ウマ娘プリティーダービー Next stories   作:クマ提督

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第26レース もう一つのファン投票レース、宝塚記念

キタサンブラックら次世代のウマ娘達が練習試合を終え

 

約一ヶ月が経過した

 

トウカイテイオー、メジロマックイーンこの二人も来る宝塚記念、二人の公式戦復帰の為の練習を始めたのだった

 

ライスシャワー、彼女もミホノブルボンと共に中距離勝利の為に練習を開始したのだった。

 

5月某日

 

沖野「テイオー、マックイーン!二人の実力はそれ位か!?それ位なのか!?」

 

テイオー「なわけ…」

マックイーン「ありませんわ!」

沖野「よし!ならもう一本いくぞ!」

 

二人「おぉ〜!!」

 

スペ「張り切ってますねテイオーさんとマックイーンさん」

スズカ「念願の再戦だもの張り切るわ」

ダスカ「怪我で出走出来なかったレースが遂に見れるのね!」

ウオッカ「うぉーTM対決再びか〜早く見たいぜ!」

ゴルシ「しかも…?今度は中距離2200メートルだ前回の天春とは違いテイオーに分があるどっちが勝つか楽しみだな」

スペ「ですね!」

キタサン「楽しみです!絶対応援に行かなきゃねダイヤちゃん!」

ダイヤ「うん!そうだねキタちゃん」

沖野「今年は京都競場で宝塚記念だからな…新幹線でも乗ってみんなで見に行くか!」

 

スペ「良いですね!久しぶりに硬いアイス食べたいです!」

スズカ「スペちゃん…まだ先の話よ?」

マックイーン「硬いアイス!」

テイオー「本当っ!マックイーンてばスイーツの名前聞くとすっ飛んでくよね〜」

マックイーン「スイーツは別ですわ!」

ゴルシ「…また太るぞぉ」

マックイーン「またってなんですの?またって!」

 

そんなスピカの様子を伺うウマ娘がいた

 

ライスシャワーだ

 

ブルボン「相変わらず、あのチームは楽しそうですね」

ライス「うん…」

ブルボン「我々はトレーニングを積む他に手はありません、ライスさん!宝塚記念でマックイーンさんやテイオーさんに勝ちたいのですよね?」

ライス「うん…!ライス頑張るね!」

 

そう言いライスとブルボンは坂路トレーニングを再開した。

 

ライスのトレーナー「併せ感謝するわ黒沼」

黒沼「感謝しなければいけないのはこちらだ、ライスとブルボンはライバル同士だ二人でトレーニングを積めばライスだけじゃないブルボンの練習にもなるからな」

ライスのトレーナー「宝塚…大丈夫かしら?」

黒沼「なんだ?不安か?」

ライスのトレーナー「えぇ…第一、中距離で勝ったこともなければ相手にはテイオーとマックイーン、しかも春天の後ぶっつけ本番脚も不安だわ」

黒沼「中距離で勝ててなくとも善戦してるだろ担当トレーナーが信じなくてどうする」

ライスのトレーナー「信じる…確かにそうね彼女を一番信じなければいけないのは私ね…でも脚の不安は取り除け無いわ」

黒沼「それは大丈夫だ問題無い」

 

と一言いい黒沼は何処かへ電話をかけた

 

黒沼「ああ、二人を頼む」

ライスのトレーナー「?」

黒沼「ブルボン、ライス!トレーニングは終了だ戻って来い」

 

とインカムで連絡した

 

ブルボン「了解、マスター ライスさん戻りましょう」

ライス「は、はい」

 

ライスとブルボンが戻って来ると黒沼は口を開いた。

 

黒沼「ライス、ブルボン寮に戻り宿泊の用意をしろ」

ブルボン「…宿泊ですか?」

ライス「ヒシアマゾンさんやフジキセキさんに言わなくて大丈夫ですか?」

ライスのトレーナー「宿泊!?今から…!?急すぎない?」

黒沼「安心しろ、寮長ともう一か所には連絡を入れた」

ライスのトレーナー「もう一箇所…?」

黒沼「ライス、ブルボン!寮に戻り準備をしろ、以上だ」

ライス「どうすれば良いの…?お姉様」

ライスのトレーナー「よく分からないけど戻って準備してちょうだい」

ブルボン「戻りましょうか…宿泊の用意しましょう」

ライス「うん…」

ライスのトレーナー「黒沼…一体宿泊って何をするつもりなの…?」

 

