ウマ娘プリティーダービー Next stories   作:クマ提督

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第31レース 金色の暴君、特訓の在処

やがて夜が明け、夏合宿二日目となった。明日の昼にはトレセン学園へと戻る予定だ

 

 

沖野「朝練開始するぞ!」

マックイーン(昨日の夜のゴールドシップさんどこかおかしかったですわよね…)

 

 

まだ夜が明けたばかりで寒い中、ウマ娘達が海岸を走る

 

スペ「うう…お布団が恋しいです」

ダスカ「スペ先輩…恋しいのは分かりますけど身体少しでも温めておかないと冷えますよ」

ゴルシ「そうだぞ〜冷えちまうぞ?」

スペ「走ります!」

スズカ「その勢いよ、スペちゃん!」

 

ダイヤ「やっぱり…先輩達は速いね…」

キタちゃん「うん…ダイヤちゃん、私達も負けないよう頑張ろう!」

ダイヤ「うん!」

 

沖野「ふぅ…やっぱ海の近くは寒いな俺も少し身体動かすか!」

 

ポス…ポス

 

沖野「ゴルシ!俺の肩を叩くな!」

ゴルシ「は?アタシみんなと走ってるぞ?アップはこんなもんで…っ!トレーナー後ろに誰か居るぞ」

沖野「うなっ!?」

 

トレーナーの後ろにはオルフェーヴルがいた

 

オルフェーヴル「ゴルシじゃねーぞ?ちょーっと似てるけどな」

テイオー「昨日の人、何してるの?」

オルフェーヴル「もう一度言うぞ、オルフェーヴルだ昨日の人ではない…!」

テイオー「うんそれは知ってるよ?何してるのさーってこと聞きたいんだ」

オルフェーヴル「俺はな…荒くれ者って言われててなチーム練習っての真面目にやったことないんだ」

 

ゴルシ「そっか〜頑張れよ!」

 

オルフェーヴル「どっか行くなよ!」

ゴルシ「なんてな、来いよ!アタシ達について来れるか!?」

オルフェーヴル「フンっ!付いてく?追い越してやるわ!」

ゴルシ「トレーナー、いいよな?」

沖野「俺は構わないぞ、みんなは?」

「大丈夫です!」

沖野「じゃあ、よろしくなオルフェーヴル」

オルフェーヴル「…おう!」

 

スピカトレーニングにトレセン学園の暴れる暴君オルフェーヴルが仲間に加わった。

 

オルフェーヴル「オラオラ!トスしたボールを避けるのだ!」

テイオー「ナニコレ〜!どうやって避けるのさこんな速いボール!危ないよっ!」

オルフェーヴル「ブロックされても素早く対応出来るように身体を慣らすんだ!じゃないと防がれて負けちまうぞ」

テイオー「そ、そっか!」

 

沖野「テイオー!こっちに来てくれ」

テイオー「何何〜?」

 

オルフェーヴル「ゴールドシップ」

ゴルシ「なんだ?」

オルフェーヴル「次はお前の番だ!ほら、コートに入りな」

ゴルシ「拒否するでゴルシ」

オルフェーヴル「させるか!」

キタちゃん「仲いいな…」

ダイヤ「そうだね…私達も特訓しないと…はい、ダンベル」

キタちゃん「うんだね!」

マックイーン「私もご一緒しますわ」

ダイヤ「マックイーンさん!」

マックイーン「ダイヤさんと一緒に練習出来る機会あまりありませんもの…もう、馴れました?チームや学園生活には」

ダイヤ「皆さんのおかげ様で馴れました」

マックイーン「それは良かったですわキタサンブラックさんも馴れました?」

キタちゃん「はい!私も馴れましたテイオーさんや皆さんのおかげで!」

マックイーン「それは良かったですわ、何事も馴れるのが大事ですからねでも、馴れてからがミスなどを誘発しやすくなるので馴れてきた時こそ怪我の無いようにしてくださいね」

二人「はいっ!」

 

その頃、テイオーは

 

沖野「テイオー、スズカと併走だ!先にスズカを行かせるテイオーはスズカを追って追い越せ」

 

テイオー「うん、いいけど…なんで?スズカなの?」

沖野「お前は今度のオールカマーでツインターボと戦う、ツインターボと戦ったことのあるスズカが特訓の適任かと思ってな同じ逃げウマ娘同士だし…」

テイオー「別にやらなくて大丈夫!」

沖野「なんだって?」

スズカ「テイオー、言っておくけどターボは強くなってるわよ?私のスピードに彼女付いてきたわ、スタミナもかなり改善されてきたしはっきり言って強敵よ?」

テイオー「大丈夫だとは思うけど一応やるね」

沖野「はぁ…頼むぞテイオー!」

 

スズカが先を走りテイオーを後からスズカを追う、実際のレースでもこのような展開はよくある

 

テイオー「ぐぅ…スズカはやっぱり速いね負けないぞ!」

スズカ「フフっ追いつけるかしら?」

テイオー「ボクは!負けないよ!」

 

ダッ!

 

沖野「うーんやはり追い越せなかったか…」

テイオー「やっぱりスズカは速いね…」

スズカ「うん…ターボもこの位速いしスタミナもかなり付けてきてるわ…慢心しては駄目よ」

テイオー「うん、だね」

沖野「テイオー、少しランニングしててくれ」

テイオー「うん、分かったー」

 

しかし、テイオーの心の中では負けないだろうという安直な考えを持っていた…

 

スズカ「トレーナーさん…」

沖野「なんだ?スズカ」

スズカ「パーマーいるじゃないですか…」

沖野「いるなそれがどうした?」

スズカ「テイオーはパーマーの逃げでバテて大敗を喫した事ありましたよね?」

沖野「あったな…ぶっちゃけテイオーは今回負けるだろうと俺は思ってる」

スズカ「負ける…?トレーナーさんそれは…」

沖野「勿論勝ってもらいたい、しかしあいつは調子にのってるからな何が練習やらなくて大丈夫だよ!少しは頭冷やしてもらいたいもんだ」

スズカ「なるほど…」

 

それから昼からはトレーナーの言う休息も大事だとの事で各々海で泳いだりして身体を休ませる

 

そして翌日

 

オルフェーヴル「ありがとな練習に参加させてくれて…」

ゴルシ「あんまり乱暴な事はするなよな〜」

オルフェーヴル「分かってる…」

 

チームスピカは夏合宿を終えトレセン学園へと戻った。

 

9月に入りスピカでもチーム全体の練習から個人練習が多くなった。

 

沖野「テイオー!少し休め」

テイオー「うん…疲れた〜最近一人で走ってばっかりだね」

沖野「テイオーの相手はツインターボだからな、あの走りを超えなくちゃならない」

テイオー「大丈夫だって!ボクを誰だと思ってるのさ〜」

沖野「おまえな…」

テイオー「大丈夫だって!ボクを信じてよぉ!」

沖野「信じてやるから勝ってこいな!ターボに負けるなよ?」

テイオー「もちろん!ボクの方が上だってことを証明してくるよ!」

 

二人の話を木の枝でカモフラージュして聞いていたウマ娘がいた。

 

ターボ「…ターボ、テイオーに勝ってみせる!見返してやるんだ!」

 

次回へつづく

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