フランドール・オーバーローデッド   作:凜としたBTQ

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 感想・誤字報告いつもありがとうございます!凄くありがたいです。
 そして本日はオーバーロードの新作ゲームがSteamとSwichで発売されます!
 なんか魔界村みたいで面白そう。クレマンちゃんが主人公なのもGOOD!
 家に帰ったらやるぞぉ





第十五話 妹様、邂逅する

 

 やっぱり殺しておくべきだった、とフランドールは強い自責の念に駆られていた。

 

 予想外にポンポンと話が進み、想定よりも遥かに簡単にワールドアイテムが手に入ったことで浮かれていた過去の自分を殺したい気分だった。

 

 あのワールドアイテムを所持していた謎の集団から受けた依頼を達成するため、朝早くから(くだん)の吸血鬼を討伐しに出かけたのがこの出会いの発端だ。

 

 最初に目に入ったのは白い鎧と赤い鎧が空中で激しく戦っている光景だった。

 

 フランはモモンガが習得している周囲のアンデッドの反応を感知し、大雑把な数と方向がわかる常時発動型の特殊技能(スキル)、<不死の祝福>と似たような、吸血鬼(ヴァンパイア)固有のスキルを所持している。

 始祖(オリジン・ヴァンパイア)を取得した状態で特定のイベントをこなすと獲得可能なその特殊技能(スキル)────<始祖の祝福>は、<不死の祝福>の対象を吸血鬼に対して特化させたようなスキルだ。

 

 付近にいるアンデッド全ての大雑把な位置把握を可能とする<不死の祝福>に対し、<始祖の祝福>は吸血鬼に限定するが対象の詳細な位置情報とレベル、HPやMPなどのステータス値、職業(クラス)を丸裸にすることが可能だ。

 

 故にスキルの恩恵により吸血鬼の場所を正確に把握したフランは、姿を消して警戒しながらその場へと近づいた。

 

 レベルが100であることはここに来る前にスキルの恩恵により察していたため、ブレインには既に離れた場所で待機してもらっている。

 

 あとは情報を集めつつ最後に吸血鬼を殺して終わりだと考えていたフランだったが……現場に到着するとターゲットは既に謎の白い鎧と戦っていた。

 

 そしてフランはターゲットの赤い鎧の姿に見覚えがあった。

 フランが手術のためユグドラシルを引退する前。友達のペロロンチーノと一緒に作成したギルド拠点であるナザリック地下大墳墓の防衛NPC────シャルティア・ブラッドフォールンに与えた装備とそっくりだったのだ。

 

 ユグドラシルの装備はデータクリスタルを入れることで自由にカスタマイズが可能であり、その見た目はプレイヤーのアバターと同様に千差万別のものだ。

 

 まったく瓜二つの装備を作製することもできるが、やはり用途としては罠や囮の意味合いが強く、装備をドロップしてしまうリスクを抱えてまで伝説級(レジェンド)装備を使い捨てにするようなことは早々なかった。故に本物である可能性は高いとフランは考える。

 

 だからこそフランは確かめる必要があった。

 そのためには、白い鎧の方は邪魔だった。

 

C'mon baby(おいで)……C'mon baby(おいで)…………Come into my hand(私の手の中に)

 

 謡うような声が森の一角に広がっている静かな広場へと響き渡る。

 

 エ・ランテルの街で発覚したことだが、フランは自身のスキルが一部ここに来てから変わったことに気づいていた。

 

 以前、骨の竜(スケリトル・ドラゴン)を粉々にしたそのスキルは本来拠点アイテムや装備などの物体(オブジェクト)を対象とするものであり、たとえゴーレム種であってもエネミーやプレイヤーそのものに対して使用することはできなかった。

 しかし漠然と“できる”ことを理解していたフランは、自身のその勘に従ったところ、実際にスキルによって敵を破壊することができたのだ。

 

 それがユグドラシルのフレーバーテキストにあった“ありとあらゆるものを破壊する”という説明が現実に反映されたため起こった変化であるとは知りようのないフランであったが、目の前の白い鎧を破壊する(壊す)のに最も効果的なスキルであることを本能的に理解していた。

