東方魔導師録 作:ゆっくりRUISU
侵入者が倒れた。
それが迷喰が思った事だった。
そして侵入者を仕留めたモノに視線を向ける。
迷「よくやった、魂魄妖夢」
が、そのものの返答は意外なものだった。
妖「仕留め損ないました」
迷「何を言っている?侵入者は・・・」
そういって、倒れているモノに視線を向けると・・・。
倒れていたモノが砂となって崩れた。
ル「アブねぇ。死ぬとこだった」
その声が背後からした。
迷「貴様・・・身代わりでも使ったのか。」
ル「ああ。エンチャント『土』。感覚分離が若干遅れたがな」
視界が回転したのはそれが原因である。
迷「ええい、やってしまえ!魂魄妖夢!」
ル「小物感漂うセリフだな」
妖夢が一刀でルイスに斬りかかってくる。
ルイスはトンボキリで受け止め、押し返す。
が、その直前。
妖夢が体勢を崩した。
ルイスも釣られて体勢を崩す。
そして、妖夢が腰から二本目の刀を抜いた。
・・・長さの短い、短刀だ。
そして、短刀による連撃をルイスに浴びせる。
黒衣と白布で防御されているが、長くは持たないだろう。
ル「ちっ!エンチャント『硬化』!」
ルイスは硬化のエンチャントで防ぐことにした。
そして、短刀を硬化した腕で無理やり受け止める。
流れが止まった隙に妖夢を弾き飛ばす。
ル「コイツ・・・。
人を斬ることに関して迷いがねぇ・・・。
いや、奪われてんのか!」
迷「その通り。まぁ私は、彼女から迷いを取り去ってあげたんだけどね」
ル「その後洗脳か?」
迷「洗脳なんかしてないさ。彼女自身の意思だよ、この行動は」
ル「意識の上書きか?」
迷「そんなところさ」
ル「下衆が」
迷「何とでも言え。まぁ、貴様はここで惨めに死ね!」
迷喰がそういうなり、妖夢が再び、今度は短刀と普通の刀で斬りかかってくる。
ル「カズリ!ヴァイブレーションシステム!」
カ[了解!]
カズリの刀身が振動し始める。
妖夢が再び斬りかかって来、ルイスは一度避けてカズリを振るった。
カズリが触れ、妖夢の刀が切れるとルイスは確信した。
が。
妖夢の刀は切れなかった。
カズリとマトモに切り結んでいるのだ。
ル「斬れねぇ!?」
一度距離を置き、カズリをガンモードにして連射する。
放たれた魔法弾は、しかし全て切断される。
ル「なんで斬れねぇ・・・?カズリ、分かるか?」
カ[あちらも振動した模様。僅かにずらされたため、振動しても消されたものと」
ル「面倒だな・・・」
ト[何か、洗脳を密としている物があるはずです。サーチしてみます」
ル「頼む。最悪事象を割断するがな」
そういい、ルイスは妖夢に向き合った。
以上です。
まぁ~、今回も安定の短さと。
では。