ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「みんな乗った乗った」
3人が乗り込んでヘッドセットを装着した。
「だれか私の横に座る人いる?」
「私良いですか?」
お、珍しい。ポポルが手を挙げた。
「いいわよ。いらっしゃい」
「じゃあ離陸するわよ」
エンジンの出力を上げ、機体を浮かせ高度をとった。
「ラヴィ!これ凄いわね!私達飛んでるのよ!」
「私も、いつかはヨルハの機体に乗って空から皆を見下したいと思っていたんだが、こんな形で夢がかなうとは思わなかった。fooooooooooooooo!」
どんな夢よ。
「あんまり、騒がないの。それじゃ遊覧飛行とでも行きましょうか」
その後は廃墟都市や遊園地の辺りを飛行した。鳥が近くを飛んでたりとこっちも癒される時もあった。終始、デボル、ジャッカスもキャッキャしてて可愛らしかった。遊覧飛行を終えて屋上に着陸した。
「楽しめたかしら?」
「うん!すっごく楽しかった!空を飛ぶって楽しいわね!」
「貴重な時間だったな。憧れの空をしかもロストテクノロジーだと思ってたヘリコプターでなんて興奮が抑えられない!」
「どうだったポポル?」
「ラヴィさん出来たらで結構なんですけど、私にヘリの操縦を教えて頂けませんか?」
「構わないけど、どうしたの突然」
「いや、ラヴィさんが忙しいなら結構です!それに理由も大したものではないですし・・・」
「別に教えないとは言ってないわよ。それに大した理由じゃなくたって構わないから教えてくれない?」
「馬鹿にしないでくださいね。ただやってみたいなって思ったんです」
これはいわゆる趣味って奴かしらね?ホントこの世界の人類の科学技術には脱帽ね。
「あら、いいじゃない。「やってみたい」立派な理由だわ。ね?ジャッカス」
「そうさ!科学の発展も素朴な疑問から始まる物さ!だからその気持ちを大事にするといいさ」
あら、ジャッカスも偶にはいい事言うのね。
「ポポル、ラヴィの前くらいもう少し素直になれないの?あまりにも過去にとらわれちゃ進むものもないわよ」
デボルの言葉で気づいたのかしらね。顔を上げたポポルの顔は何だが少しすっきりした表情だった。
「ラヴィさん!私ヘリの操縦をやってみたいです!」
「いいわよ。ただし簡単な物じゃないわよ」
「はい!」
すると、デボルがスッと手を挙げた。
「話もまとまった所でご飯にしない?お腹すいちゃった」
「まぁ確かに。それにある程度の基礎知識もいるし、今日は座学して、明日以降から本格的にやりましょう」
「ごはん?私達には食事は必要ないだろう?」
「ジャッカス、最初はみんなそう言うのよ」
誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。