 

 だからこその先手必勝。

 対象物体(オブジェクト)の耐久値に比例してチャージが必要となるこのスキルは、一撃で確実に対象を破壊する絶大な効果を持っていた。

 

Oh,it's so easy to(あらら、ちょっと握っただけで)────」

 

 しかしそのスキルは強力である反面、使用の際のデメリットもまた存在している。

 

 その一つがチャージ中は一切の他の行動ができなくなるというものだった。

 

 チャージ中は移動も転移もその一切が不可能となり、チャージ以外の一切の行動ができなくなるという戦闘において致命的な欠陥を抱えていた。

 しかしある程度これは抜け道がある。

 事前にかけたバフは継続するため<完全不可知化(パーフェクト・アンノウアブル)>などで隠れることが可能であるし、パーティメンバーに抱えられれば移動することも可能だ。

 チャージ中に攻撃を受けた段階で失敗判定となりスキルが不発に終わってしまうので敵から集中的に狙われてしまうが、パーティの協力や事前準備によって十分にリカバリーが可能なものである。

 

 そしてもう一つが攻撃対象に警告(アラート)が送られてしまうことだ。

 

 正確に言うと“対象物体(オブジェクト)の所有者に対してスキル攻撃を受けているという警告を流す”というものであり、これのせいで完全に不意打ちを行うことは不可能となっている。

 

 ツアーが戦闘中に感じていた悪寒の正体がこれだ。

 <完全不可知化(パーフェクト・アンノウアブル)>で二人の様子を窺っていたフランは、少し離れた目視可能な距離でスキルを発動させていた。

  もしシャルティアを対象として発動していた場合、この世界で効果の変わったスキルは装備に加えて本体のHPすべてをチャージに必要な耐久値として換算し、発動までにかなりの時間がかかっていただろう。

 しかしツアーの白金の鎧は操作しているだけのただの鎧であり、チャージに必要な対象の耐久値は鎧のものだけであったためそう時間をかけずにスキルが発動された。

 

 発動したそのスキルはかつてユグドラシルで数多のギルド武器を破壊し、ギルド戦において反則とまで言われた24時間に一度しか使用できないリスクを持つフランの奥の手にして切り札。

 デストロイヤー系の最上位職にあたり、ギルド武器破壊ランキングトップの者にのみ与えられる狂気の職業(クラス)────<デスレパード>をLv5にしたときに習得することが可能な究極の破壊スキル。

 

 Ow O Nom Ur Uyar A Ot Ira Grip & Breakdown!(ありとあらゆるものを支配し破壊する)

 

 その破壊の権能が、ツアーの操っていた白金の鎧を襲った。

 

「────Grip & Breakdown!(壊れちゃった!(きゅっとしてドカーン!))

 

 鈴の鳴るような声が聞こえた瞬間、今までシャルティアと激戦を繰り広げていた白金の鎧は、見るも無残な粉々のスクラップへとその姿を変えていった。

 

「ッ!?」

 

 突然起きた目の前の出来事にシャルティアは驚愕で目を見開く。

 <完全不可知化(パーフェクト・アンノウアブル)>が解除され姿を現したフランがシャルティアの後ろへ立つと、その気配に気づいたシャルティアは臨戦態勢のまま警戒するように振り返った。

 

「…………フランドール・スカーレット様」

 

 シャルティアの、蚊の鳴くような掠れた声がフランの耳を打つ。

 

 先ほどまで暴虐の限りを尽くしていた強者としての姿は見る影もなく、今は縋るような瞳でフランを見つめていた。

 

「……フ、ランドール……スカーレット様ぁ……っ!」

 

 その声にハッとした様子で我に返ったフランの視線が、シャルティアのそれと交わった。

 

 フランの瞳が困惑に揺れる。

 ユグドラシルのNPCは拠点外には出られないはずだった。でも目の前で起きているこれは何だ?

