ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
スズカ自身にとってもとても良いレースだった。
自分の新たな勝ち方を習得して
スぺ「改めて!スズカさん、七夕賞優勝おめでとうございます。福島からやっと帰ってこれましたね!おめでとうございます」
スズカ「…ありがとうスぺちゃん」
スぺ「スズカさん?」
スズカ「色々…知られちゃったな」
スぺ「私、スズカさんの過去が知れて良かったです。可愛いですよそういう所もあるなんて」
スズカ「や、やめてって…そのうち怒るよ?」
スぺ「怒ったスズカさんも可愛いです!」
スズカ「上手いこと言っちゃって…」
スぺ「許してくれますよね?」
スズカ「しょうがないわね…」
スぺ「わーい!」
スズカ「そういえばスぺちゃん、スぺちゃんの出るレースって京都大賞典だっけ?」
スぺ「はい!前は残念な結果でしたが次は頑張りますね!」
スズカ「太り過ぎないでね…私も応援するし…スペちゃんも私の毎日王冠応援してね?」
スペ「はっ…はい…!」
こうして、スズカの七夕賞、いわゆる夏のレースは幕を閉じた。
数ヶ月後…
モグ…モグ…
スペ「スズカさん…もう食べて行っちゃったな」
グラス「スペちゃん」
エル「アタシ達とご飯食べるデース!」
スペ「うん!いいよ〜」
グラス「こうしてご飯を一緒に食べるのも久しぶりですね」
スペ「ご、ごめんね!私、スズカさんとずっと一緒に食べてて」
グラス「いえいえ、お気になさらず。同じチームの方と食べた方が良いですよ」
エル「寂しくてスペちゃーんと言ってたのはどこの誰デスか?」
グラス「エル…?」
エル「あ、これガチな奴デス…」
グラス「残りはお部屋でゆっくりと食べましょうか…ウフフ」
エル「ヒェェ!スペちゃんタスケテー」
スペ「知りません!」
グラス「と…帰る前にスペちゃんに話して置かなければいけない事がありました」
スペ「私に…?」
グラス「来月の京都大賞典、私とエルも出走予定です」
スペ「えっ!グラスちゃんとエルちゃんも出るの!?」
エル「そーみたいデスね、運命の巡り合わせか私達が3人一緒のレースを走るのは初めてデスネ!負けませんヨー」
スペ「うん…!こっちだって負けないよ」
グラス「えぇ…私も負けませんわ打倒スペちゃんを目指して毎日鍛錬してますもの…!」
スピカ部室にて
沖野「なるほどな…あいつら二人も京都大賞典を目指してくるとはな…」
ゴルシ「そういえばよぉ〜ディープの奴はどうしたんだ?オールカマー出るって噂だったのによぉ」
沖野「ディープインパクトはURAの理事会で決定されたそうだが特別出走枠として参加するそうだ」
ゴルシ「へぇ…ずりぃな、あいつだけ特別扱いかよ他にも出たいウマ娘は大勢居るのによ」
沖野「まぁな、あいつが成し遂げた海外の三冠はそれほど凄いって訳だな」
スズカ「私は余り気にはならないですね」
ゴルシ「ほぉ…やる気MAX有頂天スズカちゃんはそんなの関係なしに勝つ自身が!」
スズカ「ゴルシ先輩…私、やる気MAX有頂天スズカなんて変な名前じゃ…勝つ自信はありますけど」
ゴルシ「いや、普通に冗談に決まってるだろ…ま、勝つ自信があるなら良かったぜ」
テイオー「スズカ上手いな〜ゴルシの扱い」
スズカ「そう…?」
沖野「よーし!今日の練習始めるぞ!スペは京都大賞典対策、
スズカは毎日王冠を確実に勝つ為の練習内容とする!」
みんな「はーい!」
その日の夜
沖野「ハーナちゃん」
東条「…なに?」
沖野「エルとグラスが相手か…ハナちゃんの差金?」
東条「違うわ、彼女達二人が直接私に意見具申してきたのよ…なぁに?勝てないって泣きべそかきに来たの?」
沖野「いや、ライバルと戦って得るものもあるだろ…負けられない戦いだがな」
東条「勝てるわあなた達スピカなら」
沖野「かなり…評価をあげてくるな!」
東条「ディープの件聞いてるわよね?」
沖野「天皇賞(秋)に特別出走だろ?知ってるさ」
東条「あれには私も許せないわね、いくら実績のあるウマ娘だとしてもね…天皇賞(秋)に出たくとも出られないウマ娘だって居るのに…あれはきっと海外から圧力か何かがあったのよ」
沖野「別に俺は良いけどな〜あいつらが嫌なら考えるけども…
なーに!出走しても一着は讓らないぜ!」
東条「ふっ…あなたらしいわね」
数週間後…
赤坂「遂にこの日がやって参りました!京都大賞典!
