ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~   作:い湯め

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第89話

エージェントside

「リロード!!」

降下した時よりも幾らか前線の押し上げは出来たけど、未だ数は多いわね。でも機械生命体の攻撃が弱まって来つつある。その手応えがあった。

「ラヴィ、このまま行けば何とかなりそうよ!」

「了解、デボルもポポルも2人ともいい仕事してるわよ」

ダンっ、ダンっ

機械生命体のコアを的確に狙い、倒していく。所詮は機械だ。

ズダダダダ、ズダダダダ

後ろからはジャッカスが機関銃を断続的に撃ちまくっている。

「畜生!しくじっちまった!」

「1人やられたぞ!」

「待ってろ、今行く!」

「アネモネ!?」

ジャッカスが驚くのも無理はない。アネモネさんが負傷した味方を助けようと遮蔽物から出たのだ。

「援護射撃!!なんで司令官たる人が前出るのよっ」

ダンっダンっ

アネモネさんに近い機械生命体から始末していく。そこでふと気づいた。機関銃の発砲音がしない。

「ジャッカス?どうしたの?何かトラブル?」

「ラヴィ、リロードの仕方がわからない」

あ、そうか。そうだったわね!レジスタンスにはこれを扱う知識が無いものね!

「待ってて、今行くから。11B、アネモネさんに奴らを行かせないで」

私は立ち上がり射撃しつつジャッカスの所へ移動した。

「寄越して!」

私は急いでバックパックから弾を取り出すと、急いで機関銃に給弾した。

「しっかり狙って、無駄に撃たないで」

「すまない」

私は再びアネモネさんの方へ目をやる。どうやら負傷した味方を引きづるらしい。現在、11Bが敵を抑えているが遠距離攻撃が狙ってるし、流れ弾に当たる可能性もあった。とにかく、アネモネさんを下げないと。

「smoke out!!」

スモークグレネードを投げ私もアネモネさんの所へ駆け寄り引きづるのを手伝う。その間も片手でハンドガンを制圧も兼ねて撃つ。

「部下を思うのは大事ですが、このような行動は勘弁してください、司令官」

「すまんな恩に着る」

「2人とも俺が不甲斐ないばっかりにすみません...」

しかし、私が片手で引っ張っているため、あまり速度がでない。両腕で引っ張れるといいんだけど・・・彼、損傷してるのは足だけね。なら両腕は使えるのね。

「くよくよしてる暇があるなら撃ち返せ!」

そう私が怒鳴ると、彼はすぐさま撃ち始めた。そうして何とか彼を遮蔽物まで引きづり、彼はメディックの治療を受ている。私は再びライフルを撃つ。また少し経った頃

CALL

「ラヴィ、上から見てる限り、あとほんの少しよ!」

「了解!!ジャッカス、行くわよ!」

私が遮蔽物を飛び出すと、少し遅れてジャッカスが飛び出した。それにならってレジスタンスも飛び出してきた。今まで押されていたのがうその様に押し返せた。

「これで最後!」

最後の機械生命体を11Bがスクラップにした。

「ラヴィより、キューティシスターズへ上から見てどうかしら」

「ラヴィ今私達の事なんてよんだの?機械生命体は全部鉄屑にかわったわ」

「了解、オールクリア。それじゃ司令官通信機をお借りします。16Dどうぞ。ジャッカス、11Bは休んでて。よし、ポポル仕上げよ。誘導するから、ヘリを着陸させて」

さて、ようやく一息付けそうね。




アメリカ海兵隊のM27IARの例もありますし未来の分隊支援火器ってどうなってるんですかね。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。
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