 こんなところにいるはずがないという冷静な自分と、目の前の少女を見間違えるはずがないという自分で、フランの心は揺れ動いていた。

 

 「貴女は……」

 

 月のような銀髪。自身と同じ紅い宝石のような瞳。自分と近い背丈の、幼さを残しつつも吸血鬼としての妖艶さを感じさせる少女の風貌。

 身に着けるは自分とペペロンチーノの二人で用意した伝説級(レジェンド)の鎧と神器級(ゴッズ)のランス。

 

 あぁ、間違えるわけがない。忘れるわけがない。

 この子は間違いなく自分がペペロンチーノと共に手掛けた……シャルティア・ブラッドフォールンそのものだと、フランは自身の疑問に結論付けた。

 

「────シャルティア?」

 

 自然と口に出たフランの言葉を受け、シャルティアは目を細め涙を浮かべていた。

 その反応は自分がシャルティアにとってどういう存在なのかを表していることの証明のようで、フランは銀髪の少女の涙に胸が熱くなる思いだった。

 

 しかしその反面、別のことも考えていた。

 NPCが外に出られていることや、NPCが会話できていることなど疑問はつきなかったが……そんなことがどうでも良くなるほどフランは内心で動揺していた。

 

 フランの眼は、通常の吸血鬼と比べて少し特殊なものだった。

 

 吸血祖神(ザ・ワン)として覚醒したその紅い魔眼は、吸血鬼(ヴァンパイア)という種族限定となるが……目視した者に対して、常に高位の情報系魔法を使用した状態と同じ効果を得ることができる。

 

 そのため、フランはシャルティアと目が合ったときに現在の彼女の状態を知ってしまったのだ。

 

 そう。理解はできないが、知ってしまった。

 

 精神作用無効を持つ吸血鬼(ヴァンパイア)であるシャルティアが────“洗脳”状態となっていることを。

 

「貴女の主人は誰?」

 

 フランの吸血祖神(ザ・ワン)としての魔眼は対象のバフ・デバフ状態の把握以外にも、第十位階魔法──記憶操作(コントロール・アムネジア)と同様の効果を常に発揮する効果がある。

 

 そして魔眼を通して読み取った記憶情報は、過去の行動履歴としてマスターコンソールに似た特殊なウィンドウ画面から過去情報(ログ)という形で視ることができる。

 

 膨大な過去情報(ログ)の全てを見ることは時間がないためできなかったが……フランは直近のものの中からフィルターをかけ、シャルティアに洗脳を施した者が誰かを特定した。

 

 使用者はカイレという名の人間種(ヒューマン)だ。

 

 さらにシャルティアの瞳を通して伝わってきた過去情報(ログ)を追っていくと、ワールドアイテムを所持していたあの集団らしきものとシャルティアの交戦記録があることに気づいた。

 

(私が会ったときよりも人数が多いけど……カイレとセドランという男が清浄投擲槍のダメージで死亡している……。ということは、やっぱりあいつらか……)

 

 腹の底からぐつぐつと煮えたぎるマグマのような怒りが、フランの全身を支配していく。

 

 ワールドアイテムをあっさり手放してきたため油断していたが、これは明らかにアインズ・ウール・ゴウンに対する敵対行動だ。

 

 特にシャルティアの創造主であるフランにとって、自身のNPCが知らぬ間に攻撃されていたことは許せるものではない。

 

 しかも、皮肉にもその後始末を任されるというおまけ付きだ。

 

 これほどまでに舐められたことは、かつてPKギルドとして全盛期で敵も多かったあの頃でもなかった。

 

(……必ず()してやる)

 

 フランは胸の内で静かに決意をするも、とりあえずは目下の問題をどうにかする必要があった。

 

 シャルティアを追跡することで下手人の下へ行けるのならそれが最善だ。

 

 しかしどういう命令が下されたのかまでは過去情報(ログ)を見ても不明であった。

 そのため情報系魔法による過去情報(ログ)の隠蔽の可能性を考えたフランは、シャルティアの状態の確認も兼ねて彼女の主人について念のため尋ねてみることにしたのだ。

 

