東方魔導師録 作:ゆっくりRUISU
誰が出るかなんとなくわかるでしょう。
ルイスが白玉楼に居候し始めて数日―――
ルイスは妖怪の山の麓に来ていた。
目的はトンボキリの定期整備のためである。
機械は当然だが、整備を怠れば本来の性能は発揮できない。
一応トンボキリはまだ動くが、動かなくなってからでは遅いこともありうる。
そのことを白玉楼に遊びに来た紫に相談すると、妖怪の山の河城にとりの所なら
おそらく整備ができると言われたので、代金として
キュウリを渡せば聞いてくれるとのことでキュウリを買ってきてここへ来たのだ。
ル「ここか・・・。無駄に広いうえ、妖怪も出るそうだ。
てなわけで、カズリ、今日は頼むぞ」
カ[了解です]
今日はいつもとバリアジャケットが違っていた。
インナーとして着ているジャージは白く、黒衣は白いマント
―白布に変わっている。
これがカズリのバリアジャケットである。
当初は色を黒にできないかと聞いたが、無理とのことでルイスはもう割り切った。
ルイスが登山を始めて。
―飛ばないのは天狗に見つかると人間の場合面倒だと紫に言われたからである。
しばらくすると、予想通り、妖怪が数匹現れた。
ル「やっぱ来たか・・・。数は3匹。蜘蛛と熊と・・・。
なんだコイツ?」
虎妖怪「腐った虎だよ!」
ル「いや知らねぇよ!」
妖怪s「「「面倒だ!死ねや人間風情がぁぁぁ!!!」」」
ル「カズリ、ヴァイブレーションシステム」
カ[了解。振動開始]
そして熊妖怪がルイスに突っ込み、爪を振り上げ―――
振動するカズリの刃が、その爪を切り落とし、返す刀が熊の妖怪を吹き飛ばす。
熊妖怪はどこかへ消えた。
―ちなみに吹き飛ばす直前で鞘に戻したので切るというより叩くになったが。
蜘蛛・虎「「熊太郎ーーー!!!」」
ル・カ・ト「[[名前あったんだ・・・]]」
蜘蛛「よくも熊太郎を!あいつは春になってやっと寝床から出てきたのに!」
ル「だから知らねぇっての!」
蜘蛛・虎「「熊太郎の仇ーー!」」
ル「・・・剣符『ソードザンバー』」
ルイスはスペカを使いとっとと仕留めることにした。
しばらくして、妖怪2匹は頭から地面に埋まっていた。
妖怪3匹をあしらってルイスが進んで行くと・・・。
?「止まりなさい!ここは妖怪の山です!」
上空から誰かの声がした。
ル「アンタは?」
椛「犬走椛です。ここから先は天狗の領域、侵入はさせません!」
そういいつつ、椛と名乗った少女は刀を抜く。
が。
ル「ちょっと道教えてくれ。河城にとりってやつんとこまで」
椛「え?そんなことでここに来たんですか?」
ル「案外俺には死活問題」
椛「・・・なら案内します。こっちです」
椛が案内してくれるということでルイスはついて行った。
しばらくして。
椛「着きました。ここに河城にとりがいます」
ル「おうあんがとよ」
コンコン
ル「河城にとりさんいらっしゃいますか~?」
に「私がにとりだよ~」
ルイスの後ろから少女が現れた。
ル「いつからいた!?」
に「椛とのやり取りの最中から」
ル「まぁいいや。
機械関連で頼みたいことがあるんだが」
に「え!?機械!?もしかして外の世界の機械!?ねぇねぇ分解していい!?」
ル「あぁ、依頼がそれ。一旦オーバーホールしてくれ。
ただし、ちゃんと組み直してくれよ」
に「まっかせといて!で、分解して欲しいのはどれ?」
ル「こいつ。トンボキリ」
いいつつ、青色の結晶を渡す。
ル「あとこれ。キュウリ」
に「おお!ちょうど買いだめが切れそうだったんだ!ありがとう!
じゃあ、明日取り来てね~!」
ル「仕事早いな。複雑だが平気か?あ、一応設計図」
に「設計図もあるんなら平気だね!じゃあ明日また来てね!」
ル「おーう。頼むぜ~」
やりとりをかわし、ルイスは一度白玉楼に帰った。
翌日。
ルイスがにとりの元にいくと。
に「おお、きたきた。終わってるよ~」
ル「早くねぇか!?」
に「河童の科学力舐めないでね!」
ル「正直舐めてた。まぁじゃあ
・・・多分しばらくしたらカズリの整備でくると思う」
に「わかったよ~」
そしてルイスは白玉楼に帰っていった。
帰るまでの事象を確認を兼ねて上位駆動で割断して。
あっさり成功した。
そのときルイスは思った。
河童の科学力、まじパネェ。
途中妖怪が犬●家に・・・。
あと、日常編ではちょくちょくネタが出るかと。
では。