東方魔導師録 作:ゆっくりRUISU
ル「エンチャント『フランドール・スカーレット』!」
蝙蝠が集まり戻ったルイスはそう言った。
よく見れば髪やバリアジャケットも見た目が変わっている。
バリアジャケットは紅を基調とし、袖や首周りは白くなっている。
そして髪は、色が黒から金色に―金髪になっていた。
迷「エンチャントプレート!?だが、モニターしていた限り、
そんなプレートはなかった筈・・・!」
ル「能力だろうよ。さしずめ『エンチャントプレートを生み出す程度の能力』
っつったとこか?」
迷「土壇場でか・・・!」
ル「まぁプレートを造るにも、そいつの妖力。霊力・魔力。あと俺はわからんが
神力ってのでもいいらしいが、それを流す必要があるらしいがな」
迷「だが、フランドールとやらは、艦外で・・・」
ル「トンボキリの中・・・ジュエルシードが提供してくれた」
ルイスが先程聞いた鼓動と、声はジュエルシードのものであった。
ル「『死にたく ないなら 能力を使え』そういわれたんでな」
迷「ええい、所詮見掛け倒しだ!魂魄妖夢!」
迷喰がそう言うと、妖夢が光の刀身を再び展開させ、ルイスに向かってきた。
が。
ル「キュッとして・・・ドカーン!・・・てな」
ルイスが右腕を突き出し、引き寄せた『目』を握りつぶす。
妖夢の刀の光の刀身が、刀ごと砕け散る。
さらにルイスが右手を突き出し、妖夢に伸ばす。
ル「もういっちょだ!」
ルイスの右腕が、『目』を握りつぶす。
短刀が妖夢の手から離れ、妖夢が吹き飛ぶ。
妖夢が壁にぶつかった。
迷「・・・ふふふ、ふははははは・・・・!
滑稽だ!洗脳を割断するのでなかったのか!?
殺しては意味がないな!」
ル「いや、洗脳を割断すんのは一回やって諦めた。
だからな、危険な賭けだが・・・
妖夢の『自分の殻』を破壊した」
ルイスがそう言うと、妖夢がゆっくりと起き上がる。
妖「あれ・・・ルイスさん・・・?生きてるんですか・・・?」
ル「生きてるよ」
妖夢がゆっくりと尋ねた質問に、呆れたようにルイスが答える。
ル「さて、後はお前だ!」
そう言って、ルイスは迷喰に斬りかかる。
だが。
迷喰は防御魔法でルイスの刀を防ぐ。
迷「まぁいい・・・魂砲の発射の準備は済んだ!」
そう言うと、迷喰は一気にジャンプ、短刀を拾った。
何を?
そう思い、ルイスが迷喰の視線を追ってみると・・・。
視線の先は。
まだ満足に動けない妖夢がいた。
ル「チィっ!」
ルイスは舌打ち気味に迷喰を止めようとする。
だが、迷喰の使用した召喚魔法が召喚した黒龍がルイスの道を塞ぐ。
ル「邪魔だ!」
ルイスがトンボキリで割断する。
だが。
迷喰の短刀が、妖夢の左胸を貫く。
妖「あ・・・」
迷喰が短刀を引き抜き、妖夢の左胸から血が吹き出す。
迷「これで、魂砲は放てる・・・!」
迷喰が喜々とした声でそう言ったが、ルイスには届いていなかった。
ルイスの中に渦巻いていたのは『怒り』であった。
―――もしここでルイスが『リカバリー』のエンチャントプレートを
生成していたら、妖夢は助かったのかもしれないのだが。
そして怒りのままに、ルイスは迷喰に斬りかかる。
ル「迷喰ぅぅぅぅぅぅ!!!!」
フランのエンチャントによって、少なからず狂気もルイスの中にあったが、
怒りによってそれが増幅され、ルイスは寄生を上げつつ迷喰を攻撃する。
フランをエンチャントしたことによるスピードと、爪という刃を使い、
斬りかかる。
更に。
ル「禁忌『フォーオブアカインド』ぉ!」
ルイスはフランのスペカを使い、4人に増えて斬りかかる。
そして。
ル「オワリダァ!」
ルイスの爪が、迷喰を貫き、首を跳ね飛ばした。
はい、以上です。
今回、途中でルビを上に振ってみました。
もし「上に来てない」なんてことがあれば、感想にて指摘を。
感想・指摘などあれば。
では。