二人は寮へと足早に駆けて行った。

 

一時間後

 

トレセン学園 校門付近

 

ライス達が待っている所に一台の車がやって来た。

 

マックイーン「二人とも〜お乗りになって下さいまし」

テイオー「やっほ〜」

ライス「マックイーンさんにテイオーさん?え?なんで…」

黒沼「今から二人にはメジロ家の療養所に向かってもらう」

ブルボン「マスター、療養所とは療養する為の施設では?二人とも健康です」

黒沼「健康だなしかし、ライスは春天を走ってまだ日が浅いゆっくりと身体を休めなければいけない無理をすれば身体を壊すブルボン、お前だって過去に故障しただろう身体を壊さない保証は無いブルボン、休める時に休んでおいた方が良い」

ブルボン「分かりました」

黒沼「マックイーン、お誘い感謝する」

マックイーン「お礼ならおばあ様に」

 

ライスとブルボンはメジロ家の車に乗り込んだ

 

じいや「では、発車しますぞライス様、ブルボン様はシートベルトを着用して下さい」

ライス「はい…」

ブルボン「…了解」

 

ライス「マックイーンさん…療養所で何するの?」

マックイーン「…療養と言いましても身体を休めにですけどね丁度テイオーを連れて行こうと思っていたらおばあ様がライスさんとブルボンさんも連れて行きなさいとの事でして…」

テイオー「療養所の温泉はすっごく気持ち良いよ〜」

ブルボン「温泉ですか…良さそうですね」

テイオー「ブルボンって見るからに硬そうだよね」

マックイーン「テイオー!よしなさ」

ブルボン「いえ…成績はいつも逃げ切り独走しています」

 

マックイーン「…」

ライス「…」

テイオー「…そういう事じゃないよ?」

ブルボン「…どういう事でしょう?」

 

フフッ

 

自然と笑みがこぼれた

 

ブルボン「笑うような事なのですか?ライスさん」

ライス「ごめん…ライス耐えられなかった…ブルボンさん硬いって頭が硬いんじゃなくてテイオーさんが言ってるのは身体が硬そうだって事だよ」

ブルボン「そうですか?テイオーさん」

テイオー「うんそういう事だね」

ブルボン「硬くありませんよ寧ろライスの方が…」

ライス「ブ、ブルボンさん!?そんな事を何処で…」

ブルボン「テイオーさんに教えて頂きました」

テイオー「ギクッ!ギクッ!」

ライス「助けて〜マックイーンさーん」

マックイーン「テイオー、身体もっと柔らかくしたいでしょ?揉んであげますわ」

テイオー「マックイーン…ボクはプロレスは…」

 

メジロ家の療養所に着いた際、山にテイオーの叫び声が轟いた事は言わずもがなであろう

 

温泉

 

ライス「気持ち良いねブルボンさん」

ブルボン「…はいそうですね」

テイオー「でしょ〜」

ライス「あっ…プイッ」

マックイーン「テイオー!ライスさんを怒らせるのも大概にしなさい!先輩ですのよ!」

テイオー「ごめんなさい…」

ライス「正直な話、体育館で煽りだしたテイオーさんは鬱陶しかったよ」

マックイーン「全く…テイオー!貴方というウマ娘は…」

テイオー「反省します…」

 

温泉を上がると部屋に料理が用意されていた。

 

ライス「た、食べていいのこんな豪勢な料理」

マックイーン「これはおばあ様に内緒です」

ライス「え…?どういう事?」

マックイーン「温泉と宿泊はおばあ様がぜひにと、食事は私が言うのもなんですけど私とテイオーから…です」

テイオー「うん…ライスの天皇賞春見てて凄いって思ったからね何か祝いたいなって」

ライス「ありがとう…テイオーさんマックイーンさん嬉しいよ」

ブルボン「私も…良いんですか?」

マックイーン「ブルボンさんもライスさんと二人で一つそういう関係じゃ無いですか…ですし折角来て頂いて一人だけ無いのは…」

テイオー「腹が減ればレース出来ないし!」

ブルボン「そうですね」

 

