ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
天皇賞秋から約一ヶ月 11月後半
ルドルフ「ふぅ…一段落はついたかな?」
ルドルフはエアグルーヴら生徒会役員に声をかける
エアグルーヴ「パンフレットは既に発注済み、ブライアン?ポスターの用意は?」
ブライアン「既にデザインは完成、テスト印刷待ちだ」
ルドルフ「了解した、今年も間に合いそうだな…」
エアグルーヴ「有馬記念用の学園内で配る配布物やらポスター、URAの物を流用するのは駄目なんですか?」
ルドルフ「うちの理事長が作った方が面白くなるだろうと言ってるからな…流石に毎G1事に作れという話なら骨が折れるが…年に一回だからな…」
ブライアン「ポスターの表紙を飾った時は嬉しかったな」
ルドルフ「あぁ…ブライアンのも以前作ったな」
エアグルーヴ「まぁ…本人達が喜んでいるのなら作ってる私達も嬉しいものですが…」
ルドルフ「今年は難儀したな…配置であそこまで揉めるとは」
ブライアン「理由はともあれ不祥事をおこしたウマ娘を目立たせる訳にはな」
ルドルフ「あぁ…まだ、解決した訳じゃないしな」
エアグルーヴ「仕方無いですよ」
ガチャ
秋川「邪魔するぞ〜」
たづな「お邪魔します」
ルドルフ「理事長?何用ですか?」
秋川「いや、何か用が有る訳では無いぞ…進捗状況が知りたくてな」
ルドルフ「進捗状況は極めて順調です。有馬まで残り一ヶ月、身を引き締め年末の祭典を迎える次第です」
秋川「分かった、パンフレット、ポスターは完成次第、完成品を理事長室まで持ってくるように」
「はい!」
秋川「色々あったが良き有馬記念となるよう頑張ろう…みんなの力を合わせ!」
ルドルフ「必ずや…!」
数日後
トレセン学園にあまり降ることの無い雪が降りしきる
12月某日
練習をする生徒達は防寒着着用の元練習に取り組んでいる
スペ「うわぁ…!雪ですね~スズカさんこっちでも雪が見れるなんて!」
スズカ「そうね…久しぶりに見れて嬉しいわねスペちゃん」
スペ「はい!」
テイオー「寒くて嬉しいの…?ボク寒いの苦手なのにぃー鼻水トマラナイヨ-」
マックイーン「拭いてくださいまし…」
ゴルシ「にしてもすげー雪だな!」
ダスカ「寒波が来てるみたいね」
ゴルシ「そっか!なら、雪合戦して遊ぼーぜトレーナー!」
沖野「だな!ってんな訳ねぇだろ…普通に練習するぞ有馬が近いしな!今日は悪路トレーニングにうってつけだろ?あ、蹄鉄滑るから上から足を落とすように走れよ?じゃないと滑るぞ」
「はーい!」
スピカメンバー達がランニングしていると坂路ではミホノブルボンのチーム、近くではライスシャワーもトレーニングしている場面に遭遇した。
「スイーツ!スイーツ!」
スペ「ブルボンさんと…ライスさんだ結構近くで練習してるんですね」
スズカ「二人とも実は仲良し…なんてことないかしら?」
スペ「そうだと良いですよね!二人がとっても仲良しなの知ってますし」
ゴルシ「…あんまり喋りながら走ったら転ぶぞ〜?」
2人「はーい!」
マックイーン「トレーナーさん…あそこにブルボンさんとライスさんが居ますわね」
沖野「ん?気になるのか?」
マックイーン「そりゃ…おばあ様から何かあったらライスさんやブルボンさんをよろしくと言われてますし第一…」
沖野「ライバルはテイオーだけじゃ無いって事か?なるほどな」
マックイーン「えぇ…天皇賞春の敗北のままでおちおち引き下がれませんわ…!」
沖野「マックイーンならきっと勝てる、ライスシャワーやトウカイテイオーにも…!その為には治すんだぞ?脚…」
マックイーン「勿論ですわ!わたくしはメジロのウマ娘、メジロマックイーンですわ!ターフの名優は復活しますわ…!ターフに絶対に!」
沖野「おう…!みんな待ってる…俺もマックイーンの走る所が早く見たいぜ」
マックイーン「はい…!必ず」
黒沼「ブルボン!もう一本行けるか?」
ブルボン「はい!行けます…!」
黒沼「有マも近いしな…勝つ気で走れ!」
ブルボン「はい!マスター!」
ライスのトレーナー「ライス!半年間は出れないけれども…!練習を疎かにしたらいけないわ!」
ライス「うん!お姉様、もう一本頑張るね!」
二人は、他のウマ娘達は有馬に勝つ為に精一杯練習を重ねている。
そして、有馬記念当日を迎える。
赤坂「ミホノブルボン!ミホノブルボン!最後の直線で掛ってしまったか!?」
ブルボン「くっ…ここで掛りが…!」
ミホノブルボンは掛かってしまい6着になってしまった。
とこ…とこ…
美浦「ブルボン…」
ブルボン「お父様…申し訳ありません、あのような場所で掛りが起きたのはトレーニング不足なのとコースの覚え込みが…」
美浦「あのような強敵に6着は凄いぞ!」
ナデ…ナデ…
ブルボン「うっ…うっ…」
美浦「ブルボン?泣いているのか…?」
ブルボン「ぅ…は…い」
美浦「負ける事もまた勝つ為に通る道である…」
ブルボン(ライスさんには強くあたるのに私には…家族と言えど…本当、マックイーンさんのおばあ様は凄い方です…)
美濃部「秋川ちゃ〜ん」
秋川「秋川ちゃんと呼ぶな!」
美濃部「ライスシャワーとミホノブルボンの話はどうなった?」
秋川「…来月には動く予定だぞ」
美濃部「年明けね…分かりました。策はあるのね?」
秋川「あぁ…その為には美濃部とメジロのおばあ様の力も借りたい…」
美濃部「私の力で良ければ貸しますよ?」
秋川「あぁ…ありがとう」
天皇賞春まで残り 4ヶ月と少し