ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
トウカイテイオーはツインターボの見事な逃げ切りの前に為す術は無く敗戦してしまった。
天皇賞秋の前哨戦はオールカマーの他に毎日王冠、京都大賞典があるがレース間隔が短いため走らなかった。
そして迎えた天皇賞秋出走抽選会
司会「天皇賞秋出走抽選会を開催致します。まずは天皇賞秋出走確定ウマ娘のチームカノープス、ツインターボ様、チームスピカ、メジロマックイーン様 チームブルーローズ、ライスシャワー様は前方のステージまでお上がり下さい」
マックイーン「では、トレーナーさん行って参りますわ」
沖野「流石メジロ家の令嬢のマックイーンだなこういう華やかな席での立ち振舞見事だな…」
テイオー「僕だって旧家の出だからあんな感じに振る舞えるよ!」
沖野「はいはい…」
司会「それでは、残りの枠番抽選会を開始致します」
沖野「よし!テイオー引いてこい!」
テイオー「うん!必ずマックイーンともう一度走るんだ!」
次々と出走者が決まり段々と枠番は埋まっていった、
司会「残り一枠となりましたさあ、最後の枠に入る方は…
ミホノブルボンさん!おめでとうございます!」
テイオー「え…?」
スペ「え?テイオーさんは…?」
ゴルシ「トレーナーこれってここで外れたら出れないんだっけか?」
沖野「あぁ…」
ダスカ「そんな!テイオーが出られないんておかしいわよ!」
沖野「みんな平等にって決まりだからな…それが嫌ならステップレースで勝てって事だな」
テイオー「…」
マックイーン「テイオー…」
テイオー「あははっボク出れないみたいだね」
マックイーン「テイオー、私あなたの分も頑張りますわ必ず天皇賞秋の盾を掴んでみせます」
テイオー「うん、頑張って!ボク応援するね」
この抽選会はテレビ等で放映されている関係か枠番が決まってから後ろの報道陣が何やら慌ただしく動いている
スピカが抽選会場を後にしようとした時
記者「日日競馬ですトウカイテイオーさん今のお気持ちを一言頂けますか?」
記者「日刊ウマ娘です。この枠組み抽選会について世間からは賞金額に応じた出走者を決めてほしいという声が出ておりますがトウカイテイオーさんはどうお思いですか?」
テイオー「今の気持ちは正直、悔しいですボクも出たかったな〜マックイーンと走りたかったな〜です。うーん賞金額に応じた出走者を決めるのも良いかもでも、ボク一人が言っても変わらないと思いますでも変えてくれたら嬉しいかも」
沖野「すみません、急いでますのでこれくらいで…」
スピカは寮へと戻った。
スズカ「報道陣も結構多かったわね」
スペ「スズカさん!見てくださいニュースになってます!何々…
トウカイテイオー、天皇賞秋出走叶わず 天皇賞秋最有力候補はメジロマックイーンか
天皇賞秋出走抽選会、優勝候補トウカイテイオー出走叶わず 最有力はメジロマックイーンか TM対決の再々来が見たかった!
色々書かれてますね」
スズカ「そうねみんなテイオーとマックイーンの対決見たかったわよね」
スペ「今から出れるようにルール変えるとか無理なんですかね?」
スズカ「URAは抽選会のシステムを変えるという議論は行うと言ってるけど天皇賞秋についてはもう抽選してしまった後だから多分無理ね今後は変わるかも知れないわね」
スペ「テイオーさん、ショックですよね」
スズカ「えぇ…隠してるけどそうだと思うわ」
その頃、テイオーとマヤノの寮部屋
マヤノ「テイオーちゃん!おはよ〜!朝だよーって珍しいねいつもテイオーちゃん休みでも毎日朝自主練してるのにもしかしてどこか体調悪い?」
テイオー「うーん?アハハ大丈夫だよ大丈夫!」
マヤノ「絶対…大丈夫じゃないでしょ?マヤ、分かっちゃってるから」
テイオー「マヤノ…みんなには言わないでくれる?」
マヤノ「うん!もちろん」
テイオー「ボクね…実は会長から次期の生徒会会長になってくれないかってマックイーンと二人で居るときに言われたんだ」
マヤノ「うーん?よくわからないけどそれってテイオーちゃんかマックイーンさんのどっちか分からないんじゃないの?」
テイオー「うん…だからボク決めたんだ、マックイーンが新会長に相応しいって言いに行くつもり」
マヤノ「会長さんなんで辞めちゃうの?」
テイオー「それは…」
マヤノ「みんなには内緒なの?」
テイオー「まだ公にはなってないよ…けどマヤノには伝えるねこれ本当に他の人に言わないでよ?」
マヤノ「うん!マヤの口は硬いよ?」
テイオー「本当かなー」
