東方魔導師録 作:ゆっくりRUISU
①、②・・・といったように区切ります。
①はドミナントへ突入するまでの話しとなるかと。
ではどうぞ。
・・・ちなみに最終章の中で一番書きたかったのが
ドミナント攻略編だったりします。
翌日―――
すなわちアルハザード軍の降伏勧告に返事を出すのが明日になった日。
魔「ファ~。よく寝たぜ・・・」
この家の主、魔理沙が目を覚ました。
魔「ルイス~。起きてんならなんか作ってくれ~。
・・・ルイス~?寝てんのか?」
そういって、魔理沙はルイスが寝ている筈の押し入れを開けた。
・・・が、ルイスはいなかった。
魔「・・・あれ?ルイスは?」
霊「魔理沙、どうしたの?」
霊夢も起きてきたようだ。
魔「それが、ルイスがいないんだよ。知らないか?」
霊「なにそれ初耳。知らないわよ」
と、魔理沙が何かに気づいた。
魔「そうだ!念話試してみるぜ!」
そういい、念話を試す。
が。
魔{ルイス~。どこだ~?}
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
魔「通じてねぇ!」
霊「なんで?」
魔「それはわかんないけど、ルイスが念話を切ってるだけだと思うぜ」
霊「じゃあどこかしらね・・・」
その頃。
ルイスは博麗神社の跡地に来ていた。
あの砲撃で更地になったため、見通しは良くなっている。
ル「トンボキリ、エンチャント解除」
ト[了解]
カ[良かったんですか?黙って来て]
ル「知らんが、ゆりかごは俺の世界にもあった。無関係ではいられねえ」
カ[そうですか]
そういうルイスの目の前には、向かい合わせの細長い二枚の板が
人里上空を向いていた。
カ[にしても、なかなか無茶な作戦を建てますね。
マスターをレールガンの要領で加速、更にアクセルも使って加速・・・。
マッハ3は軽く超えますよね、多分」
ル「加速前に砲撃で穴を開けるがな」
ト[負荷は大丈夫なんですか?]
ル「アクセルバーストで永遠亭行って、永琳の奴に薬を作ってもらった。
ある程度は緩和されてる」
ト[ならいいですが・・・]
ドミナントがレールの砲身の延長線上に差し掛かった。
ル「じゃあ、始めるぞ!」
そう叫び、ルイスはトンボキリをバーストモードにする。
そして、魔法陣がルイスの足元と、トンボキリの先端に展開される。
ル「アクセル・・・
バーストぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
咆哮と共に、緋色の閃光が放たれた。
少しだけ時間を遡る。
ドミナント・艦内
部下「降伏勧告を出して二日・・・明日が期限です。従わなかった場合、
本当にアレを使うんですか?迷喰様」
迷「構わん。従わなければ『魂砲』を撃て」
ドミナントの艦首に内蔵された固定砲、魂砲。
浴びた魂は例外なく消滅する。
動くものが全てなくなった幻想郷を思い浮かべ、迷喰が唇を釣り上げた。
その時。
ドミナントが揺れた。
ルイスに戻る。
ル「直撃確認!おし、第二段階開始!トンボキリ、エンチャント!『雷』!」
ト[了解!]
トンボキリがエンチャントプレートを呑み込み、ルイスの体を雷が包んだ。
そして、ルイスはレールに乗る。
ルイスの正面に魔法陣が展開される。
ル「行くぜ!」
ルイスの体が撃ち出された。
ドミナント・艦橋
迷「損害知らせ!」
クルー「右舷射出口、完全に溶解!右舷CIWSも約半数沈黙!」
クルー「ダメコン班!被害箇所に急げ!」
迷「何からの砲撃だ!?」
クルー「先日破壊した神社跡地に砲のようなものが!
モニターに出します!」
モニターに映し出された砲は、ルイスが加速に使ったレール。
そして、センサーが接近する何かを知らせた。
ル「弾幕もそろそろ・・・来た!」
ルイスに気がついたらしい。
CIWSから濃密な弾幕が放たれる。
ト[黒衣損害、26%]
カ[白布損害、14%]
ル「まだ行けんな!突っ込む!」
ルイスは弾幕を気にせず突っ込む。
が、その時。
ルイスに何かが高速でぶつかり、吹き飛んだ。
以上です。
では。