まぁ今日はオフ会、当日ですけども。
えーとですね、まぁ集合場所の、えー羽沢珈琲店に行ってきたんですけども。
ゼロ人にはなりません(先回り)
すっかり馴染となったオフ会、いつもお相手方がRoseliaやら生徒会やらで忙しいため中々開催されることはないが、ついに夏休みに突入したこともあり、一学期お疲れ様という意味も込めて羽沢珈琲店へとやってきた。
「あー! そうさんはやーい!」
「ん? 今来たとこだよ」
「お~、デートっぽい言い回し!」
まずやってきたのは一番ご近所さんのあこちゃん。俺はそれより早く来た理由は愚痴っぽいおっぱいに呼び出されていたためだ。しかもそれだけで帰りやがった。しかもなーにが大輔にはご褒美でしょ、だ。奢らされたら一緒じゃい! ごちそうさまでした!
「いらっしゃいませ、あこちゃん」
「うん! あ、そうさんも一緒で、あと紗夜さんとりんりんも来るから!」
「わかった、じゃあ宗山さんも」
「ごめんね羽沢さん」
「いえ! ひまりちゃんの愚痴聞いてもらってるだけありがたいので!」
というのは羽沢某さん。えっと、やばまたひまりに名前覚えてないって怒られる。そう思っていたらつぐちん! とメニュー片手に元気な声がしたおかげでつぐみちゃんだったと思い出した。サンキューあこちゃん。またひとつひまりに脅される要素が減ったぜ。
「あこちゃんに……宗山さん、おはやいですね……」
「おはよう燐子さん」
あこちゃんとゲームの話に盛り上がっていると日傘を畳みながら微笑むおっぱいお嬢様がにっこりと微笑んだ。め、女神だ……夏場において不釣り合いなほどの白さと、漆のようなツヤのある黒髪、そしておっぱい、あとおっぱい! 最後にやっぱりおっぱい! この前の瑠唯さんによる我が家突撃事件で観察してて気づいたんだけどサイズは瑠唯さんの方がおっきいけど身長とかの問題で見た目は燐子さんのがでかい。なにがってでかい。いや瑠唯さんの時にはこんなにひゃっほいできなかったからはっちゃけさせてもらうわ。でっか。
「おはようございます、私が最後ですか」
「あ、おはよーっす紗夜さん」
「……ええ、今日も相変わらずでなによりです宗山さん」
そしてその後すぐにやってきたのはぺったん川、じゃなくて氷川紗夜さん。いやね、脚もスラってしてるし色白だけど健康そうながら細くそして素敵な指をお持ちの美人系ギタリストさんなんだけど、一部がなぁ……これでおっぱいが目測スリーサイズ上だったらな。間違いなく惚れてたよ。
「──と、いうことでみんな集まったところで、一学期お疲れ~」
「お疲れ様でーっす!」
「ふふ、はい……お疲れ様、あこちゃん」
「まだまだ生徒会の仕事は残っていますけれどね」
紗夜さんが余計なことを言ったのはスルーしておいてグラスを合わせる。打ち上げのノリをこんなまだ朝からしていいのだろうか。暑くなる前に集まりたいというのは燐子さんの提案だったし、確かにと思ったから俺もみんなも賛成したけどいきなり乾杯から入るのか。
「Roseliaも夏休みプール行くんですか」
「ええ、なぜか」
「えー! 楽しみですよ! ね、りんりん!」
「う、うん……楽しみ、だね」
Afterglowはそれで悩みに悩んで新しいのまで買ったくせにやっぱり去年の水着にするとかふざけたことを抜かしたおっぱいがいたな。あのグループは幼馴染だし別に不思議なことじゃないと思うんだけど、Roseliaはこうなんかもっとストイックなメンツだと思ってた。少なくとも紗夜さんはそう言ってた。
「でも、確かに友希那さんって、そういうのにいいよって言うヒトじゃないんですよ~」
「何か心境の変化があった、とか?」
「……どう、なんでしょうね……」
このオフ会、前も言ったけどゲーム友達全員バンドメンバーなせいで現在ガールズバンドの中でも屈指の人気を誇るRoseliaの事情にも詳しくなってしまう。そろそろバンギャにキレられそう。ロゼのバンギャとパスパレのヲタは怒らせるとヤバいってえろい人が言ってた。誤字じゃないよ。
「そだ! そうさんも来る?」
「いやRoseliaに混ざるのは、オフ会ならまだしも」
「オフ会でもダメですっ!」
紗夜さんが顔を真っ赤にしながら否定するからびっくりしてしまう。そんな否定すること? そう思うと、今度はちょっとバツの悪そうな顔をしながら、俺を睨んできた。なんすか。俺なんか言いましたか?
「……宗山さん」
「はい?」
なんか燐子さんは燐子さんで察しろよみたいな目線を向けられ……てから素早く目を逸らされた。視線を合わせるのが苦手な燐子さんらしいリアクションだけど、あこちゃん助けて。なんかこの二人にわけのわからない挟まれかたしてる。挟まれるなら燐子さんのおっぱいとおっぱいの間がいい!