テイオーは半信半疑ながらもマヤノに会長が海外のレースシリーズに出走するのでトレセン学園の会長を辞めるということを話した
マヤノ「そう…だったんだ寂しくなるね」
テイオー「うん…」
マヤノ「でもテイオーちゃん本当にマックイーンさんが会長になって欲しいって言いに行くの?」
テイオー「うん…」
マヤノ「テイオーちゃんさ…会長さんから新しい会長にならないか?って折角言われたのに」
テイオー「ボクだって…ボクだって…諦めたくないよ…」
マヤノ「そうだよね…でもそれを決めるのはテイオーちゃんだから信じてるよテイオーちゃんの事」
テイオー「信じてくれるの…?ボクがどんな決断しても」
マヤノ「テイオーちゃんの決めた事だもん受け入れるよ」
テイオー「…そっか、ありがとうマヤノおかげで決めれたよ」
テイオーはすっと立ち上がった。
マヤノ「テイオーちゃん…」
テイオー「会長と話してくるね」
マヤノ「ぅ…うんっ…待ってるからねテイオーちゃん!」
すた…すた…
生徒会長室
エアグルーヴ「会長。テイオーが話があるという事ですが…」
ルドルフ「あぁ…入っていいぞテイオー」
テイオー「会長…」
ルドルフ「エアグルーヴ、少し席を外してはくれないだろうか」
エアグルーヴ「承知しました…」
ルドルフ「で?どうしたテイオー君から話があるというのは珍しい事だなどうしたんだ?」
テイオー「会長ならボクの話したい事なんなのか分かってると思うよ」
ルドルフは少しの間沈黙しテイオーの瞳をそっと見つめ答えた
ルドルフ「ツインターボの事…かな?君が慢心して勝てるレースに負けてしまったという話かな?」
テイオー「…そうボクは、ターボに負けることなんて考えてもいなかった。勝てるだろうって調子にのって練習も折角トレーナーが考えてくれてたのにサボってた、こんなボクに…会長の資格なんて…無いよ」
ルドルフ「カツラギエース、ベッドタイム、ギャロップダイナ…」
テイオー「…その人達って」
ルドルフ「絶対と呼ばれてきた皇帝、シンボリルドルフを下したウマ娘の名だ…それだけじゃないアメリカでは私は6着だった掲示板外だ果たしてそんな私が絶対と呼ばれる皇帝と名乗って良いのだろうか?」
テイオー「いいよ会長…!ボクは一人でも、たった一人だけでも絶対の皇帝って絶対に呼ぶよ!だってボクの憧れの人なんだもん!」
ルドルフ「テイオーは優しいな私と違って…やはり君にこそ会長は任せたいマックイーンは副会長といったところかな…?」
テイオー「会長…実はここに来る前にマヤノと喋ってさ…」
ルドルフ「マヤノに言ってしまったのか?」
テイオー「マヤノなら大丈夫だよ秘密は守ってくれるはずさ」
ルドルフ「信じているんだな…で?」
テイオー「マヤノに言ったらボクの事を信じるってさ…そう言ってくれたんだ…ボクの事、信じて待っていてくれている人が大勢いるマヤノ以外にも沢山」
ルドルフ「あぁ…報道でもTM対決が再び見たかったと出ていたな」
テイオー「だから…さ会長に聞く前に解決しちゃった!過ぎた事はもうどうにも出来ない、だからボクは…いや、ボクとマックイーンはターフで再び戦う!」
ルドルフ「そうか…中距離で戦いたいという話だったろ?なら…ジャパンカップはどうだ?マックイーンにとってはレース間隔が短くフェアでは無いが…」
テイオー「トレーナーとも話し合って聞いて見るよ出てもいい?って」
ルドルフ「そうか…私もテイオーとマックイーンの対決が見てみたいよ…それと、今度はこちらの話だ聞いてくれ」
テイオー「うん!」
ルドルフ「私とエアグルーヴ、ナリタブライアンは知ってのとおり君たちの走るトゥインクル・シリーズには出走することは出来ない我々が走るはドリーム・シリーズだからな…しかし、今一度あのターフが恋しくなって…URAの会長にお願いしたんだそして特例ながらもトゥインクル・シリーズの年末の選べれし者のみの頂上決戦、有馬記念へ出走することが認められた」
テイオー「会長と同じレースを走れるの!?」
ルドルフ「あぁ…そうだなそうなるなマックイーンにとっては天皇賞秋とジャパンカップ有馬と大変なローテとなるがなあぁ…それに近々我々がトレセン学園を離れることも生徒諸君に知らせないとな…」
テイオー「会長と戦ってみたいな…マックイーンなんて言うかな…走ってくれるのかな」
ルドルフ「結局そうなるか…マックイーンは復帰してまだ日が浅いんだ無理させるなよ?」
テイオー「うん!勿論その時は無理させないよ」
ルドルフ「そうか…なら私は有馬の舞台で君たちを待つ、テイオー!私と共に歩もうレースと言う名の舞台を」
次回へつづく