ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第80話

エージェントside

私達は拠点に入った後、私はご飯の準備をした。

「どうぞ召し上がれ」

「ふん。デボルがあまりにもうるさいからどんなものかと思ったけどただ肉を焼いただけかい?」

「いえいえ、ラヴィさんの料理はそこら辺の料理と違ってとっても美味しいんですよ!」

「ふ~ん。でもただの料理だろう?私達には別に必要ないものだ」

「良いのよポポル。興味のない奴はほっておけばいい。私達の取り分が増えて結構じゃない」

デボルも大人になったのかしらね?それとも本当に取り分が減るのが嫌なのかしら?

「ラヴィさん今日も美味しいです!」

「同じく!これがあれば何でも頑張れるわ!」

「そこまで言われると照れるわ///」

ごくッ

誰かの喉がなった気がした。

「そ、そこまで言うなら一切れ頂こうじゃないか」

「はい、どうぞ」

「ちょっとラヴィ!」

やっぱり取り分を気にしてたのね・・・

「ん!ラヴィ!さっきの発言は撤回する!これ凄くうまい!」

「慌てないの」

あの後デボルとジャッカスのヒートは続きポポルに叱られるといういつもの流れができた。食後私とポポルはヘリに関する座学を始めた。

 

16Dside

「ただいま帰還しました」

「そうか。どうだった?」

「自分の中で気持ちの整理もできました。私のわがままにわざわざ対応していただいてありがとうございます」

「構わん。それに我々も死亡が確認されている機体が生きているなんて初めての事態だ。その確認も兼ねてだ。別に問題ない。それでだ、明日の降下作戦に備えてデータのアップロードを済ませておいてくれ」

「了解しました」

正直、先輩のいないバンカーは嫌いだ。それに、あんなことを聞いたらなおさらだ。はあ、先輩、会いたいな。私はその後、司令官からの指示をわすれそのまま眠ってしまった。

 

「現在、敵の指揮系統は一時的な混乱状態にある。この好機を逃さず、人類軍は機械生命体に総攻撃をかけることが決定された。無論我々ヨルハ部隊も例外ではない」

私は今、出撃前です。司令官さんの演説を聞いてます。

「思い返せ!故郷を奪われた苦しみを!我々は諦めはしない!」

良く言いますね。そもそも地球を奪還したところで、私達を迎えてくれる故郷なんてありはしないのに。

「海を、空を、大地を、おぞましき機械生命体に奪われた地球を取り戻す!」

私にとって今は機械生命体より、このヨルハの方が正直おぞましいです。

「本作戦の成功をもって今ここでこの戦争を終わらせるのだ!」

戦争なんてとっくに終わってますよ。

「人類に栄光あれ!」

「「「人類に栄光あれ!」」」

私は動作こそすれどこの言葉を口には出さなかった。

 




やっとここまで来ました。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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