ウマ娘プリティーダービー Next stories   作:クマ提督

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第19レース 真実は語られ元凶は許しを請う

年が明け

トレセン学園の学業が始まった頃

学園内にてマスコミを入れ記者会見を開こうと準備が進められている。ミホノブルボンが次のレース何に出るか?今年の目標等をマスコミへ示す為のものである。流石、URA幹事長の立場なだけはある

 

黒沼「ブルボン、例の件のことについてなら今度の記者会見でやるしか無いな…心の準備をしておけ」

ブルボン「はい、マスター」

黒沼「もう一度ブルボンとライスが戦う所が見たい」

ブルボン「はい私もライスさんと戦いたいです…」

 

トルル…トルル…

 

マックイーン「はい…あら?おばあ様?なんですの?」

おばあ様「ブルボンさんのトレーナーさんから…動くそうですわ」

マックイーン「遂に…動きますのね」

おばあ様「えぇ、動きますそのうちにあなたにも分かる事でしょう」

マックイーン「私は…その記者会見とやらに出ないほうが良いのですか?」

おばあ様「貴方が気になるのも分かります。ですがあなたは療養中でしょ?幾ら治るとしてもしっかり完治してから…」

マックイーン「…分かりましたわ、おばあ様後はよろしくおねがいします。ライスさんとブルボンさんを…救ってくださいまし!」

おばあ様「メジロの名にかけて…救います。あなたと激戦を繰り広げた人を救う為に」

マックイーン「はい…よろしくおねがいします!」

 

イクノ「…ライスさんとブルボンさんやはり喧嘩等してないのですね?」メガネクイッ

 

マックイーン「イクノさん…聞いてましたのね?このことはくれぐれも内密にお願いしますわ…他人にあまり伝えたく…」

イクノ「分かってます。聞かなかった事にします」

マックイーン「ありがとうございます…」

イクノ(大変ですねマックイーンさんも…)

 

記者会見当日

 

司会「本日はミホノブルボンの記者会見にお越しいただき誠にありがとうございます。もう間もなくブルボンが来ますのでお待ち下さい」

 

美浦「ブルボン、頑張ってこい」

ブルボン「はい…」

 

すた…すた…

 

司会「ブルボンさん、今日はよろしくおねがいします」

ブルボン「はい!こんにちは…よろしくおねがいします」

司会「ブルボンさん!次回の出走予定は?」

ブルボン「はい、天皇賞春を予定しています」

司会「天皇賞春!良いですね是非優勝目指して頑張ってください!記者の方で何か質問のある方はいらっしゃいますか?」

 

記者A「ズバリ!天皇賞春ではライバルも出られると思われますが誰を超えたいですか?」

ブルボン「そうですね…ライスシャワーをこの淀の坂で超えたいですね…」

記者A「なるほど…ライスシャワー!ぜひ淀の坂でも超えてください」

ブルボン「はい、頑張ります」

 

司会「では、お次に質問のある方!」

 

「はい」

 

司会「はい!お願いします…っ…?あなたウマ娘…?」

ライス「ウマ娘、ライスシャワーです」

 

記者B「ライスシャワーだと…?なぜここへ!?」

記者C「ライスシャワーさん!お聞きします!ミホノブルボンさんとの仲は…」

ライス「悪くありません」

記者C「悪くない…?」

 

美浦「司会!部外者をつまみ出せ!」

司会「つまみ出しませんよ…」

美浦「何故だ!?」

南坂「改めて自己紹介致します。トレセン学園チームカノープス専属トレーナー南坂と申します」

美浦「カノープスのトレーナー…?まさか…!?」

 

ガララッと勢いよく扉が開いた。

 

秋川「ついにこの時が訪れたな!これで終わりだ美浦よ…我々、ライスシャワーに課した処分取り消してもらうぞ」

 

おばあ様「美浦…三冠を取れなかったその気持ちは理解できますが、ライスシャワーに対しての誹謗中傷の煽動、一部記者等を使いマスコミをも動かした。それらは許し難き暴挙である!そのような者が競を語ってくれるな!」

美濃部「明らかにしましょうか!真実を…当事者の口から」

 

ブルボン「…お父様は、私が三冠を取れなかった後からおかしくなりました。今まではそんな事なかったのに何かにつけライスシャワーの名を出すようになり」

美浦「ブルボン…やめろ!」

 

ブルボン「私聞いてしまいました…ライスシャワーを潰すことは出来ないかと…私のマスター黒沼トレーナーと話している所を…」

美浦「黒沼…そんな事は無かったよな!無かったよな!」

黒沼「ブルボンの発言は全て真実です。何なら私のスマホに美浦がそのように発言している動画がございます」

 

記者達は騒然としている。それもそうだいきなり重大なニュースが飛び込んで来たからだ。中には自身の報道会社へ速報として流そうとしている記者が居るくらいだ

 

