ひぐらしのなく頃に~ただひたすら圭一と魅音がイチャイチャするだけ編~   作:Java-Lan

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第24話_9日目(金)D「風船割り」

[9日目(金):雛見沢分校:放課後:前原圭一]

 

午後の授業が終わり、放課後になった。

お昼の食事後に、いったん学校の外に出ていた詩音も戻ってくる。

 

昼食を食べたら興宮に戻るのかと思ったら、どうもそうでもなかったらしい。

学校に行かなくても大丈夫なのか?と思ってはみたものの本人曰く、

「お姉と違って要領がいいので☆」だとか。

 

まぁ、詩音がいれば部活はさらに楽しくなるので、俺としては嬉しい限りだ。

もっと魅音曰く「詩音はさっさと帰れー!」ってことらしいけれど。これは照れ隠しだろう。

 

その証拠に、今日の部活は二人一組六人で行うタッグ戦だ。

 

「傾注!傾注!みんな、今日は詩音もいるから、二人一組になってゲームをするよ!先にゲーム内容を知ると有利不利がわかっちゃうから、まずクジで公平にパートナーを決めるからね!」

 

そういうと、魅音はクジの入ったお手製の白い箱をとりだしたが、あっというまに詩音に取り上げられてしまった。

 

「ちょっと詩音、なにすんのさ!」

「お姉のことから、細工して圭ちゃんと一緒のチームになろうとしてません?」

 

「なんのことか、おじさんさっぱりだよ」そういうと横を向いて口笛を吹く。

なんてわかりやすいとぼけ方をしやがる。

 

「公平なら別に私がクジ管理をしても良いですよね。お姉☆」

といって、詩音は手持ちのバックにクジを入れて、皆にひかせる。

 

その結果。

園崎詩音と北条沙都子

前原圭一と竜宮レナ

園崎魅音と古手梨花

 

というチーム構成になった。

 

「ちょっとなんなのこれ!詩音、アンタ沙都子と一緒になって

 私と圭ちゃんが別々になってるじゃん!インチキだ!インチキ!」

 

「インチキしてないでーす☆普段、自分がインチキしている人に限って

 他人も自分と同じようにインチキしていると思うものなんですよねー」

 

魅音の抗議はまるで無視。

 

ぐぬぬ顏の魅音に対して、

詩音は涼しい顏で沙都子と抱き合い、二人は邪悪な笑顔を俺達に向ける。

 

「お~ほほほ!それでは詩音さん、私たちの力を皆様にお見せつけてさしあげましょう!」

「ええ、沙都子!私たち北条シスターズの力を、奴らに見せつけてあげましょうね!」

 

北条シスターズってなんだよ。詩音、お前の名字は園崎だろう。

だが、そのツッコミを入れると恐ろしいことになりそうなので、あえて触れない。

 

魅音が気をとりなおして、ゲームの備品を机の上に置いていく。

黄色い工業用ヘルメット。プラスチックの防塵ゴーグル。それと紐で繋がれた二枚の木の板。

それが人数分、計六セットだ。

 

「それじゃ、改めて。今日のゲームだけど、これらの道具を身に着けてやってもらうよ!

 これらは、学校に併設されている農林所から許可を貰って借りたものだから安心して」

 

「えらく重装備だけど、水鉄砲…じゃないよな?」

「クククク…今日使うのは、これだよ圭ちゃん!」

 

魅音が取り出したのは、風船と、両端がスポンジ覆われたプラスチップのパイプ。

想像するに、これは風船割りゲームか?

 

「お、よくわかったね圭ちゃん!さっきみんなの前に出したヘルメットとゴーグルを身に着けて、体の前後ろに木の板を配置するんだ。その上で、チョークの粉の入った風船を指定した三か所のうち一つに装着して準備完了ってこと」

 

指定された配置場所は、ヘルメットの天辺、前胸の木板、背中の木板。

この三か所の内、どれか一つに風船をくっつけて、それをパイプで叩いて破裂させるというルールってわけか。

 

「ただ、突くのは危ないからNGだね!

