ウマ娘プリティーダービー Next stories 作:クマ提督
東京11レース終了後 地下通路
カツ…カツ…
スズカは一人、ウイニングライブ控室に向かう為歩みを進めているすると、向こうからウマ娘が現れた。
そう、ディープインパクトだ
スズカ「ディープ…なにかしら?」
ディープ「さっきのレース見させてもらった。圧倒的な大逃げでカッコ良かった」
スズカ「天皇賞秋を勝つのは私か、スペちゃんだから…!」
ディープ「えぇ…良いレースにしましょ」
スズカ「えぇもちろん!」
ディープ「夜…部屋に行っても良いか??」
スズカ「まぁ…スペちゃんが帰ってくるまでならいいわよ」
寮の部屋
スズカ「で?部屋に来て何するの?」
ディープ「スズカ、あなたには話しておこうと思って…私の今後」
スズカ「今後…?って何かあるの?何のレースに出るかとか?」
ディープ「近いけど…ちょっと違うかな?私、今年の有馬が終わったらアメリカへ行こうと思う!」
アメリカ、その言葉を聞いたスズカは俯く
スズカ「アメリカね…やめておきなさいディープあなたまで行く必要は無いわ」
ディープ「その言い方…やっぱり何かあったんですね?」
スズカ「う…」
ディープ「東条トレーナーから聞いてます…アメリカで何をされたか」
スズカ「誰にも教えるんじゃ無かった…東条さんきっとうちのトレーナーさんから聞いたんだわ…」
スペ「そうやって、一人で抱え込むんですか?スズカさん…」
スズカ「えぇ…って!スペちゃん!?ちょ…ちょっと!ディープ!話が違うじゃない!」
ディープ「私もスペさんと同意見です。一人で抱え込むんですか?スズカ!あなたは!」
スペ「一人で抱え込まないでください!私は…チームスピカのメンバーじゃないですか!ディープさんも話して見れば良い方でした…相談してくださいよ…スズカさん!」
スズカ「ぅぅ…グスッ…えぇ…そうね私が間違ってたわね悩み事を打ち明けるのが友達、仲間…だもんね」
スペ「はい!そうです!」
スズカ「ウマ娘の友達、スペちゃん居なかったんだよね…?」
スペ「え…?まぁ、そうですけど…?」
スズカ「私も一緒、友達なんて居なかったわ…いつもね「スズカちゃんだけ先頭走り過ぎ〜おいつけないよ〜」って言われてて気が付いたら一人で只ひたすらに走っていたわ…」
スペ「スズカさんも…居なかったんですか?」
スズカ「あんまり社交的じゃないしね私。本当の友達と出会えたのはこの学園に入ってから。それがエアグルーヴだったの昔の私尖ってて良く話すうちに…その後、スペちゃんと出会ったのよ
あのバレンタインステークスで」
スペ「そう…だったんですか尖ってたんですか!?スズカさんって」
スズカ「まぁ…ね?」
ディープ「後は…大丈夫?スペさん」
スペ「はい!ありがとうございました」
ディープは部屋を後にした
スペ「スズカさん…その、ごめんなさいずっとアメリカで何があったのか気になってて…」
スズカ「知りたいの?何があったか」
スペ「はい…ディープさんは東条トレーナーから聞いたって言ってましたけど…全部話したんですか?」
スズカ「うちのトレーナーさんには何があったか全部話したわよ…」
スズカ過去編 アメリカ遠征編
私はアメリカへの遠征を希望し理事長の許可も取れてアメリカへと渡った。
私はアメリカの競馬場はどんな感じだろう?
あちらのウマ娘と仲良くなれるかな?
と淡い希望を抱き向かったがそれは一瞬で消し飛んだ。
「ジャパンから、大逃げの天才ウマ娘が来るって聞いてたけど
あんたダート走れないんだぁ…じゃあ…?ここじゃなくて分校に…?」
一人が喋りだすとお供みたいなウマ娘達も口を開く
「行くべきデース!〜」
「日本に帰ろ〜!」
スペ「え!?酷くないですか!?いきなり罵詈雑言を浴びせるなんて…」
スズカ「こういう事だからあんまり教えたくなかったのよ…」
アメリカのトレーナー「サイレンススズカ?聞いてるの?」
スズカ「はい…その私はダートじゃなくて」
アメリカのトレーナー「あなたは分校の方に行くべきね分校はあっちよ」
分校…それはアメリカのトレセン学園の離にあった。
いざ、入ってみるとそこには先程のウマ娘達より優しそうな方達が多かった。
スペ「分校の人達は良くしてれたんですか?」
スズカ「えぇ…とってもね怪我のしにくい走破方法とか教えてもらったのは彼女達からだし」
スペ「でも、なんで…あの人達は…」
スズカ「それも彼女達に聞いて原因が分かったわ」
私が最初に話したウマ娘達はダートウマ娘
つまりダートが得意って事ハルウララみたいにね
スペ「それだけ…!?」
スズカ「アメリカは日本や欧州と違ってダートがメインレースみたいな所があって日本と違うそうなの勿論、ダートレースも芝とは違った面白みがあるわでも…」
スペ「それ!間違ってます!強い相手が居るなら強いねって!褒めるべきですよ!」
スズカ「そうよねスペちゃんの言ってることは正しいと思うわ…
まぁ…色々あったけど勉強になったし良いかなって…」
スペ「まぁ…スズカさんが良いと言うなら私はこれ以上は言いませんけど…大丈夫なんですかスズカさん?もう一人で悩んだりしないで下さいね?」
スズカ「えぇ…勿論!スペちゃんや仲間に相談するわねあ…ちなみになんだけどスペちゃんはディープが有馬の後どうするかって話は聞いてる?」
スペ「あ…私も教えてもらいました。二人だけの秘密に今はしておいてくれって内容でしたよ…アメリカに行って何をするんですかね?」
スズカ(ディープ…まさかあなた私の…敵討ちの為にアメリカに?)