美浦「黒沼!?私を裏切るのか!?」

黒沼「裏切る?俺はハナからお前の手下じゃねーぞ?」

美浦「なんだと…?」

黒沼「中央トレセンのトレーナーの繋がり舐めるんじゃねぇ!ブルボンから全て聞いてたんだよ!ブルボンの怪我…お前があんな事を言ったのを聞いたから起きたんじゃねーのかな?」

美浦「そんな事あるか!あの怪我は事故だ!しかしトレセンの全てのトレーナーに筒抜けか…」

 

黒沼「第一!ブルボンとライスシャワーの勝負に水をさすんじゃねぇ!勝負させてやれよ!」

美浦「ブルボンが負けたところを見たくない…」

黒沼「ブルボンが負けるのを見たくないのは俺だってそうだ!しかし…全力を出した時にこそ人はまた強くなる…ライスシャワーはブルボンの後ろをずっと追っていた。スプリングSだって皐月賞だって日本ダービー、京都新聞杯…そして菊花賞。遂にミホノブルボン、ライバルを超えた瞬間だ、そこで…何故勝者を称える拍手が起きない!何故報道でライスの名よりブルボンの名が大きいのだ!それがライスシャワーにとってどれほどの屈辱が分かるか…?いや、分からないだろうな…美浦には」

 

美浦「ははは…分からないな…私はどうすべきだ?」

黒沼「ライスシャワー、お前から言え」

ライス「はい…美浦さんもう二度とライスやブルボンさん、他のウマ娘に関わらないで下さい。迷惑です」

黒沼「ブルボンは責任を持って俺が育て上げる。だから…安心してくれ」

 

記者B「美浦さん!前回の強要された記者というのはどちらの…?」

美濃部「どうやら…その記者というのは金で雇われ記事を書いたとの事でした。こちらはURAとして正式に文章で回答致しますのでこちらを…」

 

すた…すた…

 

ライス「あれヤラセだったんだ…酷いことするね!お金で雇われる方も悪いけど…!あなたが一番悪いよ!ねぇ…ウマ娘の力で殴られたらどうなるか確かめてみない?」

美浦「そ…そんな事をしたら…」

ライス「なんてね…しないよ。そんな事したらライス、悪い子になっちゃうもん…そもそもあなたに関わりたくないし触りたくもない」

ブルボン「…あなたは私の父です。そこは変わりません…出来るものなら変わってほしいです…」

美浦「…私じゃ嫌かそうだよな…こんな父親」

ブルボン「いえ…今のあなたなら嫌ですが、良き人に良き父親になってくれたら…私は構いません今回の件が許されたら…また、一緒に…」

ライス「ブルボンさんは…それでいいの?」

ブルボン「はい、私の父親ですし私に関する事に関しては許します」

ライス「ブルボンさんが許してもライスは…私はあなたを許さないです…それは理解して」

美浦「あぁ…」

南坂「記者会見はこれにて終了致します。この後URAから会見を予定しております。予定の開いてる方はご案内致します」

 

記者達は南坂の後に続き会見場を後にした。

 

秋川「ライス!ブルボン!よくやったぞ!これで美浦も幹事長を降りるだろう」

たづな「後の事は私達に任せてください!お二方は寮に戻られてください」

 

二人「はい!」

 

寮へ続く道

 

ライス「ブルボンさん…これで私出れるよね天皇賞春」

ブルボン「出れます。私怨による制裁ですもの…それを提言した張本人もこれで…」

ライス「ブルボンさん…ありがとうライスの事を言ってくれて」

ブルボン「私より…黒沼トレーナーにありがとうと言うべきだと思いますよ」

ライス「そっか…ライスがブルボンさんを超えた理由を言ってくれてたね…ずっとブルボンさんについてく…ついてく…ってしてたね」

ブルボン「えぇ、そしてついていった結果があの菊花賞優勝です」

ライス「えへへ…照れちゃうな」

ブルボン「ですが、私だって負けません!ついていく事は私にだって出来ます!天皇賞春は負けませんよ!」

ライス「うん!ブルボンさん…絶対に負けないよ…もう一度ブルボンさんに勝ってみせるから!」

 

こうして二人は共に次は勝つと誓いあったのである。

 

その頃、生徒会長室

ブライアン「私も天皇賞春に出走するぞ」

ルドルフ「阪神大賞典に勝てば…優先出走権が得られるが…今年は恐らくマヤノが出てくるぞ!」

ブライアン「変幻自在の脚質の持ち主か…なぁにその脚で追いつけないほど千切れば良いだけだ…!」

ルドルフ「期待してるよ…ブライアン」

ブライアン「あぁ…盾を飾る場所を作って待っていてくれ」

ルドルフ「ハハッ、気が早いな…」

 

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