ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
エージェントside
「風前の灯?何を言ってるんだ?まずお前は誰だ?」
「私は誰かって?それは秘密でーすww。そんな事よりバンカーはもうおしまいでーす。転送装置が使えないのもそのせい。ねぇどんな気持ち?この作戦始まる前から失敗するって運命だったの。それを知らずに皆、死に物狂いでハハッ美しいねぇ」
「黙れクソガキ」
私は無線機を切った。
「全員通信を切れ。安心して。多分なんとかできると思う」
みんな私の声に驚きつつ無線を切った。私は転送装置にエージェントウォッチをつなげハッキングを開始した。
「ラヴィどうするの?」
「とりあえず、この転送装置を使えるようにする。今、やってみてる感じ、どうにかできるのはこの装置だけ。根本的に解決するなら、バンカー側のウイルスを除去しないと」
「つまり、バンカーに乗り込めって言うんですか?私、汚染に備えてブラックボックス信号の周波数を変えちゃったんですけど・・・」
「ラヴィ!君はそんなことまでできるのかい?」
ジャッカスが興奮して私の腕に抱き着いて来た。
「やめてジャッカス手元が狂うわ」
そんなこんなでハッキングにが完了した。それと同時にデボル、ポポルも装置自体の点検は終了したようだった。
「よし、11B、16Dいける?」
11Bの顔が露骨に嫌な顔になった。
「分かってるわよ。16Dを1人で行かせる訳にはいかないってことくらい。でも、嫌な物は嫌じゃない。それにもし、ウイルス汚染が解けたら私、拘束されるかもしれないでしょ?」
すると、16Dが立ち上がり11Bに近づくと突然11Bを抱擁した。
「おぉ~」
「ジャッカス黙ってろ」
16Dは何も言わない。
「16Dどうしたの。あのー離して欲しいんだけど。は、恥ずかしいから」
「いや、言われてみればそうだなと。もしもに備えて味わっとこうと思って」
16Dはそういうと11Bから離れた。なお、11Bはいまだに思考停止している。私は11Bの肩を叩いて
「11B大丈夫よ。16Dと組んだあなたは最強でしょ?なんなら司令官の事殴ってきたら?」
「そうね。そうするわ。ふふ、あいつらの驚いた顔が想像できるわ」
「そういうことなら急いだほうがいい。早いことに越したことはないからね」
「11B、これ持って行って」
私はエージェントウォッチを投げて渡した。
「これを使ってウイルスを取り除いた後、バンカーの信号を切り替えてデヴィジョンのシステムでカバーする。あっちに行ったらこれをコンソールにでもつないくれればいいわ。時間が掛かるかもしれないけど、確実にうまく行くと思う。でも、信号を変更するということは、地上にいるヨルハ部隊は諦めるしかないの。ちから不足でごめんなさい」
「ラヴィさん、これでも十分な方ですよ」
2人は転送装置に入って行った。
「2人には辛い決断をさせてしまったな」
「そうね・・・」
すると、アネモネさんがこちらに寄って来た。
「ひと段落か?ところでラヴィ一つ聞きたい。先ほど言っていた11Bはあれは本当に11Bか」
「ええ、本物よ」
「なら、問題だ。あれは脱走兵だぞ。なんで匿ってる。それにお前には聞きたいことが山ほどあるしな」
「11Bたちが戻って来るまでならいくらでも話すわよ。ジャッカスの件もここで話しましょうか」
そこで私達も一息つこうとアネモネさんとジャッカスについて行こうとした時だった。
「ラヴィ、あれ・・・」
空に小さな点のような物が見えた。それは最初鳥かと思ったが徐々に近づいてきていた。あれは!マズイ!
「incoming!!!」
私は近くにいたアネモネさんを突き飛ばし、向かってくる飛行ユニットに射撃した。
「いっっ!!」
私の足に一瞬だが痛みが走った。しかし、これは銃創などではない。恐らく大丈夫だろう。
「さぁ立って!」
「ラヴィさんあれ、さっき追い払った飛行ユニットですよ!」
休憩していた姉妹が出て来た。
「ラヴィ、大丈夫?まったく、ラヴィのところに来るヨルハってなんでどいつもこいつも非常識な奴ばっかりなのかしらね!!」
そんなの私が知りたいわよ。まったく。
後半、グダってしまってますね。すいません。誤字脱字、解釈不一致あれば申しつけください。今回も読んでいただきありがとうございました。