ウマ娘プリティーダービー Next stories   作:クマ提督

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第36レース 帝王

メジロマックイーンの天皇賞秋優勝から数日後

 

キャスター「次のジャパンカップには海外の強豪ウマ娘が出走しますね」

解説者「はいそうですね本日はこのウマ娘についてご紹介致します彼女は日本のトレセン学園からフランス・パリのロンシャントレセン学園へ留学した…」

 

とここでCMに入った

 

スズカ「…ククナかしら?それとも…オスカー?」

スペ「んくっ…スズカひゃん知り合いなんですか?」

 

スペシャルウィークは昼飯を食べながらスズカに答える

 

スズカ「スペちゃん…ご飯食べながら喋っちゃだめよ?仲の良かった先輩よ。皐月とダービーを二人で争ったのよあの走りは凄かったわ」

スペ「ほへぇ…」

グラス「良い関係ですねスズカ先輩」

スズカ「そうねぇ二人が外国に留学するって決まったときは寂しかったわ私が入学してまだ日の浅い頃仲良くさせて貰っていたもの…」

エルコンドルパサー「テレビのCMが明けましたヨ!」

 

解説者「ジャパンカップにはロンシャントレセン学園よりククナクリスティンが出走を決めております彼女は同期のエトワールオスカーと皐月賞。日本ダービーを分けたウマ娘です久しぶりの日本の大地でどのようなレース展開を見せてくれるか楽しみですね」

キャスター「日本の、出走者は…あっ!今!只今決まった模様です。前走天皇賞秋を制したメジロマックイーン出走確定、そして前走のオールカマー2着。天皇賞秋は惜しくも出走叶わなかったトウカイテイオー、出走確定です!ジャパンカップで遂に三度目となるTM対決です!」

 

スズカ「良かった…テイオー出れるのね」

スペ「はいっ!二人の対決楽しみですね〜どっちが勝つのかな…」

グラス「楽しみですね〜」

エルコンドルパサー「期待!感激!大歓迎〜!エルも嬉しいデス」

スズカ「フフッそうね」

 

しばらくして

 

沖野「テイオー、良かったなジャパンカップには出られる事になって」

テイオー「うんっ!楽しみ」

マックイーン「負けませんわよ?テイオー」

テイオー「望むところ、ボクも負けないからね!」

 

ゾロゾロ…

 

テイオー「ん?トレセン学園に沢山スーツケース持ったウマ娘が入っていくね」

マックイーン「あれは…」

沖野「ジャパンカップに出走する海外組か!?相変わらず早いご到着だ事…」

???「トウカイテイオーとメジロマックイーンか!?」

二人「「ぴえっ!」」

沖野「何奴っ!」

???「名前か…?名はククナクリスティンだククナとでも呼んでくれ」

テイオー「ククナ…?マックイーン知ってる?」

マックイーン「さぁ…?」

沖野「ククナって…元ウチの学園の生徒か!?まさかジャパンカップに出走してくるとは…」

ククナ「フッ…出走位するだろう?私は元々こっちの芝で走っていたんだ…勿論だが高速場だろうがなんだろうが私には関係ない、少しのアップで感覚は戻るだろう…それじゃあなテイオーとマックイーン!」

 

テイオー「行っちゃったね」

マックイーン「ですわね…あの人の事よく知らないんですが」

沖野「皐月とダービーをもう一人の二人で争っていたうちの一人だしっかし久しぶりだな〜」

 

ククナはどこかへ電話をかける

 

ククナ「ククナです。トレセン学園到着致しました」

???「早速だけどアップを開始してくれ…」

ククナ「了解!お前たち行くぞ!」

 

「「はい!」」

 

???「待てククナ」

ククナ「何でしょうか?」

???「誰かと会ったりはしたかい?」

ククナ「トウカイテイオー、メジロマックイーンそしてチームスピカのトレーナーに会い、少しだけ立ち話を」

???「そうか…知っていると思うがその二人がジャパンカップの人気最上位に君臨する帝王と名優。期待しているよ二人を倒す事を君が出来ると…」

ククナ「必ずや…勝利を!」

 

