ニーアオートマタ~荒廃した世界でエージェントは何をなす~ 作:い湯め
11B、16Dside
時は少し戻りまして・・・
私が先に転送装置に入った。はぁこれが開いたら、あの思い出したくないバンカーか。そして、起動ログが流れ、転送装置の扉が開いた。
「あぁクソ、最悪」
扉が開くと汚染され、目が赤く光っている司令部要員と目が合った。私は向かってくる奴を掴み向かってくる集団に投げつける。そして、切りかかってくる奴の刃を受け止め、力任せに押し返す。すると、扉が開き16Dが出て来た。
「あぁうそ、そんなっ」
「全く、どうやら私達が思ってたよりも状況は悪いみたいよ」
「とりあえず、先輩とりあえず、コンソールにラヴィさんの奴を繋ぎましょう」
「そうね。ところでこいつ等どうするの?私は殺しても別に構わないけど、どうする?」
「ダメです。殺したらそもそもここに来た意味ないです。でも、邪魔ですね。これ位ならOKかと」
そういうと近くの奴の顔面を思いきり殴りつけた。殴られた奴はよろけてフラフラになっていた。
「アンタそれ手痛くないの?」
「痛いは痛いですよ?でも、先輩忘れてません?私、元防御型ですよ?」
「そうだったわね。でも、確かにコレ良いわね。使える」
私も片っ端に向かってくる連中に格闘技を決め込んだ。そして、コンソールにたどり着きラヴィから貰ったウォッチを接続した。
「ウイルスの除去を開始」
よし、後はこれが終わるまでこいつ等を殴るだけね。
「君たち強いねー!!」
先ほどの声が響いた。
「バンカーはもうお終いだって分かんないの??そんなことをしたって無駄なの、分かる?」
大きな爆音と共に地面が揺れる。
「あーあ、2人共行っちゃった。2Bちゃんと9S君。でもでも、2Bちゃんの方にはしっかりプレゼントできたみたい。君たちもあの2人みたいに仲いいね!互いに背中を預ける相棒って感じ、でも皆死んじゃうね」
「ホントうるさいわね。このクソガキ。少しは静かにできないの?」
「私達は勝機があるからここに居るんですよ。バンカーの皆は救い出します」
「ウイルス除去率、60%」
「何言ってんの?無理だって諦め・・・」
「ウイルス除去率、90%」
「ウイルス除去率、100%」
「おしゃべりは身を亡ぼすわよ」
ウイルス除去が完了すると、一瞬照明が落ち、皆パタッと糸が切れたように倒れた。繋がれたコンソールにはオレンジの丸が映し出されていた。コンソールからウォッチを外した。
「これ、大丈夫です?」
「大丈夫よ。アンタが正気失ってた時もこんな感じで鎮圧したのよ」
16Dはさっと顔を下げた。
「その節はご迷惑をおかけしました」
「あれ?私達は一体・・・」
「なんか頬がめっちゃ痛い」
先ほどまで糸が切れたようにしていた、司令部要員共が起き始めた。
「先輩そろそろ・・・」
16Dが小声で囁いた。
「おい!なぜ貴様がここに居る!11B!!」
やっぱり来たわね。お久しぶりですね。クソ司令官。
クリスマスなのにこれ書いて一日が終了しました。皆さま良いクリスマスでしたか?誤字脱字、解釈不一致あれば申し付けください。今回も読んでいただきありがとうございました。