 しかしシャルティアから返ってきた答えは、フランが予想していたものとは違うものだった。

 

「わた……いえ、わらわの主人は至高の四十一人であらせられる御方々であり、アインズ様とペロロンチーノ様……そして我が敬愛する我が君、フランドール・スカーレット様でありんす」

 

 そういって答えるシャルティアの表情は誇らしげであり、嘘を言っているようには到底見えなかった。

 

「……そっか。そういうこと、か」

 

 未だ思考の渦に呑まれたままのフランが呟いた一言が、森の奥に溶けて消えていく。

 

 洗脳状態にも関わらず主従が変更されていない。

 このことについて、フランはすぐに結論を出していた。

 

(おそらくこれは過去情報(ログ)の隠蔽によるものではなくて、洗脳者が命令をする前に死亡したことで起きたものね。それはいいわ)

 

 問題はその状態にも関わらず、シャルティアの洗脳が解除されずに継続していることだった。

 魔法やスキルでの洗脳の場合、術者が死亡しており継続している命令もないのなら洗脳は解除される……はずだ。

 

 つまりこれは魔法での洗脳ではなく、何らかのアイテムによる洗脳の可能性が高いことを示していた。

 

(そもそも精神作用無効を持つ吸血鬼(ヴァンパイア)が洗脳されていることがおかしい。……心のどこかで、自分の知らないうちに追加された超位魔法かスキルだろうと思っていた。それなら、手持ちの流れ星の指輪(シューティングスター)と超位魔法の<星に願いを(ウィッシュ・アポン・アスター)>でなんとかなるだろうと考えていた。……ああ、見つけたわ。ホント、サイアク)

 

 フランは注意深く過去情報(ログ)を漁っていると、シャルティアを洗脳したアイテムの名前を遂に見つけ出した。

 それは間違いなく、フランの知り得る限りで最悪のものだった。

 

(ケイ・セケ・コゥク……? 正式名称まではわからないか……。流石に過去情報(ログ)からじゃアイテムの詳しい内容まではわからないけど……等級を視ることはできる)

 

 それはユグドラシル内で最高等級の道具であり、それを入手するために数多のギルドが血を流したコレクターにとってのエンド・コンテンツ。

 対抗するには同等級の道具を持つことでしか方法のない、世界を変える力すら持つ最強にして究極のアイテム。

 

 ────ワールドアイテム。

 

 シャルティアを洗脳しているものは、ユグドラシルの中でも最悪のアイテムだった。

 

「……じゃあさ、もう一つだけ聞いてもいい?」

 

 解除は不可能。ナザリックに帰れば方法もあるが、現状どうしようもない。このまま放置するのも危険だ。

 となれば、選択肢は一つしかなかった。

 

 フランの手に震えがはしる。それは怒りなのか、悲しみなのか自分でもわからなかった。

 

「ならどうして、私に槍を向けているの? シャルティア」

 

 フランのことを主だと仰ぐその答えに反してシャルティアの手には────振り向いたそのときから神器級(ゴッズ)装備……スポイトランスが握られ、フランへとその矛先を向け続けていた。

 

 え、と。シャルティアから困惑に満ちた声が発せられる。

 

「近づいた者は殺さなければいけないでありんす。それが命令でありんすから。……あれ? わたしの主人はフランドール・スカーレット様? なのにどうしてわたしは槍を向けているの?」

 

 シャルティアのその言葉に、フランは少しの嬉しさと言いようのない悲しみの感情に胸が苦しくなった。

 

 真紅の瞳がゆらゆらと揺れ、自身が手に持つスポイトランスを見つめるシャルティア。

 

 ────やがてその瞳は困惑から敵意へと変わり、爛々とした目は敵対者に向けるときのような鋭い殺意に染まっていった。

 

「よくわかりませんが、わたしはフランドール・スカーレット様を殺さなければいけないようでありんす」

 

 真紅の鎧を纏った銀色の吸血鬼が、漆黒の戦槍を携えてフランへと襲い掛かる。

 

