ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
あの後しばらくして姉妹も寝てしまった。寝顔を見ようと近づいて足をぶつけちゃったけど全く気にもせずスヤスヤ寝ていた。やっぱり疲れてたのね。私も壁にもたれ掛かった。
「はぁ~」
自分でも驚くほど大きなため息が出た。こんな事DCにいた頃はしょっちゅうだったけど、久しぶりにでたわね。今日の事を自分なりに振り返るなら散々な1日ってとこかしらね。まったく、結果的になんとかうまく収まったとはいえ、こんな大事になるとは思わなかったわ。でも、これからが大変になるわね。まず11Bと16Dとの関係を何とかしてあげたい。それには2人共直接話し合いをした方がいいでしょうね。でも下手すると、ヨルハに私達の事が全部バレちゃう。それだけは何としても避けないと。それに、目を覚ましてまだ私達に危害を加えようとするなら、殺害するしかないわね。いけない考え事してたら眠くなってきたわ。気を紛らわせる方法は・・・あ、
「音楽をランダムに再生。 音量は小さめでいいわ」
ランダムに流れてくる音楽に耳を傾けながら、私はDCでの出来事、ここに来てからの濃すぎる出来事を振り返り、懐かしみながら朝を迎えた。
朝
いつも通り起きる時間になったので、屋上にでて髪留めを解いて、眠気覚ましも兼ねて顔と髪を洗った。前に髪をあらった時から少し間が空きすぎていたので髪も多少べたついていたけれど、ある程度きれいになったと思う。タオルと朝日で粗方乾かした後下へ降りた。そろそろ皆起きてるかしら?下に着くと皆まだ寝ていた。昨日でかなり疲れたのは分かるけどそろそろ起きてもらいましょうか。
「ほら、朝よ11B起きて」
あらら?いつもの様にゆすっても11Bが起きない。まあ、とりあえず後回し。
「ほら、デボル起きて」
デボルもか。まったく仕方ないわね。
「ポポル起きてー。朝よー」
「デボル~まったくしかたないわね~」
いやいや仕方ないのはどっちよ。寝言まで言っちゃって。どうしようかしら。あ、この音源確か入ってたわよね。
「再生起床ラッパ、音量は最大ねー」
再生が始まった途端みんな飛び起きて来た。
「うるっさ!何々!何があったの!」
「ちょっとラヴィ!朝っぱらから流石にうるさいわよ!」
「あ、ラヴィさん。すいません、起こしていただいて。」
よし!みんな起きたわね。
「おはよ~みんな~」
「ちょっとラヴィ!てっきり16Dが暴れたか何かしたかと思ったじゃない!びっくりさせないでよ。」
「そうよ!あーびっくりした」
「すいません、ラヴィさん私、ラヴィさんと交代しようとか思ってたのに寝ちゃいましたね」
「悪いわね。寝坊助さんたちが揺すっても起きないし、ポポルの可愛い寝言も聞いちゃったしで、少し意地悪したくなっちゃってね。」
みんな下を向いていたし、なんならポポルは顔も真っ赤になっていた。
「すいません、突然爆音が聞こえたんですけど何事ですか・・・?あ、」
一番の寝坊助も目を覚ましたみたいね。
ストーリー進展なしで申し訳ありません。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。