ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
クリスエス「走る…ぞ」
ダスカ「はい!クリスエス先輩」
沖野「良さそう…だなぁクリスエス。座学もやっておけよ」
「of course,スカーレット。これからは座学だ座して学ぶぞ?」
ダスカ「えぇ…!?ウオッカは走ってますよ!?」
クリスエス「ん…?あの子も確か座学のハズ…だ」
ダスカ「勉強…集中しなきゃ!」
クリスエス「concentration,スカーレット。桜花賞は阪神レース場の芝1600m勿論フルゲート18人だ…」
沖野(大丈夫そうだな…さて、ウオッカの方は…)
ウオッカ「学校終わっても勉強…勉強だりぃ〜」
ギムレット「ウオッカ…俺と同じ美学。レースを歩むのなら…勉強は大切だ、共に賢くなろう…」
ウオッカ「くぅぅ〜!やっぱギムレット先輩は憧れる!痺れるぅ!」
ギムレット「あぁ…!本気でいくぞ」
沖野(本気…)
ギムレット「ここ…コーナーで曲がるには姿勢を正しコーナー手前でブレーキを終了しハンドルを切り寝かしつけるそしてアクセルを踏むと…」
ウオッカ×ギムレット「コーナーが曲がれる!!」
沖野「なんでバイクの乗り方勉強してるんだ!?」
ギムレット「応用だ…脚にどう踏ん張りを効かせて曲がるとか…のな」
ウオッカ「そういうことだ!」
沖野「うまいこと言いやがって…」
ウオッカ「なーまたマートレあの格好で練習してるぞ…つーかジュペナイルでもあれ着て応援してるとか最初コスプレかと思ってたぜ」
沖野「大変だな…あいつ」
ウオッカ「マーチャンも元気そうでなによりだな!桜花賞でも負けないぜ次も勝つ!」
沖野「あぁ、そしてスカーレットにもだな」
ウオッカ「勿論だぜ!」
トレーニング終了後…
共同トレーナー室
沖野「なぁ…マートレって呼んで良いんだよな?お前の事」
マートレ「マーチャンからそう呼ばれるように振る舞えって言われてるからな」
「あの格好もか?学園はともかくレース場、G1開催時によくURAが許したな」
マートレ「クラシック競走では着るなと上から言われてるんだがな」
「そりゃクラシックはな…マーチャンさその事分かってるのか?」
「理解してたそりゃそうですよね〜って言ってたな」
「桜花賞ではよろしくな」
「勿論、阪神JFではしてやられたが今回は…!」
「おう俺達も負ねーぞ」
その頃
クリスエス「スカーレット、座学終了するお疲れ様だな」
「お疲れ様…です」
「ちゃんと休めよ、スカーレット最後に私から一言だ」
「何ですか?」
「ウオッカに負けた時の事を思い出せそしてその経験を活かせ。この次は無いものと思え」
「無いものと?あっ…」
そうだシンボリクリスエスとタニノギムレットはトゥインクルシリーズではたった一度の対決。それは世代の頂点を決める日本ダービーただ一戦だけなのであった。
「…悔いのないようになドリームレースで走れば良い…そうな事はスカーレットは言わないよな?」
「勿論、一戦一戦を大事に戦います!」
「がんばれ…応援してるAleをスカーレットに」
そして桜花賞当日を迎えた。
桜花賞阪神レース場に満開の桜咲く芽吹く季節に行われる。毎年このレースの時に満開になるように阪神レース場スタッフが調整してると聞いた事がある。どれ程大変な事をしているのだろうか…
沖野「流石、阪神レース場造園課だなぁ昨日の雨でも散ってすらない」
スペ「造園課?」
「桜花賞ノ時に満開の桜になるように調整してるらしいわ今年は7分咲きだけど」
「へぇ…スズカさん調整凄いんですね」
「ターフの手入れしてくれる方々と同じように敬意を持ってないと…」
沖野「そうだな…」
そうこうしているうちにウマ娘の入場が始まった。
「来た、念を送るわよ!」
「送るってどっちに…?」
「スペちゃん、好きな方に念を送れば?」
「チームスピカの二人〜頑張れよスカーレット!ウオッカ〜マーチャンに負けるな〜!」
ゴルシの声が聞こえたのか二人は手を振って応えた。
マーチャンは少し怪訝な表情?少し怒っているような…
「アンタどうしたの?何か気になることでも?」
「トレーナーさんが私の格好をしてくれていません!これは由々しき…」
「アンタねぇ!本番よ!?クラシックよ!?歴史あるレースでそんな格好許される訳無いじゃない!ほら!ウオッカも何か言いなさいよ!」
ウオッカは無言で大人びた表情で立ち振る舞いつつアップを開始してた
「フン…勝ちは譲らないわこのアタシが桜花賞のエースとなるの」
(桜花賞勝てたらオークス行かねぇと行けねぇのかね…どうなんだろ。俺は…行きたいところがある)
「俺も負けない。変則三冠ウマ娘になってやる」
「変則三冠!?アンタまさか…」
「ま…そういうこった、負けられないんだよ次の為にもな!」
「そう…精々頑張りなさいな」
そして、桜花賞のファンファーレが花曇りの阪神レース場に鳴り響く
「阪神レース場、18人の熱き乙女達によって繰り広げられる桜花賞ゲートインのお時間ですあいにくの花曇りとなりましたが多数の観客が参りました。1番人気はやはり1600メートル戦ここまで無敗。阪神JF勝者ウオッカですね」
解説「はい、とても大人びたていてメンバーの中では最も集中していますねここが私の距離であると言わんとしているようですね」
「2番人気は阪神JFではウオッカの2着、フィールズレビューを勝利し見事桜花賞優先出走権獲得。アストンマーチャン!」
解説「アストンマーチャン、少し怒っているような…探している?ちょっと落ち着きが無いような感じがしますね大勢の人の前で緊張でしょうか…」
「3番人気は前走チューリップ賞ではウオッカに負けてしまいましたが持ち味の負けん気では誰にも負けません。ダイワスカーレット!」
解説「気持ちは大きく持っているように見えますね連対率も100%ですしG1ではどうなるか気になります」
「さあ、最後にダイワスカーレットが入りまして…花に酔うのも良し、ウマ娘に酔うのも良しいざスタート!」
(誰が行くの…マーチャン?いや私が!)
