ウマ娘 リトルダービー ~ウマ娘世界における、ちょっと異なる種の話~   作:zaq2

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赤いばんそーこー

 翌日、天気は快晴。

 トレーニング体験という事で、朝から設備が整っているというトレセン学園へと赴いていた。

 

「でっけぇ・・・」

「本当に、大きいですわね」

「とっても大きいですわね」

「ウマ娘の育成に特化している学園と知ってはいたが…」

「ここまで広いと、迷子になっちゃうかもね」

 

 トレーニングコースの利用時間まで時間があるという事で、まずは学園の見学という事で見て回っているのだが、学園内の設備を見て回るだけでも、かなりの大きさである事を実感させられていた。

 

 何もかもが想像していた内容よりも数段階上といった感じで、本格的なトレーニングなどを行うのに特化しているというのには、一同驚きとともに感心していた。

 

 そうして、本日のトレーニング体験を行うというコースが一望できる場所へとやってきたのだが。

 

「うぉぉぉ!!本物のトレーニングコースだ!!すっげーでっけー!!」

「先ほどから、でっけーとしか言ってませんよ」

「ずーっと、でっけーとしか言ってませんね」

「語彙力失うのは分らんでもない。実際に自分の目で見ると、印象がまったく違ったからな」

「うん、本当にそうだよね、圧倒されてばっかりだし」

 

 展望した先に広がっていたのは、種類の違うトレーニングコースだった。

 

 そのコースの上を、今もトレーニングをしているウマ娘たちが走ってもいたが、その大きさから比較したら、トレーニングコースの大きさもかなり大きいだと感じた。

 

「さて、今日、君たちが体験してもらうのは、あの内側にある茶色っぽい地面のコースとなる」

 

 今回のトレーニング体験の案内役トレーナーさんからそう説明を受ける。

 確かに、芝や砂とは違う色をしているコースだった。

 

「じゃ、コースに出てもらう前に、とりあえず更衣室で着替えてもらって、ここに再び集合という事で」

 

 

   *   *   *

 

 

 集合場所にてそれぞれが、運動着に着替えてやってきている中、一人違う姿で現れていた。

 

 クラス別で着替えてたのだが、その最中にも「それ、怒られない?」という忠告はしておいたのだが「気合を入れる為には!」と言っては聞く耳を持ってもらえず、フクショウグンにすらも「怒られてこい」といった感じで呆れられていた。

 

 そうして、集まった誰もが注目するだけの中、ポニーオーが声をかけた。

 たぶん、みんな心の中では「よくやった!」とか思ってるはず。

 

「えーと、どうしたんだい?その恰好は…」

「へっへーん、どうだ。カッコイイだろ?この日のために作ってたんだぜ!」

「おぉぉ!!カッコイイィ~!」

「やっぱクレシンはわかるか!」

「あー、指の絆創膏はそれかぁ」

「いや、うん、カッコイイかどうかといわれれば、カッコイイかもしれないけれどさ」

「あたしにゃ、どこからツッコメばいいのかわからないわ」

「そうですね・・・まずは衣装でしょうか」

「そうですわね。衣装からでしょうね」

 

 そう、みんなが体操着を着てきている中、一人他と異なる衣装を着てきていた。

 

 また、その衣装というのが、どこからどうみても「とある三冠ウマ娘」の衣装を真似た恰好になっている。

 

 細かく言えば、色が違っていたりしてるのだが、細部まで凝ってある作りというのが、拘りとでも言うのか何というか。

 

 さらに言えば、いつもの髪留めまで衣装に合わせて変えてきてた。

 ただ、指が絆創膏だらけなのは、まぁ、努力の賜物ともいえるのだろう・・・か?

 

「で、どうしてその衣装なんだい?」

「ん?そりゃ名前も似てるし、しかも三冠取ってるからな!あやかって同じ衣装作ってみたぜ!」

「「「はぁ…」」」

「あんたのその情熱は認めてるけど、なんというか、そこまでやるかというか・・・」

「行動力だけはすごいからね。ブラリアンは」

「それだけ、意気込んでいる。という事の証左なのだろうが…」

「理解力のあるリャイアンとフクショウグンに脱帽ですわ」

「情熱の点では理解はするが、時と場合を考えろとは言ったんだがな」

 

 

 そうして、お披露目?が終わった後に集合したのだが「お、えらく気合入ってる娘がいるね」というトレーナーの感心した言葉とは裏腹に、引率の先生に引っ張られては普通の運動着に着替えさせられていたのは言うまでもなかったかもしれない。

 

 




自作服のデザイン元になった名前の似てる三冠ウマ娘?
ご想像にお任せします(確信犯)


ちなみに、鼻の上には赤い絆創膏が貼ってあり、葉っぱも咥えようとしたが、見つからなかったので断念したみたいです。


あと、ポニー種だと身長っていくつぐらいなのか?
えーっと、今のところ一番小っこいニシノフラワーが135cm……135cm!?




追記:
感想は見させて頂いています。
元ネタをご存知の方は懐かしんで楽しんでもらえれば幸いかなと。
人、車にと色々対戦してたので、"競争"に関しては負けん気を強くさせてます。
"西からきた刺客"(ゲフンゴフン)は、濁点付きの声にすると被るので保留という事で…
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