マックイーン「では、頂くとしましょう!」

 

四人「いただきます」

 

とても美味しい料理を頂いた。

 

ライス「…美味しかったねブルボンさん」

ブルボン「はい、美味しかったですね」

マックイーン「ライスさんって…」

ライス「な、何かな…」

マックイーン「ライスさんってかなりご飯食べられますよね?」

ライス「うん…結構食べるねオグリさんみたいには食べれないけど」

マックイーン「それでその体型ですもの憧れますわ」

ライス「そんな事ないよ…」

テイオー「マックイーンだって食べるじゃんスイーツ」

マックイーン「スイーツは別ですわ!」

ブルボン「スイーツは別腹ですね」

マックイーン「そうですわ!」

テイオー「ま…食べすぎちゃダメだよマックイーン」

マックイーン「食べすぎてませんわ!」

 

四人は会話に花を咲かせ数時間が経過した

 

ライス「話してたら時間が進むの早いね」

ブルボン「…フワァ〜眠いですね」

マックイーン「もうそろそろ眠りましょうか」

 

テイオー「ムニャ…ムニャ…」

マックイーン「もう寝てましたか…全くちゃんと布団敷かないと風邪引きますわよ」

ブルボン「優しいですねマックイーンさん」

マックイーン「そりゃ、風邪引かれたら困りますもの」

ライス「だよね風邪になっちゃったら練習出来ないもんね」

マックイーン「さて…私たちも寝ましょうか」

 

マックイーンは部屋の電気を消した。

 

次の日早朝

 

じいや「お嬢様、本日は土曜日いつ頃学園に戻られますか?」

マックイーン「少し練習場でトレーニングしますわ、その後温泉で汗を流して…昼頃には戻りたいですね」

じいや「承知しました」

 

マックイーン「じゃ、行きますわよ」

 

メジロ家の練習場にてトレーニングを開始した。

 

ライス(やっぱりマックイーンさんとテイオーさん速いな…)

ブルボン(ついていくだけでやっとですね)

テイオー「マックイーン、大丈夫?無理しないでね」

マックイーン「お気遣いなく、大丈夫ですわ」

ライス(そうだ…マックイーンさんは怪我明けだったっけ…宝塚で怪我しないように身体を休めようって事で療養所だったのかな)

ライス「勝ちたいな…」

マックイーン「フフっ…」

 

練習は終わり温泉にて

 

マックイーン「ライスさん」

ライス「なんですか?」

マックイーン「あなたも勝ちたいんですね」

ライス「えっ…!?聞こえちゃってた?」

マックイーン「えぇそうですねでもそれはウマ娘なら全員思う事ですわ。私だってテイオーと戦って勝ちたい、テイオーだって私に勝ちたいと思っています。ですが、勝者は一人です勝つ者が居れば負ける者も居ます。勝つのは私かも知れませんしテイオーかもライスさんかも他の方かも知れません…私から言えることは一つです宝塚の勝者になれるように精一杯走りましょう」

ライス「うん!頑張ろう」

 

テイオー「気になるの?」

ブルボン「えぇ、まぁ」

テイオー「そっかブルボンにとってのライスはボクで例えたらマックイーンか」

ブルボン「そうなりますね、ライバルです」

テイオー「宝塚には出ないの?」

ブルボン「…はい出ません次走は天皇賞秋を予定しています」

テイオー「そっか…まぁブルボンが決めた事に口出しはしないけどそれならさ宝塚は誰応援するの?ライス?」

ブルボン「はい」

テイオー「ライバルを応援って良いよねお互いに切磋琢磨してる感じでさ」

ブルボン「ライスは私のライバルですもの…宝塚、中距離でも勝てる事を証明して欲しいです」

テイオー「そっか、ライスは中距離で勝ったこと無いんだっけかボクとは大違いだ」

ブルボン「ステイヤーとしては私とマックイーンさんよりも上かも知れないほどの方何ですけどね」

テイオー「長距離を制した者、中距離制する事は出来るのかって事か…どうなんだろうね」

ブルボン「分かりません…ですが私は信じますライスシャワー彼女の事を」

 

 

果たしてライスシャワーは無事に淀の坂を越えられるか…

 

次回、宝塚記念。

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