まぁ、流れでやってしまったら仕方がないけど、事故になるから、なるべく振って叩く事!」

 

「しかし、このプラスチック製の軽いパイプはどこから手に入れてきたんだ?」

「ククク…それはね。圭ちゃん。掃除機のホースの部分だよ。

 レナに頼んでゴミ山にあったら取っておいて欲しいって頼んでいたんだ」

 

なるほど、軽くて丈夫だし、梨花ちゃんや沙都子でも振りやすい。

でも、逆に軽すぎて風船を割れるのか?

 

「風船はアメリカのパーティ用グッズのものだから問題無いよ。

 一応、梨花ちゃんでも割れるかテストしてみる?」

 

パン!

 

試しに梨花ちゃんにパイプを振ってもらったが、風船は軽い音をして簡単に割れた。

なるほど、これなら問題はなさそうだ。

 

「ルールだけど、『チームの二人の風船が両方割れてしまったら失格』『失格したら退場』

『風船を割る方法はパイプを握った手で叩く事』

『最後に風船を一つでも持っていたチームの勝ち』…あとは『失格・退場になった相手が割った風船は無効』その場合は、割られた人は、風船を装着して再開可能…こんな所かな?」

 

梨花ちゃんが手をあげる。

「魅ぃ。コケて風船を割ってしまった場合はどうなるのです?」

「あ~その場合はダメかな?揉めそうだし。あくまでも復活できるのは、失格した相手に攻撃を受けた場合に限定しようか?みんな、木にひかかって、風船割れた!なんてチョンボはやらないでよね」

 

ふむ。ふむ。なるほど…

要点は分かったぜ。

 

だけど、もう一度だけルールを確認しないとな。

 

「魅音、聞きたいことがあるんだけど良いか?」

「なに圭ちゃん?私の出身地は雛見沢で、好きなものは前原圭一。

 スリーサイズならベッドの上で教えてあげるよ?」

 

おっと「スリーサイズをベッドの上で教えてあげる」なんて台詞を魅音の口から聞けるとは思わなかったぜ『勝負モード』にスイッチが入っていると、そういうアダルトな駆け引きも大丈夫ってことなのか?

 

とりあえず、今はスルーしておこう。

 

「ありがとうな。俺も大好きだぜ魅音。

 スリーサイズは今夜の楽しみとして、ルールの確認をしたいんだ」

「ん~なに?」

 

「まず、パイプを握った手で攻撃をしなければならない。ってことは、

 パイプを投げての攻撃はダメってことだよな?」

「そうそう。よく気が付いたね圭ちゃん。パイプを投げたり、飛ばしたりするのは危ないしね。

梨花ちゃんや沙都子に対する安全性を考えると、やらない方が良いよね。もし、やった場合は、その人は失格。攻撃を受けた人の復活は可能にした方が良いね」

 

なるほど。だから「パイプを握った手」なのか。

あと、もう一つ…ここが重要だ。

 

「チーム二人の風船が両方割れてしまったら失格なんだよな?」

「そうだよ」

 

そういうことか…ったく、魅音。

お前はよくやるよ。

 

「失格したら、退場になって、もう攻撃できないわけだ」

「うん。その後に風船を割っても無効だね」

「つまり、失格者が攻撃をして割れた場合は復活できる…」

「そう。ただし自然に割れてしまった場合や、その他の理由で風船が割れた場合もダメだね。

 例えば沙都子のトラップにひっかかって風船が割れてしまった場合もダメってこと」

 

…なるほど。完全に理解したぜ。

俺はニヤリと笑うと、魅音も笑みを浮かべる。

 

「それじゃ、皆準備をして!スタート地点も簡単なクジで決めるからね!」

 

戦いの場は、校舎の外、グランドとその周辺に定められた。

 