「あ! 紗夜さん恥ずかしいんですか!?」
「……当たり前でしょう」
「わ、わたしも流石に……恥ずかしいよ、あこちゃん……」
「えー! あこはぜーんぜん、へーきだよ!」
あこちゃん羞恥心はどこへ? あこちゃんって高一で比べるのなんかアレだけど瑠唯さんと同じ年なんだよな、こうなるとつくしやましろちゃんと、って言ったほうがまだ若干マイルドか。発育の方もつくしといい勝負だし、前途多難だなあこちゃん。逆に俺としてはロリッ子として関われてるからいいんだけど。
「とにかく! 私はそもそも男性とプールなど!」
「でもみんなで行っても男のヒトいるよ?」
「……それはっ、そう、ですが……」
なに論破されてんの紗夜さん。というかそうだった、一応ここのメンツにはあこちゃん以外には男性として認知されてるんだった。流石にね、瑠唯さんはわからんけどましろちゃんとかひまりとかは距離近すぎて男性扱いされてるかビミョーだもんな。
──それにしても燐子さんの水着か、ひまりが去年の燐子さんはスゴかった! って自慢げに言ってくるから気になってはいる。ひまりがスゴいって言うんだからな。相当なんだろう。羨ましい。
「はぁ……」
そんなひまりへの恨みをぐぬぬしていたら隣の氷川さんにため息を吐かれた。なんすか、なんすかその冷たい視線は。わかってますよ、それに俺は案外夏休みの予定詰まってるんでこれ以上プールとか行くと破産しちゃうんだよな。なるべくパトロンたるおじさんには頼らないって決めてる……と言いつつ流石に今回はましろちゃんのご要望に応えるとそれ以外に一切交際費使えなくなるからと相談した後だったりする。ただおじさん、女は金掛かるんだから気にすんな、青春しろ若人とバーコード決済のギフトで一ヶ月の給料の倍くらいのお金をもらった。シャッチョサン怖い。もうスマホ落とせない。
「ふふ……」
「なぜ白金さんは、そんなに嬉しそうなんですか」
「いえ……いつも宗山さんと氷川さんは、仲がよさそうだなぁ……と」
「ありえませんね」
そう即座に否定されるのも悲しいんだけど紗夜さん。そう抗議すると、またもやジロリと睨まれてため息交じりの紗夜さんに対して燐子さんが楽しそうに笑う。なんか最近こういう状況多いんだけど誰か解説しておくれ、あとがきとかでいいから。
「じゃ、またねそうさん!」
「うん、またゲームで」
「ククク、次にまみえる時は……えーっと、この、闇の女王のぉ~シモベとして、えーっとぉ」
「頼りにしてるよ、闇の女王さま」
「……うんっ!」
ブレないのはあこちゃんだけなんだよなぁ。後の二人はなんか俺に含みがある気がしてならなくて、俺はちょっとだけ疲れてため息を吐きながら部屋まで戻ってベッドダイブする。スマホを手に取ると三つのメッセージが来てた。ひとつはグループ全体にまたオフ会したい! というあこちゃんからのメッセージ。そしてもう二人は紗夜さんと燐子さんから。
『明日のお昼、お話しておきたいことがあるのですが』
『宗山さんは明日のお夕飯ってもう決めてあるでしょうか? よければ少しお話がてら、ちょっと恥ずかしいんですが……お二人でお食事とかどうですか? 場所はリンクも貼っておきますね!』
無機質で淡泊な感じなのが紗夜さん、本人印象とめちゃくちゃ違うのが燐子さんだ。しかも燐子さん若干押しも強い。既にリンク送られていえ結構ですって言える? 言えんくない? というか示し合わせたように昼と夜分けられるとなんかのドッキリかもしれんって警戒してしまうんだけど。続いて二人してこの内容は他の二人には秘密ということでという言葉が添えられていた。仲良しかあんたら。ただ昼夜どっちも暇してた俺はまぁいっかと安直にダブルブッキングをかますことにした。
おっぱいヒロイン図鑑
№03元気いっぱい中二病:宇田川あこ
おっぱいはないロリ枠(モニカと同世代)。ロリは概念。彼女にとって彼はゲーム友達でありお兄ちゃん的存在。リサ姉の男版? 最近は紗夜さん、りんりん四人含めて一緒に過ごすことが増えて嬉しいらしい。
EX№03羽沢珈琲店の看板娘:羽沢つぐみ
視界に入らない(おっぱいがない)看板娘。なんなら名前も割とうろ覚えだがひまりに怒られるため、ちぃ覚えた。因みにつぐみはちゃんと認知してるしひまりちゃんと仲良しだなぁと生暖かい目で見てることも多い。
平和だなぁこの子ら。さて、次回は紗夜さん燐子さんのダブルブッキング回です。ドロドロが始まるわけではないのでご安心を。