ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第83話

11Bside

「段々11Bも様になって来たな」

「私達に比べたらまだまだだけどな」

「あぁあん?」

「喋ってないで手を動かせお前ら」

畑仕事ってかなり疲れるわね。こりゃラヴィが1人でやろうとしないわけだ。まぁ何となく前の座学の時点で大変さは察してたんだけど、やってみると実感するわ。

「そろそろ休憩にするか」

8B合図で休憩となった。私が水をのんでいると、3人が笑った。

「どうしたの?」

「気づいてないのか?お前、脱走前は水なんて飲まなかったろ」

「確かに、ってアンタらも飲んでるじゃない」

「私達も最初は無意識だったんです。パスカルさんに指摘されてそれでそういえばってなったんです」

「なんでかしらね?ラヴィの影響かしら?」

「かもしれんな。ところで11Bどうした。なにか心配事でもあるのか?さっきから時折悩むような顔をしているからな」

8B、私そんな顔してた?

「ラヴィほどじゃないが私も良い勘してるだろう?お前が良かったら話せ。大丈夫だ誰にも言わん」

「実はね・・・」

私は16Dの事を話した。ある程度濁しはしたけど、ほとんど伝えたつもりだ。

「なるほど。その方が無事だといいですね」

「おい!静かにしろ。なんか聞こえないか?」

ジーーージーー--

なにか動作音のようなものが微かに聞こえて来た。

「なんでしょうかこの音」

「ヨルハの新兵器かそれとも新型の機械生命体かのどちらかだろう」

「ちょっとラヴィに通信してみてもいい?」

CALL

「どうしたの11B」

「さっきから鳴ってるこの音なんだかわかる?」

「そっちにも聞こえてるの?どうやら至る所で鳴ってるみたい。それで・・・」

ザー

「こちら・・・」

「待ってラヴィ混線してる。周波数を変えましょう」

「珍しいわね。了解この周波数に変更して」

本当、混線なんて珍しいわね。周波数を変更しようとした時だった。

「こちら16D!この通信が聞こえてるのなら応答を!」

16D!どうしたの!何があったの!聞こえてきた声は息も絶え絶えだった。それになぜほかのヨルハは応答しないの!?16D!

CALL

応答なし

「16D!16D!」

お願い・・・応答して・・・

「どうした!」

私の大声に驚いた3人もこっちに寄って来た。と、とりあえず周波数を変更して、

「ラヴィ!16Dが16Dが!」

「落ち着いて、11B何があったの」

「さっきの混線で喋ってたの16Dだった!それで何か息も絶え絶えで・・・」

「OK、他に情報は・・・ん?ちょっと待って」

少しの間が恐ろしく長い。

「不味い事になったわ。16Dがヨルハに攻撃されてるわ」

「なんですって!助けに行かないと!ラヴィ場所を教えて」

「それが、その村の市街地にでる入り口よ。11B急いで!」




誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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