先頭に立ったのは…
「先頭はアマノチェリーラン先行策を取りました!2番手にアストンマーチャン!」
(ちょっと控えるか…嫌だけどそうしなかったら、クリスエス先輩に教えて貰ったこと全てが無駄になっちゃう!)
「ダイワスカーレット、5番手から3番手まで順位を上げた!その後ろからはウオッカ、ウオッカ前へ行くか!?」
「へへっ!!チューリップ賞みたいに差し切ってやらぁ!俺はここを勝ってダービーへ行くぜ!」
「ウオッカ!ウオッカ来ましたチューリップ賞と同じように差し切り体制!アストンマーチャン苦しいか?下がってしまうか?」
「…苦しいかなでも最後までマーチャンであり続ける!」
しかし大勢は決した。
「前は二人の争いだスカーレットか!?ウオッカか!?桜花の桜の女王となるのはどちらだ!?」
「桜の女王はアタシよ/俺だぜ!」
桜を彩ったゴール板に二人が並んだ。
「僅かにダイワスカーレット、ダイワスカーレットか!?桜の女王は僅かにダイワスカーレットか!?」
「フフ、やっぱりアタシが1番!エースに相応しいのはこのアタシよ〜!」
この二人の争いに阪神レース場は大変な盛り上がりを見せた。
「桜の女王はダイワスカーレットか〜!これはオークスも期待だな」
「ウオッカの方はダービーか…ティアラ路線からダービーを制す者って以前は戦前だろ?あいつやれるのか?」
テイオー「ねぇートレーナーウオッカ本当にダービー出るの?出すの?」
「アイツは出たい、絶対に出るぜって言う事聞かないんだ」
「ダービーに出るそして勝つことそれがアイツの夢だからさ」
そう答えたのはタニノギムレットだった。
クリスエス「しかしギムレット。以前のティアラロードからダービーウマ娘になったのはめちゃくちゃ過去だぞ勝算はあるのか?」
「勝算?一着だったら勝ちだろ?」
「oh…それだとスカーレットと言ってること変わらないぞ」
「…フフっ誰も行かない道を行け。茨の中に答えがある。俺の好きな言葉だ」
「ギムレット…敢えて行かせたか、ウオッカはお前に憧れているもんな夢はやはり先輩と同じようにダービーウマ娘か…」
「フフ教え子に夢を託すそれも俺の役割何じゃないかと思ってな…クリスエスお前もどうだ?」
「夢…ドリームは大きく持ってほしいな勝って…そうだな安定感が欲しい」
「安定感…ダービー後引退しちまった俺への当てつけか?クリスエス」
「フフ…バレたか」
キタサン「あの人達も来てたんだん〜何だが渋くて良いよね」
ダイヤ「クール、ビューティーの二人の走りまたドリーム・レースシリーズで見れるんだよね!キタちゃん」
キタサン「いつか走りたいね!私達もねダイヤちゃん!」
「…そうだねキタちゃん」
桜咲く桜花賞も遂に終わりその夜
スカーレット&ウオッカ部屋
「本当にアンタ、ダービーに出るの?」
「それが俺の夢だからな!」
「辞めときなさいオークスも距離や会場は一緒よ?」
「んだぁ?スカーレットも記者と同じこと言うんだな以外だな気にしなくていいわとかいうかと…」
「アタシが怖くて逃げてるんでしょ?」
その一言を言った瞬間空気が凍ったのを肌で感じた
「てめえ…もう一回言ってみろ」
「はぁ…?それで怒るとか…」
「もう一回言ってみろって!ざけんな」
「…え?ご、ごめんって」
「ダービー勝つまで口聞かないからな」
「なによ…」
ダイワスカーレットは悶々としながら眠りについた
次回に続く