東方魔導師録   作:ゆっくりRUISU

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ドミナント攻略戦④は、起承転結の『結』にあたります。


ドミナント攻略戦④ 終焉

ルイスの爪が迷喰の心臓を貫き、首を跳ね飛ばした。

 

 

ル「終わったな・・・」

ルイスの思考を支配していた狂気は、元となっていた『怒り』がなくなったため

消えた。

 

ト[マスター、どうするんですか?]

ル「どうするもこうするも、ドミナントを次元の狭間にでも捨てる」

ト[わかりました]

そう言ってルイスがカズリを引き抜くと。

 

 

 

『警告。これより《魂砲》の発射準備を行います。

総員、艦内危険区域より、退避してください。

 

魂砲、ハッチ開放』

 

ル「魂砲ってなんだ?」

ト[わかりません。それより、なぜ今発射を・・・。

リーダーの迷喰は死んだはずなのに!]

ル「まさか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

迷喰の奴の死亡がトリガーか!?」

ト[て事は・・・]

ル「まんまとはめられたか・・・!

トンボキリ!艦の管制にアクセスできるか!?」

ト[管制盤があれば・・・!]

 

そう言われ、ルイスが周りを見渡すと。

 

 

 

 

 

あった。それらしきもの。

 

ル「こいつか・・・?」

ルイスの前にあるのは、2本の溝。

 

ル「とりあえず、セットするぞ」

そういい、トンボキリとカズリを溝に差し込む。

 

 

 

艦橋のモニター類が作動する。

 

ル「なんだ?」

ト[今私達が刺さったのが管制システム・・・いや、操艦桿です]

 

ル「てことは・・・もしかして!」

ト[ええ。コイツを動かせます!]

ル「なら今すぐに、コイツを次元の狭間まで!あと、魂砲の発射キャンセルを!」

ト[やってみます!]

 

ル「さてと、後はせめて・・・」

そういって、ルイスは妖夢の遺体を艦橋の転送ポートに置いた。

 

ル「せめて、生まれたところで永遠に眠ってくれ・・・」

 

そういうと、ルイスは転送ポートを起動した。

 

 

妖夢の遺体が光に包まれ、消える。

 

 

ル「トンボキリ、カズリ。どうだ?」

ト[次元の狭間への移動準備は終わりました!しかし!]

カ[魂法のキャンセルができません!]

ル「まじか!次元の狭間に潜ったあと、魂砲の影響は!?」

ト[潜っても、幻想郷に被害が出ます!]

ル「クソ・・・

 

なんも出来ねぇのか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ[マスター!方法がひとつ見つかりました!]

ル「どんなのだ!?」

カズリが見つけた方法をルイスが尋ねる。

 

カ[魂砲のハッチを閉めます!並行して、各機構を閉鎖、オーバーロードさせます!

コイツは破壊できるので、一石二鳥かと!]

ル「おし、すぐやってくれ!」

 

そういうと、トンボキリとカズリが反応がなくなる。

 

おそらく作業で手一杯なのだろう。

そう判断し、ルイスは床に寝転がった。

 

 

魔法を使い過ぎ、既に体が限界であった。

 

 

後は待つだけ。

 

ルイスがそう思ったとき。

 

 

ト[マスター!動力炉から何かきます!]

 

?《ハハハハハ!死にそうなやつはどいつだァ?》

 

何かが動力炉から出てきた。

 

それは一体ではないようだ。

 

ル「なんだ・・・迎えは死神じゃなくて悪魔か」

 

《なんだ?死にそうなのはお前か?なら取引だ》

 

ル「取引ぃ?」

 

《願いを叶えてやるから魂を喰わせろ。ただし願いで

『永遠の命』ってのは無しな》

 

ル「だったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魂魄妖夢を生き返らせてやってくれ。

あと、別れを言う時間をくれ」

 

《いいぜ。じゃあ取引成立だ》

 

 

ルイスの意識が、肉体をはなれた。




はい、以上です。


次回、最終回!
『エピローグ』
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