ククナ達、海外組は早速アップを開始し身体を温め始めた。

 

生徒会長室

 

エアグルーヴ「会長、海外のウマ娘が到着されたようです」

ルドルフ「あぁ、そうだな」

エアグルーヴ「ククナを見るもの久しぶりですね」

ルドルフ「ククナの走りを見るのが楽しみだなテイオーかマックイーンに勝って貰いたいが」

エアグルーヴ「難しい所ですね」

ルドルフ「あぁ…世界を知れる良いチャンスだ」

ブライアン「世界か…私達の目指す所でもある」

エアグルーヴ「そうだぞブライアン、来年からは日本代表として世界の強豪ウマ娘を相手に戦う事になる」

ルドルフ「なーに、私達3人なら大丈夫さきっと勝てるさ」

 

ルドルフ(…テイオー、あの子は本当に生徒会長をやらせて大丈夫だろうか…)

エアグルーヴ「会長悩み事ですか?」

ルドルフ「いや、大丈夫だ」

ブライアン「大丈夫じゃないから聞いてるんだ」

ルドルフ「テイオーは生徒会長に本当に相応しいだろうか…」

エアグルーヴ「素質はありますし人望だって…」

ルドルフ「しかしだ前回のオールカマーでの出来事を見過ごす事は出来ない…本人にああは言ってもだ」

ブライアン「なら…今度のジャパンカップで復活したら生徒会長って事で良いんじゃないか?テイオーあいつは不屈の帝王と呼ばれる天才だろ?有だけで無くジャパンカップでも復活したらその強さは本物だろう」

 

ルドルフ「そうだな…テイオーの優勝で決めるとしようかな」

エアグルーヴ「会長の判断に任せます」

ブライアン「勿論賛成だ」

 

窓の外を見るとテイオーとマックイーンが練習しているのが見えた

 

 

ルドルフ(テイオー、君の勝利を信じているライバルにマックイーンに打ち勝て…!)

 

府中市内 某所

 

テイオー「レース近いのに…蹄鉄無いなんて〜」

マックイーン「仕方ありませんわ私達二人分入りますし蹄鉄は注文しなければいけませんし

 

とぼとぼ歩いているとチームカノープスのネイチャとターボが居た。

 

ネイチャ「あれ〜テイオーじゃん何やってんの?」

ターボ「あ!トウカイテイオー!勝負、勝負!」

テイオー「あ…ターボ師匠!」

ターボ「だから!ターボいつから師匠になってんの!?」

テイオー「この前はごめんなさい…ターボ師匠の事…」

ターボ「有で全力出したら許す!過去の事クヨクヨすんな!テイオーらしく無い!」

テイオー「次は絶対負けないからね!」

ネイチャ「お〜有楽しみですな〜」

マックイーン「ネイチャさんもおつかいでしょうか?」

ネイチャ「うん当番だからねー」

ターボ「蹄鉄買いにきたの!」

テイオー「蹄鉄か〜」

マックイーン「こちらもですわ」

ネイチャ「そっかー大事だもんね蹄鉄」

テイオー「ネイチャは何用なの?レース出るの?」

ネイチャ「ターボの付き添い。前に蹄鉄変なの買ってきたことあったからさー」

ターボ「間違えたんだよ〜!」

ネイチャ「んじゃそろそろ行くわテイオー!ジャパンカップ頑張りなさいよ!アンタは私の憧れでもあるんだから!」

テイオー(憧れ…)「うん、頑張るよ!マックイーンにも勝たないといけないし」

マックイーン「えぇ、勿論ですわ!勝つのはこのわたくし!」

テイオー「いいや!ボクだよ、ボク!」

 

そして…!

