ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第76話

エージェントside

「みなさんお元気ですね。あの子の子たちがラヴィさんに遊んで欲しいらしいんです。もし、お時間あれば遊んで頂けませんか?」

その後村の子供たちと遊んだ。ホントに3人共楽しそうにしてるわ。そろそろ日が沈み始める時間になって来たので帰ることにした。

「じゃあ、明日以降11Bを寄越すようにするわ」

「すまない、よろしく頼んだ。」

私は拠点に戻って夕飯の準備をしつつ近日行われる降下作戦について考えていた。

本当に何事も無く終わればいいけれど、そうなると明日はヘリの点検と整備でもしましょうかね。

「ただいまー」

11Bが帰って来た。

「お疲れ様。いつも悪いわね。貴方にばかりキツイ仕事を押し付けちゃって」

「いや大丈夫。最近私のせいでまた迷惑かけちゃったし、まだ私の事助けて貰った時の事すら恩返し出来てないし」

「良いのよ別に。私としては誰かと一緒にのんびり出来れば幸せなんだし」

「ラヴィの中の基準が分からないわ」

「知らない方が良いこともあるのよ。ところで11Bちょっとお願いがあるんだけど・・・」

私は8Bの提案を話した。

「どう、最悪ヨルハに捕まる危険もある。嫌なら断ってもいいわよ」

11Bは少し考えた後

「やるわ。私もあの村の雰囲気は大好きだしね。後、これは勝手な妄想なんだけど、もしあの村をヨルハが襲っても司令部はそれを隠ぺいすると思う。あくまで妄想だけどね」

「なるほどね。とにかく引き受けてくれてありがとう。じゃあ、明日からパスカルの村に行って数日お泊りしてきて」

「ただのお泊りになることを願うわ」

「まったくね。さて、ご飯食べましょ」

私達はそれぞれの出来事を話しながらご飯を食べ、その後仲良く眠りについた。にしてもそろそろこの食事にも飽きが来たわね。でもあと少しすれば小麦も収穫できるし楽しみね。

翌日

いつもの様に準備を整えた後、11Bは村に出発した。さて、こっちもボチボチ始めますか。屋上に行ってヘリのブルーシート外してエンジンの部分を点検した。出来れば定期的に動かすのが一番いいんだけど、これ乗ってるだけで悪目立ちしちゃうしなぁ・・・

CALL

ん?誰かしら

「やあ!ラヴィ元気してるかい!最近こっちに来てくれないから寂しくてね。実はだねー」

「ちょとちょと勝手に何やってるんですか!あ!デボルそっち行ったわよ!」

うるっさ!え?何これどうなってんの?

「お前らちょっと落ち着け!」

あ、なんか知らない人の声が入った。

「ラヴィ!久しぶりね!後でかけなおすから少し待ってて!」

「え、えぇ」

 




ストーリ展開が遅い事大変申し訳ありません。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。

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