魅音が言うには、この手の戦いは校舎内のように入り組んだ場所でこそ面白いそうだが、風船が割れてチョークの粉が舞うことを考えると…それは知恵先生や、校長先生に怒られるのを含め…後片付けが面倒という理由で外にしたらしい。

 

俺とレナは用具室の後ろからのスタートだ。

二人ともすでに準備は整っているが、風船のつける位置だけが決まらない。

 

「圭一くん。どうしよう?」

レナが俺に聞いてくる。

 

…そうだな。

こういう場合は、風船を配置する場所の利点と弱点を考えてみるのが一番だ。

 

頭につけると、攻撃される範囲が大きくなり、どこからでも攻撃を受けやすくなる。

そのかわりに固定される位置が風船の根本のみなので、攻撃を受けても力を逃がしやすい。

 

胸につけると、背中の死角から守りやすくなる半面。

相手との正面での戦いに不向き。どちらかといえば守備的な配置と言える。

 

背中ではどうだろう?

これなら、相手に積極的に攻撃にでることができる。正面から攻撃されることは無いからだ。

ただ、背中は思いっきり死角だ。背後から奇襲をくらったらひとたまりもない。

 

「つまりレナ。分担作業を考えるなら、攻勢に出る俺が背中に風船をつけて、守勢のレナは胸につけるべきだと思う。」

 

レナの方がもしかしたら身体能力は俺よりある気もするが、

さすがに「レナに攻撃を任せて、俺は守る!」では、男としては少し情けないよな。

 

「そうすると、頭につけるって、あんまり意味ないよね?」

 

レナのその一言に電流が走るッ…!

 

しまった!魅音の奴ッ!

こんな罠をッ!

 

俺の異変に気が付いて、レナが声をかけてきた。

「どうしたの圭一くん?」

「レナ…一つだけ、忌憚のない意見を聞かせて欲しい…」

「えーと、何かな?何かな?」

 

「…梨花ちゃんと、沙都子の頭、パイプで殴れるか?」

「そんなの無理だよ!」

 

そう、無理なのだ!

いくら部活は真剣勝負!といっても限度がある!

 

いざ眼の前で、梨花ちゃんが「みー…」と小さな声で鳴きながら向かってきたら、頭を叩くなんて出来るわけが無い!

 

するとどうなる?横から振って攻撃するしかない!

しかし、それでも、梨花ちゃんや沙都子の頭にあたる危険性がある!

 

そうなると、いかに二人がヘルメットをしているとはいえ、全力で振る事なんてできるわけがない!

 

沙都子と梨花ちゃん同士なら良い!お互いちびっこだ!

いや、タライを落すのが得意な沙都子なら、頭に風船をつけている梨花ちゃんなんて舌なめずりをする獲物だろう!

 

どうりで、ゲームが始まる前に「先にゲーム内容を知ると有利不利がわかっちゃうから」と言っていたわけだ。

 

「ど、ど、どうしよう圭一くん!レナ、沙都子ちゃんと、梨花ちゃんの頭、叩けないよ!」

「あわてるなレナ!ルールを思い出せ!」

「え?ルール?」

「そうだ。ルールだ!

 『パイプを握った手で叩く』のであって、パイプそのもので攻撃しろとは言っていない!」

「…あ、本当だ!」

 

よくやるぜ魅音!最初からわかっていたんだ。

だから「パイプで攻撃する」ではなく「パイプを握った手で攻撃すること」というルールにしたんだ。

 

「だから、梨花ちゃんや沙都子に抱き着いて、

 パイプを握った手で風船を押してパンと割ればいい?簡単だろ?」

「はう~☆それなら大丈夫だね!大丈夫だね!」

 

代わりに、レナが割れた風船から飛び出したチョークの粉で真っ白になるような気もするが。そこは仕方がない!

…ん?待てよ、それだと、むしろ攻撃をレナにして、俺が守勢になった方が良いんじゃないか?