 

赤坂「みなさんもう間もなくジャパンカップスタートとなります

細江さんテイオーやマックイーンは皆さんご存知ですが海外ウマ娘で注目は居ますか?」

細江さん「やはり期待も高まっている日本トレセン学園から世界へ羽ばたいたククナクリスティンが一番ですかね?」

赤坂「そのククナクリスティンが地下通路を抜けました!この歓声、この歓声です!」

ククナ(久しぶりねこのターフの感覚そして歓声!勝つのはこの…)

 

ワァァァ〜!

 

ククナ(何よ…この歓声は!)

 

その歓声の持ち主は勿論この二人。一人は憧れの会長と同じ夢を持ちそれが叶わない夢となりながらも諦めず、怪我に負けずそして復活してみせたトウカイテイオーそして

 

天皇賞春を勝てという命題を背負い見事勝ちステイヤーと呼ばれるウマ娘。トウカイテイオーの親友でもありライバルでもあるメジロマックイーン

 

二人の対決が見たい人々の歓声なのであった

 

赤坂「流石、日本の帝王と日本の名優の二人。歓声も更に大きくなっております」

細江さん「ライスシャワーが勝利した宝塚記念以来の対戦カードやはりテイオーとマックイーン二人の対決は応援も熱くなるという事でしょう」

 

テイオー「マックイーン、勝つのはボクだから」

マックイーン「いいえ!勝つのは私ですわ!」

テイオー「けど、次こそボクらの一着、ニ着で終わらそうねライスの時みたいにボクらが負けるのは」

マックイーン「もちろんです、嫌に決まってます」

 

テイオーとマックイーンはゲートへと向かった。

 

キタサン「テイオーさん…!頑張って応援してますから!」

ダイヤ「勝つのは…マックイーンさんです」

 

ウマ娘の少女「テイオーさん!がんばれー!」

キタサン「あなたもテイオーさんの応援?アタシもだよ!」

ウマ娘の少女「テイオーさんをううん!会長さんをも超えたいの!」

キタサン「夢はでっかくおっきく持たないとね!」

ウマ娘の少女「うん!!」

 

キタサン(実は会長さんのファンなのかな…?)

 

赤坂「さぁ、ジャパンカップスタートです!」

 

一斉にスタート。出遅れなどはなく順調に進む

 

赤坂「各ウマ娘、出遅れ無く順調そのもの注目のククナクリスティンは追込み体制後方よりのスタート、トウカイテイオー、メジロマックイーンは前方集団に位置しています」

 

テイオー(順調かな…いやっ!ここでまた慢心してたら負けちゃう!)

マックイーン(…ゴールしたらどちらが強いか分かりますわねテイオーもしくは…海外の方…いえ!テイオー信じますわあなたと私が一着ニ着を争うと!)

 

ククナ(ふぅ…やっぱり疾走りやすい芝は高速場だね足取りが軽いなぁ…!さぁ!テイオーとマックイーン!私は元はこの芝で走っていたんだ!海外のウマ娘だから日本の高速場だと勝てないという訳じゃないぞ!)

 

赤坂「各ウマ娘、1000メートルを通過誰が行くのか…おっと!やはりトウカイテイオー、メジロマックイーンか!?その後ろからククナ、ククナ!ククナクリスティン海外からの刺客もやってきた!」

 

3人「うぉぉぉぉ!」

 

赤坂「やっぱりこの三人!この三人!ゴールへ向け勢いが止まらない!欅を超え最後の直線へ!」

 

ウマ娘の少女「頑張って〜!テイオーさん!」

観客A「行けっ!テイオー!」

観客B「あの時の有を思い出せ!お前は何度だって復活出来る!今日だって!そうだ!」

 

観客席から歓声がトウカイテイオー彼女の耳にも聞こえた。

 

テイオー(そうだ、そうだった…!ボクは何度もくじけて来た!あの時も勝つことが当たり前に思えてしまうこともあった…だけどもうそんな事は思わない!ボク勝ちたいよ…勝って会長と…戦うんだ!絶対に譲らない!絶対に、絶対に…!)

