女たちを含めたアンドロイド全体の存在意義、今まで戦ってきた意義、彼らの払った犠牲が意味のないものだったと言う事になってしまう。悩んでいると、
「ラヴィ?」
「ラヴィさん?」
姉妹が私の両脇に来た。
「ラヴィ、私達もあなたの事裏切ったりしないわよ」
ポポルの方を見るとこっちを見て大きく頷いた。
「分かったわ。でも、この話はあなた達にとってはかなりつらい話になるわ。もしも途中で辛くなったら遠慮なく言ってね。いい?」
そして私は8Bを助けた報酬と聞いた衝撃の話をした。
数分後
「これが真実。2人とも大丈夫?」
2人はしばらく黙っていたけれど
「なるほどねー。もしこの話を知らない奴から聞かされてたら、私そいつに掴みかかったわ」
「確かに知らない人からこんな話されたら溜まったもんじゃないわよね」
「でも、私達はラヴィさんに出会って話しているうちに正直、私達が信じていた人類という存在が過度に誇張されていたものだと気づきましたし、それを踏まえて生活していると人類が本当にいるのか分らなくなっていました。それを今更、人類はもう居ないと言われても驚きませんよ。それに私達はレジスタンスキャンプの皆さんが優しくしてくれるから、戦い続けるんです。」
この姉妹・・・ホントカワ(・∀・)イイ!!そしてええ子や。
「じゃあ、そろそろ休みましょうか。今日はゆっくり休んで」
「あれ、ラヴィは一緒に寝ないの?」
「もし、私達が寝てる時に16Dが起きたら下手すると皆殺しにされるわよ」
「見張りなら私達も手伝います」
「いや、今日はいろんな事があったし、整理しなきゃいけない事もあるでしょ。だからゆっくりやすんで」
「わかりました。お言葉に甘えます。おやすみなさい」
「おやすみー」
「ええ、おやすみ」
ポポルさん感が鋭いね。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。