レナが梨花ちゃんや沙都子を可愛いモードで正面から抱きつき、次々倒していけば圧勝できる可能性だってある!

 

 

というわけで、俺達は方針を変えた。

レナに攻勢を任せるために、背中に風船をつけ。

俺は、レナの背中を守るために、胸の前に風船をつける。

 

パンパン!

 

空気銃の音!

ゲーム開始の合図だ!

 

「よし、行くぞ、レ…」

バン!

一歩足を踏み出した瞬間、戸板が地面から立ち上がり思いっきり俺の胸元にぶちあたった!

そして風船が割れて、チョークの粉が広がる!

 

…うごぉご…!ゲホゲホ…

…いきなりトラップだと!?

 

眼の前に頭に風船をつけた沙都子がいる!

「おーほほほほ!この分校中に私のトラップは仕掛けられておりますのよ!

 まずは圭一さんの風船、ゲットでございますわね!」

 

この野郎!よくもやってくれたな!

俺は駆ける!

 

「え?ちょっ…圭一さん!?」

「沙都子ぉお!!覚悟!!!」

 

パンッ!!

俺は両手で左右から挟みこむように沙都子の頭にあった風船を割る!

沙都子の全身が、チョークの粉で真っ白だ!

 

「……げほげほげほ、ちょっ、失格した後の攻撃は無効でしてよ!

 嫌がらせ攻撃なんて紳士ではございませんわ!」

「ふふふ、沙都子、何をいっているんだ。俺の攻撃は有効だぜ?」

「はぁ?何をおしゃられていますの?圭一さんの風船は破れました。失格ではございませんか!」

「甘い!ルールを忘れたか!『チームの二人の風船が割られた時点で失格!』つまり、一人だけ風船が割られてもパートナーの風船が残っていれば失格じゃないんだ!」

「な、な、なんですってー!」

 

そう、魅音の提示したルールにある違和感!

それは『チームの二人の風船が両方割れてしまったら失格』!そして『失格したら退場』!

逆に言えば、一人の風船がわれただけでは失格では無く、失格でなければ退場しなくても良いということだ!

 

「…そんな事って…!?」

「沙都子!利用規約も読まずにゲームで遊ぶとか、書類とかにサインしちゃだめだぜ!裏を読まないとな!」

 

倒れる沙都子。

そこにレナが追いかけてきた。

 

「大丈夫、圭一く~ん!」

 

おう!…と、声をかけようとして気が付いた。草むらに詩音がいる!

これはきっと沙都子を餌にして、正面からくる相手を討ち取る作戦だ!

どうする!間に合わない!

 

俺はとっさに打ちひしがれている沙都子の両脇に手を入れて抱きかかえると、レナに見せる!

「沙都子をゲットしたから、レナ、抱っこしてもいいぞ!」

「はぅ~☆け、圭一君!沙都子ちゃん、抱っこしてもいいの!?いいの!?」

「ちょ…私の人権はどうなっておりますのー!」

 

沙都子が人権なんて難しい言葉を知っているとは驚きだぜ!

レナが可愛いモードに突入した!これで良し!

 

その直後、詩音がパイプで襲い掛かろうとしたが一蹴された。

パイプ攻撃は見事にかわされ、目に見えない速度のレナの攻撃で、あっというまに、詩音の風船は破裂!

 

「お、恐るべし、です…レナさん…」

バタッ…

 

広がるチョークの粉と共に

詩音は倒れた!

 

さすがだぜレナ!

 

これは、ご褒美だ。

沙都子を思う存分堪能するが良い!

 

「はぅ~☆はぅ~☆さ、沙都子ちゃん!可愛いよぉ~~~~!!!」

「いやぁ~~~!」

 

カワイイモードに突入したレナによって、

思うがまま頬をスリスリされる沙都子。

 

敗者は強者によって蹂躙される。

悲しいが沙都子。それが敗者の辿る運命なんだ。

 

みー…

 

その時、全身に衝撃が走る!