 

マックイーン(譲りませんわテイオー。あなたに勝利は…勝つのはこのメジロマックイーン。メジロ家の…いえ違いますね私だってあなたと戦いそして勝ちたいこの気持ちこそ本物です…あなたとレースをし勝つことこそ!)

 

2人(勝負だぁぁぁーーー!!!)

 

赤坂「トウカイテイオー、メジロマックイーンだぁぁ!やはりこの二人!二人だけの時間!他のウマ娘はもう誰も追いつかない!」

 

ククナ(…なんて速さだこの二人は!!!追いつけない…!)

 

赤坂「さあ!トウカイテイオー、メジロマックイーン!勝つのはテイオーか!?マックイーンか!?」

 

テイオー「絶対は……ボクだぁぁぁーーー!!!」

 

「テイオー!!」

 

「マックイーン!!」

 

歓声が木霊した。やはりこの二人の走りは人の心を大きく動かすのだろう。

 

そして

 

「うぉぉぁーーーー!!!」

 

ダッ…!

 

赤坂「トウカイテイオー!トウカイテイオーだ!トウカイテイオー再び復活!」

 

「やった…」

 

赤坂「見事に名優。メジロマックイーンを超えてみせましたトウカイテイオー!やはり今回も復活してみせました!」

細江さん「歴史に残る名レースとなりました」

 

テイオー「はぁ…はぁ…ボクやれたんだ…マックイーンに勝てるんだ…」

「おめでとうございます。テイオー」

テイオー「マックイーン…」

マックイーン「あなたが示した道標を私なりに進んでみた結果ですわ…奇跡は何度だって、何回だって起こせますのね…」

 

マックイーンの頬からは涙が溢れる見たことのない笑顔のまま

 

マックイーン「おかえりなさい。テイオー」

テイオー「うん。ただいま」

 

「見事だなトウカイテイオー、メジロマックイーン君も」

 

テイオー「ククナ…」

 

ククナ「なぁに私は君達の時間を遮ろうというわけじゃない…ただこれだけは言わせて頂くおめでとう。君らと同じレースを走れて光栄に思うよ」

 

と言いその場を離れた

 

マックイーン「あのお方、やはり良い方ですね礼儀という物を感じます」

テイオー「うんカッコいいね」

 

「テイオー!テイオー!テイオー!テイオー!」

 

ここでテイオーコールが巻き起こった。彼女のダービー、そして有、そして今回のジャパンカップ。やはりテイオーの勝利にはこのコールが必須だろう

 

観客A「テイオーは皇帝を超えたいや!有で本当に超えられるのかも知れない!」

観客B「天才は居るな、くやしいけど。ここに」

 

テイオーの勝利でジャパンカップは終わりを告げた。

 

第36レース 不屈の帝王(トウカイテイオー)




ゴルシ「テイオーの勝利を称えに行くぞ〜!」
スペ「あっ…!待ってくださいゴールドシップさーん!」
スズカ「フフッ急いじゃ駄目よ〜」
ダスカ「スズカ先輩が一番速いじゃない…」
ウオッカ「だな」

キタサンブラック「どう?ダイヤちゃんテイオーさんの実力!」
ダイヤ「やっぱりテイオーさんも強いね…だけど次!有は絶対に負けないから!」

沖野「はぁ〜あいつら勝手に嬢ちゃんは行くか?」
ウマ娘の少女「いいえ」
沖野「はえーお利口さんだこと…裏でテイオーに会わせてやるよ皆には内緒な?」
ウマ娘の少女「なら…会長さんに会わせてくださりますか?」
沖野「…ちょっとまってな」

沖野は何処かへ電話をかけだした。

勿論それはチームリギルの東条トレーナーの元にであった。

そしてウマ娘の少女は生徒会長室を訪れている

次回に続く
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