東方魔導師録 作:ゆっくりRUISU
ちょっとした過去話です。
翌日―――
幽「ルイス君?昨日の深夜中庭で何してたの?」
ル「なんの事だ?」
幽「とぼけないで。昨日の深夜トイレにいったら、中庭にいる貴方が見えたのよ。
あと、プレシアの言ってた『貴方は大丈夫なの?』ってどういう意味?」
ル「・・・見てたのか」
幽「ええ。見てたわ。何を隠してるの?」
ル「・・・もう隠しきれそうもないんで白状すると、俺の魔法は
術者・デバイス両方の命を削る。そのツケが回ってきた」
幽「ツケが回ったっていうのは、デバイスの負荷も引き受けているから?」
ル「・・・それも聞いてたってのか?」
幽「ええ。これだけは聞こえたの」
ル「・・・・・・ああ、俺はデバイスの負荷も引き受けてる」
幽「その分だけ、死ぬのが早くなるのよ?
貴方は下手したら、今死んでもおかしくない。そうでしょ?」
ル「変に負荷のかかる魔法撃たなけりゃあ死にはしねぇ」
幽「ならいいけど、一体、貴方は前に何があったの?」
ル「なら、少し昔話をしようか。俺の、救えなかった人の話しをな・・・」
ルイスは、暗い顔をしながら話し始めた。
あれは、機動六課設立の2年前。
ショッピングモールで火災事故があった。
その時たまたま本を買いにそこに行ってたんで救助作業をしてたんだ。
けど、何人か助けて他は平気か探してたら、瓦礫で押しつぶされてる人がいた。
ル「しっかりしろ!まだ助かる、諦めんな!」
男「いや、俺はもう助からん・・・。肋骨が折れた。もう駄目だ。
行ってくれ・・・」
ル「そう言うな!諦めたら駄目だ!」
男「最後に・・・頼みがある・・・」
ル「だから最後とか言うな!トンボキリ、エンチャントだ!」
ト[了解!]
で、身体能力強化のエンチャントを使って瓦礫をどけようとした。
けど、その時。
燃えた瓦礫が更に降ってきた。
トンボキリで吹き飛ばそうとした時。
俺は突き飛ばされた。
瓦礫に潰されていた筈の人に。
そして、降ってきた瓦礫がその人を見えなくしていった。
ル「・・・嘘だろ・・・」
ル「俺はその人を助けられなかった。だから、もう目の前で命が消えてくのは
嫌なんだよ」
幽「・・・だからデバイスの負荷も?」
ル「ああ。偽善だと言われてもな。俺は救える命は救いたい」
幽「そういう事ね。ならいいわ」
と、ルイスが過去の話を終えた時。
魔「ルイス~!人里の上空になんか出たぞ!」
ル「なんかってなんだよ!?」
魔「なんか長い箱みたいな奴!」
ル「ちょっと見てみるから案内しろ!」
魔「わかったぜ!」
そういい、ルイスは魔理沙に案内されつつ飛んでいった。
はい、今回も駄文ですが以上です。
わざとらしい次回予告。
人里の上空に現れた戦艦。
ルイスはその姿に見覚えがあった。
「まさか・・・。ゆりかごか!?」
そして宣言されるアルハザード軍の勧告。
「幻想郷の者共よ。我らの傘下に入れ。」
ルイスは、そして幻想郷のメンバーはどうするのか!?
次回予告以上です。
では。