ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
第53レース 緋色の優等生と破壊神の理解者
「ねぇ!そっちちゃんと磨いてよ!」
「磨いてるだろ?」
「もっと丁寧に!自分のバイク整備するみたいに…」
ウオッカ「俺のバイク買ってくれんのか!?」
ダスカ「なんでそうなるのよ!」
スズカ「二人とも…今は年度末清掃中。うるさいと掃除終わらないわよ!」
スペ「二人とも〜スズカさんオコモードになってるので…」
スズカ「だって掃除終わらないと走りにも行けないし…」
スペ「なるほど…」
二人「フッン!」
テイオー「二人ともいつも喧嘩ばっかりしてるよね〜喧嘩してなかった時って無いの?」
ウオッカ「んなもん…入学した時ぐらいか?」
ダスカ「そりゃ初対面で喧嘩腰な訳ないでしょ…」
テイオー「そんな頃の写真とか見てみたいな〜」
ウオッカ「チーム入った時とか入学して大分経ってからだからな…」
「ほら…」
テイオー「入学式だ〜初々しいね」
ウオッカ「俺とスカーレットの入学式の時の写真?なんであるんだ?」
ダスカ「ママが撮ってて貰ったのよ」
ウオッカ「ふーん良かったな〜」
スカーレット「えぇ!」
二人ともなんとか頑張って掃除を終え寮に戻った
ウオッカ「なぁ〜スカーレット」
ダスカ「なによ」
ウオッカ「スカーレットさっき写真撮ったのお前だろ?」
ダスカ「…知らない」
ウオッカ「まだこの前のレース引きずってるのか?次桜花賞ちかいぜ?」
ダスカ「はぁ…煩いわね!アンタとの同室記念で撮影したんだったんじゃない?」
ウオッカ「懐かしいな〜」
ダスカ「そうね」
ウオッカ「はぁ…スカーレット話すのだりぃ」
ダスカ「…ふん」
ダスカ(…こいつと初めてあった時ってどんなだっけ?)
スカーレットは少しづつ思い出す事にした。
ダスカ(たしかアイツと出会ったのは校門を抜けたあと…)
「ギュルルン…ギュルルン!先輩カッケーす…」
ダスカ(もう…寝てるし寝入るの早すぎでしょ…先輩ね…あっ!そうそうウオッカの好きそうな先輩も登校してきたのよね)
「ギュルルン!ギュルルン!このタニノギムレット…ギムレット様の登校だ…道を開けろ」
ダスカ「な…なんなのよあれ…っ!?バイクで登校って!大体原付きが相場じゃ…」
ウオッカ「カッケー!!」
ダスカ「カッケー?確かに格好いいわね。大人のイケてるオンナみたいで」
ウオッカ「!?バイクの事を格好いって…ダチになろーぜ」
ダスカ「ダチ?友達って事?なんだがすごくいきなりだけど良いわねなりましょう」
「俺ウオッカな〜オは大文字だぞ〜」
「ダイワスカーレットよレースでは負けないわ」
ウオッカ「へっ!俺だって負けねーぞ」
ダスカ(ま…まぁ最初の友達は個性的なウマ娘でも良いわねそのうちきっと他の人と仲良くなるし)
ウオッカ「なぁスカーレット〜あれやけに遅くないか?」
ダスカ「へ?」
キュリキュリキュリ〜
ウオッカ「キュリキュリ言ってるし」
ダスカ「たづなさんあれって…」
たづな「タニノギムレットさんの乗られてるのはバイク風の自転車です面白い方なんですがよく柵を壊していて悩みの種なんですよね」
バゴォ!
たづな「またですか」
そう言いたづなさんはギムレットの後を追いかけて行った。
スカーレット達も教室に向かった
教室
ウオッカ「うお!?スカーレット隣の席なのか!」
ダスカ「良かったわね」
ダスカ(うるさくなるわね…まぁ、寮は一緒じゃないでしょ)
寮
ウオッカ「スカーレット!同室ってまじかよ!俺ら運命なんかな?」
ダスカ「なんで…アンタなんかと…」
ウオッカ「なんか言ったか〜?」
ダスカ「この優等生の私がなんで柵を壊すような人に憧れてる人と一緒の部屋なのよ!」
ウオッカ「柵壊すのは憧れてないぜ?」
ダスカ「バイクも一緒よ!」
ウオッカ「なんだと優等生。」
ダスカ「バカウオッカ。」
現在
ダスカ(そんなこんなで出会って直ぐにライバルになったんだっけか…そんな私達も遂にクラシックに進むのね…)
(へっ!スカーレット俺はダービーに出るんだお前に負けてなんていられねぇんだ!
ダスカ(えぇ…もう負けないわ、ウオッカ!アンタなんかに…)
戦場での出会い、レースでの出会いはチューリップ賞が始めてだった。両者互角でちょっとの差だったしかし負けは負けスカーレットにとっては悔しい事この上ない。
それでも、それでも諦めずに再びウオッカと対峙する
ウオッカを超えなければ
そして…もう一人。桜花賞で戦わないといけない相手がいる
ダスカ(アストンマーチャン。ジュペナイルで2着、きっとアタシより人気出そう…フンッ!勝てば良いの勝てば…私だってなるのG1ウマ娘に!アイツらには負けられないわ!その為にも明日アイツに話さなきゃこれからの事…!)