 戦闘用に調整されたガチ構成のビルドによる一撃だ。直撃すればフランと言えどもダメージが残る。そしてスポイトランスのドレイン効果により、先ほどまで戦っていた白金の鎧から受けたダメージを打ち消してしまうだろう。

 

 一瞬の思考の後、フランは覚悟を決める。

 

 眼前に黒槍の矛先を向けられた金色の少女は、固く握りしめていた炎の魔杖を我が(NPC)へと振り抜いた。

 

 

 




 というわけでツアーさんにはご退場です。フランちゃんとの相性が最悪なのでレベル80〜90と言えど瞬殺です。十三英雄なのに……。


 以下は本編にも説明のあったオリジナルスキルについてです。



 < Ow O Nom Ur Uyar A Ot Ira Grip & Breakdown!(ありとあらゆるものを支配し破壊する)

 ツアーさん(in 白金鎧)に使った対物破壊スキル。
 アインズ様でいうところの<The goal of all life is death(あらゆる生あるものの目指すところは死である)>枠。つまり切り札。
 対物破壊系職業の最高峰、“デスレパード”をLv5にした場合に習得できるスキルで、“デスレパード”の習得条件がギルド武器破壊ランキング(累計)で一位になることであるため、ユグドラシル時代でも習得している人は五人もいなかったレア職業のレアスキル。

 発動には手のひらをかざすようなチャージ動作が必要。チャージ中は他の行動ができなくなる。
 チャージ中は相手に警告がされ、攻撃を与えればスキルを解除できるので、<核爆発(ニュークリアブラスト)>あたりの広範囲攻撃を連打すれば対応が可能(現地民ができるとは言ってない)。
 クールタイムは24時間。アインズ様のスキルが100時間いるので割と少なめ。フォーオブアカインドのドッペルゲンガー達も個別で使える。一日一壊、感謝のGrip & Breakdown!

  デスレパードという名前の元ネタはTRPGのパラノイアで、スキル名は東方ボーカルの『Grip & Breakdown!』です。是非聴いてみてネ!



 <始祖の祝福>

 アインズ様の<不死の祝福>の吸血鬼特化版。アンデッド全体ではなく吸血鬼のみが対象となるため、より詳細な情報を知ることができるパッシブスキル。位置はもちろん、レベルやHPやMPなどの基礎ステータス値に習得職業(クラス)も知ることができる。
 ユグドラシルだと吸血祖神カインのイベントでは活躍したが、それ以外だと使い道があんまりなかった。斥候用に吸血鬼を突撃させるときなどにあると便利なスキルだったりする。

 ちなみに原作だとカインは信仰魔法詠唱者のシャルティアが信仰している神です(尚、雑魚イベントのボス扱いだった模様)。今作だとシャルティアはフランちゃんを信仰してます。
 


 <祖神の真眼>

 吸血鬼(ヴァンパイア)という種族限定で、目視した者に対して常に高位の情報系魔法を使用した状態と同じ効果を得る。ステータスのバフ状態やデバフ状態も把握可能で、装備品や持ち物まで見通す。
 特に常時<記憶操作(コントロール・アムネジア)>が発動して対象の過去情報(ログ)を覗き見る効果は強力で、ユグドラシルではヤンデレストーカースキルと言われてたりする。
 
 特殊ウィンドウで確認するテキストベースの過去情報(ログ)の他にも、映像として記録を確認することも可能。しかし対象を視認中にしか効果がないため、基本的にテキストベースの情報にフィルターをかけて検索して使うことが多い。
 
 ユグドラシルではただのログの書き換え程度でしかなかったが、この世界では<記憶操作(コントロール・アムネジア)>の書き換えがとんでもない効果になっているため、実は吸血鬼が相手なら目視しただけで記憶を白紙にし廃人にできるというトンデモ凶悪スキルと化している。
 当然フランちゃんはそんなこと知らないので普通にシャルティアと戦います(知っててもそんなことしないですが)

 
 はい、というわけで次回ついにシャルティア戦!
 16巻発売までにはなんとか……。なんとか出したいでありんす……。
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