グラウンドの中心から、こちらにテクテク歩いてくる人影!

それは頭に風船をつけた梨花ちゃんだ!

 

「か、か、可愛いよぉ!頭に風船をつけた梨花ちゃん可愛いよぉ~~!」

 

レナの興奮もMAX!

こ、これはいけない!見るからに罠だ!!

行ってはダメだレナ!!

 

「で、で、で、でも!梨花ちゃん、可愛いんだよ☆可愛いんだよ!」

 

みー☆みー…!

梨花ちゃんが大きく両手をひろげている!

これ、まさか、抱っこしてくれって合図か!?

 

「い、い、今行くよ!梨花ちゃん今行くよッ!!!抱っこしてあげるよ!」

 

あぁ、ダメだ!可愛いモードのレナが制御できない!

今、邪魔をすれば、俺がレナの音速攻撃でぶちのめされるだけだ!

 

レナが猛スピードで梨花ちゃんに向かって走っていく!

そして、抱っこしようとする直前、それは起きた!

 

梨花ちゃんが、信じられない速さでレナの抱きつきを交わして、一回転をしたのだ!

 

いや、早いと言うのは錯覚だ!

レナが抱き着く瞬間に、梨花ちゃんはテクテクと低速移動から、通常の移動速度に代わっただけなのだ!その速度の差ゆえに物凄く早く感じただけ!しかし効果は十分!

 

レナの視界から一瞬消えた梨花ちゃんは、回転力を生かしてレナの背中にパイプを叩きつけた!

 

パンッ!

 

レナの背中の風船が割れて、チョークの粉が飛び出す!

…ゴホゴホ

レナが白い粉に包まれる!

 

「また、つまらぬものを斬ってしまったのです☆にぱー!…ふぁっ!」

 

だが、白い粉に包まれたレナに梨花ちゃんは抱かれてしまう!

チョークまみれでも可愛いモノを逃さないとは、なんという執念!

これが可愛いものに対するレナの情動なのか!

 

「リ、リ、梨花ちゃん☆いいよね!いいよね!」

「み、み~!?レナに汚されるのですぅ~~!」

 

哀れ。梨花ちゃんもレナの物理的濃厚接触により、体中が真っ白になる梨花ちゃん…

勝負に勝って、戦いに負けたってところか。

 

「アハハハ!みんなお疲れ、お疲れ!

 しかし、梨花ちゃんも大したもんだよ!おじさん、全然出番なかった!」

 

1人だけチョークの粉にまみれていない魅音が颯爽と登場し、俺達は憮然とする。

 

「…魅音、お前、梨花ちゃんにだけ特攻させておいて、陰で見守っていたのか?」

「い、いや、誤解だって圭ちゃん!梨花ちゃんが任せてくれっていうから…」

 

「魅ぃだけ汚れていないのはズルイのです」

梨花ちゃん。

 

「お姉、一人だけ無傷って、ずるくないですか?」

詩音。

 

「魅音さん。変なルールを作って、相応の報いを受けるべきではございませんの?」

沙都子。

 

「アハハハ!魅ぃちゃんも一緒に汚れよ☆」

レナ。

 

魅音が自分以外のメンバーから一斉に視線を向けられていることに気が付いたが、もう遅い。

逃げ出そうという瞬間に全員に取り押さえられる。

 

「ちょっと、タンマー!こんなのダメだって!まってー!お嫁にいけなくなっちゃう!」

「大丈夫だ魅音!俺が婿に入る!安心して汚れろ!」

「圭ちゃん、それ、全然カッコよくないって―!!」

 

パン!パン!

魅音と、梨花ちゃんの風船が割られて、その場にいた全員が仲良く真っ白に!

誰が誰だかわからなくなるほど真っ白になって、俺達は笑う。

勝敗は、どうでもよかった。ただ、ひたすら楽しかった。

 

「全然楽しくなーい!」

 

まぁ、魅音を除いてだけど。

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