実況は赤坂と細江さんにて行います!」
細江さん「よろしくお願いします」
赤坂「本日の京都大賞典、何と言っても四人の強力な優駿、ウマ娘が出走するのが見どころですね!細江さん!」
細江さん「はいっ!出走前からこんなにドキドキするレースは早々ありませんよ」
赤坂「本日、東京競馬場では毎日王冠が予定されており…
そちらはやはりサイレンススズカの一強でしょうかね?」
細江さん「レース結果がどうなるかはゴールまで分かりませんが
彼女にとってはとても勝ちやすいレースになるだろうと思います。」
スタッ…スタッ…
スペは京都競馬場の地下通保を歩いてると
チームスピカの面々が居た。
テイオー「スペちゃんガンバレ〜」
マックイーン「応援していますわ…あなたの勝利を信じて」
ゴルシ「スペ、リラックスだ!アタシ達みんなで特訓したあの時を忘れんなよ!」
スカーレット&ウオッカ「スペ先輩!ファイトです!応援してます!」
沖野「スペ!お前なら一着を取れるぞ!一着を取ってスズカと天皇賞(秋)を一緒に走るんだろ!」
スペ「み、みなさん!応援ありがとうございます、私…頑張りますね!」
ゴルシ「おい、トレーナー!」
沖野「おっ、そうだったそうだった!」
と言うとトレーナーはスマホを取り出した。
スズカ「あっ…!スペちゃん!」
スペ「ス…スズカさん!?スズカさんも頑張って下さいね!」
スズカ「えぇ、スペちゃんも頑張って。一緒に、行きましょうね天皇賞(秋)のターフへ」
スペ「はい、一緒に!私達は…」
二人「「ライバルですもの」」
東条「切れたわね」
スズカ「東条トレーナーその、良かったんですか?京都に行かなくて」
東条「見返しは当然するわよ…今は後で簡単に見返せるし」
スズカ「なるほど…」
東条「スズカ…ちょっといいかしら?」
スズカ「はい…?」
東条「あなた、強くなったわね、どうやらスピカのチームメイトとはリギルのチームメイトより遥かに仲良くなっているのね、やはり友情は大事ね…」
スズカ「はい…そうだと思います」
東条「スズカ、一着の景色…私も見てみたいわ」
スズカ「一着でゴールしますので…必ず、見せます」
スタッ…スタッ…
東条(スズカ、天皇賞(秋)に出なさい!出て…ディープを倒すのよ!)
赤坂「さあ、ターフにウマ娘達が続々と入って来ました!
3番人気、エルコンドルパサー!」
細江さん「世界を席巻した怪鳥の走りに期待です」
赤坂「2番人気、グラスワンダー!」
細江さん「スペシャルウィークの対抗筆頭ウマ娘です。戦績はグラスワンダーの方が上ですね期待しています」
赤坂「そして一番人気は日本総大将、スペシャルウィーク!」
細江さん「日本総大将として出走したジャパンカップではあの欧州最強、凱旋門賞ウマ娘。モンジューに勝利したウマ娘です。今回も他者を寄せ付けない走りに期待が持てます」
赤坂「そして、急遽出走の決まったウマ娘を紹介します!
4番人気ライスシャワー!ヒールかヒーローか天皇賞春以来の勝利なるか!?」
細江さん「ライスシャワー、精神力であればこの中でトップクラスと言っても過言は無いでしょう」
赤坂「順調に枠入りが進んでおります…」
スペ(これに勝って、スズカさんと!天皇賞を走るんだ)
グラス(天皇賞でスズカさんともう一度…)
エル(スズカさんともう一度…戦う!ワタシはあの人を超えなくちゃいけないデス!)
ライス(レースに勝って、栄誉と祝福を!ブルボンさんにも褒めて貰わなくちゃ…)
赤坂「枠入り完了…京都大賞典、スタートです!」
バッ…
赤坂「先頭は日本総大将、スペシャルウィーク!2番手にはエルコンドルパサー!3番手にはグラスワンダー4番手にはライスシャワー!
今回は逃げウマ娘が先頭ではありませんね…」
細江さん「どうやら、2,3,4番手に阻まれて抜け出せないようです」
本来、スペシャルウィークが最初から先頭になるのはあまり無いがこのレースは逃げウマ娘が少なくスペ先行エル、グラス、ライス(エルは先行と差し両方遜色無く走れる)がいる為他のウマ娘はG1ウマ娘、四人に追いつく事すら難しい。
赤坂「さぁ、G1ウマ娘四人が熾烈なレース展開を繰り広げています!」
細江「誰が勝つか、誰が天皇賞(秋)の切符を手に入れるのか!
まだ、分かりません!」
京都大賞典残りハロン、5ハロン約1000メートル
この短い距離に全てを、ぶつけて…
次回につづく