翌日早朝 チームスピカトレーナー室
沖野「なんだスカーレット?こんな早朝にLANEで呼び出したり…何か用か?」
ダスカ「ウオッカに桜花賞では負けられない…アイツとは別々でトレーニングしたいわテイオーやマックイーン、スズカ先輩やスペ先輩みたいに」
沖野「たしかにな…よし考えておく」
ダスカ「頼むわ…」
沖野「アイツも遂にクラシックを走るまで成長したか〜時間が進むのは早いな…俺も練習は見ないといけないよなアイツらの事だどっちを多く見たとかで喧嘩したりしないか…?」
ガチャッ!
トレーナー室の扉が勢いよく開く
ウオッカ「トレーナー〜」
(おいおい…まさかそっちか?)
「どうしたんだ?ウオッカ」
ウオッカ「そろそろ俺も桜花賞でスカーレットやマーチャン達と戦うだろ?」
沖野「あぁ、なんだ?練習別々がイイってか?」
ウオッカ「無理…か?」
沖野「俺に任せとけ!」
ウオッカ「って言ってもよ〜トレーナー二人も見れるか?俺ら喧嘩ばっかしてるし」
沖野「自覚あるなら改めろよ!どっちか折れるなりして…」
ウオッカ「スカーレット勝ったら調子のるんだよなぁすーぐでしかもいざ自分が負けたら拗ねるしチューリップ賞の後みたいなのは御免だね…」
沖野「何も聞いてないんだが…何かあったか?」
ウオッカ「あからさまに口聞いてくれなくなったあぁ、二人の時な」
沖野「負けず嫌いなのは元々の性格だろうし第一ウマ娘として負けず嫌いなのは良いことだしな…」
ウオッカ「でもよ〜スカーレットの優等生キャラあれ結構ヤバいんじゃ?メンタルとか。どっちが本当なのか知らんけど」
沖野「確かにメンタルは強そうでは無いな。ウオッカ人の本性性格は本気になった時が本来のサガだつまり…言わなくても分かるだろ?」
ウオッカ「つーことは俺には本心で居るのか〜」
沖野「というかこんなんでウオッカはトレーナー室に来ないだろ?」
「話があって…」
練習の時間
沖野「という訳でスカーレットとウオッカは別々のチームで練習をする」
テイオー「教える人はどうするの〜?スカーレットはよくてもウオッカの戦術教えるのスペちゃんしか居なくて大変じゃない?」
スペ「ウオッカさん!私が来たからにはもう安心です!泥船に…」
スズカ「泥船は駄目よスペちゃん…」
沖野「スカーレット、ウオッカには専属のウマ娘を付ける紹介しよう…」
「専属…つまり一対一OnlyONE、シンボリクリスエスだ」
「フフッ…!今宵ギムレット様に教えられたいウマ娘はどこの誰だ?俺に酔え!ギムレットに酔いしれよ!タニノギムレット様だ!」
ダスカ「クリスエス先輩が教えてくれるんですか!?」
クリスエス「あぁ、よろしく」
ダスカ「トゥインクルシリーズ最後の有馬見てました!あんなに強いウマ娘に学べるなんて幸せです」
クリスエス「Happy…私もそう言ってもらってHappy…」
テイオー「そっか〜二人ともドリームレース走ってるもんね」
クリスエス「会長と仲の良かったテイオーとも走りたいが…スカーレット。君がウオッカに勝てるように色々教えよう」
ダスカ「よろしくお願いします」
ゴルシ「んあ?ウオッカとギムレットの二人居ねぇけどどこ行った?」
ダイヤ「あっ!あれですあそこに」
既に二人は練習場を走っていた。ハンドルの持ち方で…
キタサン「バイク…!カッ〜!ゴーストバイクを思い出します!」
ダイヤ「ゴーストバイク…?幽霊バイク?確かに目には見えないね」
ゴルシ「なんかそういう訳じゃなさそうだけどな」
ウオッカとギムレットは走り終え戻ってきた
ウオッカ「ギムレット先輩…!急に走り…だしてどうしたんですか?」
ギムレット「フッ…ライダー足るもの何時も走り出したら止まらないだろ?」
ウオッカ「カッケー!」
クリスエス「何をしてるだ…」
ギムレット「何って練習だが?」
クリスエス「お笑いで見たことある走り方でか?」
ギムレット「へっ…!見てろクリスエス、俺の教え方でスカーレットに勝ってやる!」
クリスエス「フフッ…負けないぞ?」
トレセン学園に今日も嵐が来る…
???「お二方に負ける訳にはいかないですね。トレーナーさん」
トレーナー「あぁ、特に阪神JFで負けたウオッカには勝たないと彼女は日本ダービーにすら登録してる…それくらいの素質があるのだろう」
???「ダービー。ですか〜ティアラ路線を歩みそしてダービーへ…制したら確か以前は戦前ですよね?」
トレーナー「あぁ…そうだマーチャン以前の達成者は戦前であり…変則三冠ウマ娘という唯一無二の記録保持者だ」
アストンマーチャン「そんな方達と走れる事そして三強と呼ばれてる事を光栄に思いますね」
トレーナー「桜花賞。締まっていこう」
「はい…!」
(あのお二人に勝てば皆の記憶に残るかな…?)
続く