スズカはそう思ったがこれは単に推論でしかない為スペには話さなかった。
数日後、スピカ部室
テイオー「スペちゃん!京都大賞典優勝おめでとう!スズカも毎日王冠優勝おめでとう!」
スペ「ありがとうございます!テイオーさん」
スズカ「ありがとう…テイオー」
「この前のステイヤーチャレンジステークスは激戦となりましたね細江さん」
「はい、何と言ってもライスシャワーvsミホノブルボンの菊花賞以来の再戦が、新規開設記念で実施されブルボンの勝利で終わりレースは良かったですねしかし、レースは家に帰るまでがレースなのですから気を抜いてはいけないですね」
「ほ…細江さん!?その話は…そのえっと、有り難いんですけど」
ゴルシ「なんだ?なんだ?この前のレースで何かあったのか…?そーいやトレーナーは人居ねぇからレース場行ってたんだろ?なんか知ってっか?」
沖野「なんか二人が喧嘩したとかどうかとか聞いたな」
ゴルシ「あの…二人が喧嘩!?何があったんだよ…前まで無茶苦茶仲良かったじゃんかよ」
マックイーン「えぇ…なのにおかしいですわね」
テイオー「何かあったのかな…ブルボンとライスに…」
沖野「…オレたちがここで言い合っても何も始まらない。その話は練習が終わったらゆっくりしようか…」
スペ「ですね!」
スズカ「天皇賞秋まであと少しですし!」
ピンポンパンポーン
「チームスピカ トレーナーさんトレーナーさん、チームリギルトレーナー東条さん、東条さん、理事長がお呼びです。
至急、理事長室までお越しください」
沖野「呼び出し?」
ゴルシ「…あれほど、外でウマ娘のトモ触るじゃねぇーって言っただろ〜!?」
テイオー「捕まっちゃうんだねトレーナー」
マックイーン「釈放…考えておきます一旦メジロ家で話し合いしますわ」
ウオッカ「マジかよ…」
スカーレット「…信じてますから」
スペ「捕まっても仕方無いですよ…セクハラです!」
スズカ「トレーナーさん…」
沖野「誤解だ!俺は何もしちゃいねーぞ!」
ゴルシ「本当か〜?ちなみにこの後の練習はいつも通りでいいよな?」
沖野「本当だ!信じろ!…練習はいつも通りで良いぞ。呼ばれてるし早速行くからな」
ガチャッ
沖野が理事長室に向けて歩くと東条が近くで待っていた。
東条「沖野…呼び出しってまさかこの前の…?」
沖野「かもな、この前の爺さんやっぱそれなりのお偉いさんかな?」
東条「大丈夫なの!?」
沖野「なーに!何かあっても俺が責任取るわ」
東条「沖野…」
沖野「失礼します。沖野です」
理事長「うむ…どうぞ」
「こんばんは、沖野トレーナーさん」
そこには白髪の紳士が理事長と向かい合いソファーに座っていた。
数日後
東京競馬場
赤坂「遂に…この日がやって参りました!天皇賞秋!優駿達が各々が思い描いたユメを駆けます」
細江さん「サイレンススズカ、彼女にとっての悪夢を晴らす事は出来るのでしょうか期待が持てます」
スペ「行きましょうスズカさん!」
スズカ「えぇ…!スペちゃん」
ディープ「…私だって負けない!公式戦でも勝ってみせる」
スペ「はい!望むところです」
スズカ「負けない…前回の私達だと思わない事ね」
赤坂「さぁ…!天皇賞、盾の栄誉に最も近いウマ娘達をご紹介しましょう!4番人気エアグルーヴ!
女帝が!燃える闘志を今ここに!
エアグルーヴ「スズカには…負けんぞ!」
3番人気はスペシャルウィーク!
日本総大将!遂にサイレンススズカと初の公式戦!勝つのは
日本総大将か!?異次元の逃走者か!?
スペ「スズカさんと…やっと戦えるんだ!負けません!」
2番人気はディープインパクト!
衝撃的な末脚で一着を目指し今日も飛ぶように飛翔するか!?
ディープ「末脚だったら…負けない!コーナーで差をつけてあげる…!」
赤坂「あの日の沈黙を、あの日の悪夢を破るかサイレンススズカ!完全復活した彼女は天皇賞秋。盾の栄誉を獲得出来るのか!?」
スズカ「私が…1番先頭でゴールするだけ!絶対に勝つわ!」
赤坂「さあ、各ウマ娘!ゲートにぞくぞくと入って行きます!
あの日の沈黙は、今日の日の栄光の為に…
スズカ、あなたはユメを駆ける!
天皇賞秋!スタートです」
バンッ
天皇賞秋が遂に始まった。
あの日の続きを…
叶えられなかったユメの為に
もう一度、サイレンススズカは天皇賞秋のターフを駆ける。
希望に満ち溢れる栄光を掴む為に…
次回へつづく