ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第87話

エージェントside

「ジャッカス、アンタはいつでも元気ね」

「だって人生楽しまなければ損だと聞いたぞ」

「まぁ、間違いないわね」

「ラヴィさん、早い所2人のところに行かないと。幸い今なら、機械生命体も飛行ユニットも飛んでませんから」

ポポルが周囲を見回してそう言った。

「そうね、機体に損傷は・・・・ないかな?」

機体の無事を確認すると私達はヘリに乗り込んだ。

CALL

「遅くなったわね11B、今からそっちに向かうわ。16Dは大丈夫?」

「今のところ8B達のおかげでは応急処置できてる。けど、これじゃどうにもならない所があるの」

「了解、ラヴィアウト」

 

「なんか最後のラヴィカッコよかった」

へ?そういえば確かに今までは通信というより電話だったしね。

「ところでラヴィ、」

ふと、ジャッカスが声を上げた。

「私の聞き違いでなければ、11B、8Bの名前が聞こえたが、このふたりは片方は戦死、もう片方は脱走兵じゃなかったかい?」

一瞬の沈黙、

「沈黙は肯定と取るよ」

「えぇ、恐らくご想像の通りよ。因みに主犯は私ね。これが落ち着いたらすべて話すわ。だから今は協力してほしいの」

「私からもお願いします!」

「私も!」

するとジャッカスはやれやれ、といった表情を浮かべ、

「別に協力しないわけじゃない、その代わりこれから言う事を飲んでくれ」

「できる事なら」

「一つ、ラヴィ、これからも君の実験なんかに私を呼んで欲しい。

 二つ、そしてその時の成果は共有してほしい。

 三つ、きみがなぜ人類の知識をもっているか、それを話してほしい。以上だ」

再び少しの沈黙が流れた。

「いいわ、のった。正直もう少し吹っ掛けられると思ったわ」

「友人割引ということにしておいてくれ。ラヴィこれからもよろしく」

「こちらこそ。さて、着陸するわよ」

村の中央の広場に着陸した。ヘリから降りるとすぐに22B、64Bが駆け寄って来た。

「16Bさんは11Bさんと一緒です。案内します」

「この場所も気になるけれど、まずは仕事をしないとね」

私は22Bの肩をたたき叫ぶ

「悪いけど子供たちをヘリに近づけないようにパスカルに頼んで!すぐにどかすから!」

「わかった!!」

22Bがおどおどしているパスカルの元に走って行った。

「こっちです!」

小屋の中に入ると、そこには足におおきな傷のついた16Bと6B、11Bがいた。

「ラヴィ、無理を言ってごめんなさい」

「大丈夫。それより16Bよ。じゃあ、三人任せたわよ。私達は外に」

外に出た私達にパスカルが寄って来た。

「みなさんお疲れなようですね。ラヴィさん広場にあるアレには誰も近づかないように良く言い聞かせています」

「ありがとうパスカル。ごめんなさい、いつもこちらの都合に巻き込んでしまって」

「大丈夫ですよ。それにしてもこの辺りを統率する機械生命体が撃破されたという事でしたが、私が言うのもなんですが一筋縄では行かない物ですね」

「そうだな・・・」

「そもそも、その話本当なんですかね」

「また、プロパガンダだったりしてな」

「プロパガンダそれはなんていう意味の言葉ですか?」

話をしているとポポルが小屋から出て来て私達に手招きしている。

「パスカル、後でしっかり話すよ」

部屋に入ると手が血まみれになっているジャッカスと疲れ果てたデボル、先ほどの傷が塞がれている16B、その足元に大量の血に濡れた金属片が置いてあった。

「16D大丈夫?」

「はい、先輩大丈夫ですよ。8Bさん達も助けてくださってありがとうございます」

「話は聞いてたが、脱走兵を捜索してた奴に感謝されるって変な気分だな」

「で、16D何があったのよ。アンタがこんな風になるっていったい何があったのよ。ゆっくりでいいから話して」

「はい、私も突然の事で混乱してるんですけど・・・・」

~数分後~

「そんな事あり得るのかい?私はヨルハの事情に詳しくないんだ」

「普通ならあるわけねぇ。」

「もしや、バンカー側にも何かしらの攻撃があった可能性がいや、でもそんな事・・・」

脱走兵組も頭を捻っている。

「となるとバンカーにも連絡が取れないとなると状況はかなり悪そうね」

「とりあえず、何らかの方法でバンカーに連絡を取ったらいいんじゃないでしょうか」

「個人の装備で通信ができないんじゃレジスタンスキャンプに行くしかない」

「よし、ジャッカス、何度も申し訳ないんだけど、アネモネさんに連絡とってくれない?」

ジャッカスは頷くと無線機をとりだした

CALL

「アネモネ、ちょっといいか?」

すると背後で爆音が聞こえ、

「ジャッカスか!?この無線聞こえてるか!」

「聞こえてるどうしたんだ?」

「キャンプが攻撃うけてる!散会している連中に連絡したがつながらんくてな!焼け石に水かもしれんがさっさとこっちへこい!」

ジャッカスは私達に目配せした後、

「分かったそっちに行く。強力な援軍を連れてな!」

「了解!期待してるぞ!」

通信を終えたジャッカスはため息をついた。

「というわけだ。こんどはこっちに手を貸してくれ。」

「はぁ~、クソッたれなことに何事もうまくはいかない物ね」

「先は長いな」

「よし、ヘリを使おう。動くメンバーは私と、ジャッカス、デボル、ポポル、11B、16B。8B達はもしもに備えてここに残って。あっちの状況は不明だから詳しくは現地の上空で。よし、そろそろ切り替えますか。みんな準備しろ」

私が銃を軽く点検するとほかも、それに倣った。そして、小屋をでてパスカルに例をした後、私達はヘリに乗り込み離陸した。

 

 

 

 

 

 




ただいま帰還しました。これからもボチボチ投稿していきます。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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