また、キャラがどの場所で第二の生を得たかもルーレットです。一応原作開始前にロドスのオペレーターとなるキャラと転生した場所(出身地)に対応するキャラとは面識ありますあります。一応後々書くつもりですが、待ち切れねぇよ.....って人はガンガン聞いてもらって構わないゾ
「私は・・・・・・一体、誰なのだろうか?」
その一言でその場の空気が凍りついた。アーミヤはドクターが今何と発言したのか、一瞬理解することが出来なかった。覚悟はしていた、はずなのに。いざこうして現実になってしまうと、うまく受け止めることができない。その時だった。偵察に行っていた前衛オペレーターの方がこっちに走ってきた。どこか焦っているようだった。
「アーミヤさん!マズイです!」
ただならぬ様子の前衛オペレーターを見て、凍りついた雰囲気も吹き飛んで。
「この施設に侵入して来た奴らがいます!」
侵入者。その言葉を聞いて、ロドスのオペレーター達に緊張が走る。ロドスの最高戦力、エリートオペレーターのエレナ、ロドスに入る前から幾度も死線をぐぐり抜けて来たターニャと夏油はすぐに臨戦態勢に入る。状況を確認するため、アーミヤは前衛オペレーターから情報を引き出す。
「侵入者は8人!まもなくこの階に到着するでしょう!しかも、あの装備は・・・・・ウルサス兵のものではありません!」
アーミヤは動揺していた。全くの予想外だ。ドクターが囚われているであろうチェルノボーグはウルサスの都市。ウルサスは感染者に対しては厳しく最悪の場合、交戦すら可能性にあるったので、それに対しての備えもしてきた。だがここに来て、全くの第三勢力が台頭する事態に陥った。しかも、あの装備は、
「レユニオン・ムーブメント!?どうして・・・・・」
レユニオン・ムーブメント。感染者のための組織であり、多数の感染者を受け入れていると聞く組織。それが、何故。確かにレユニオンの黒い噂はロドスの重鎮たるアーミヤの耳には届いていた。しかし、まさか今、ロドスの命運を握っていると言っても差し支えないこの状況、このタイミングで襲ってくるなんて!まさか。アーミヤの脳内にとある考えが浮かぶ、その考えの正当性を裏付けるかのように前衛オペレーターが叫ぶ
「こいつら!まさか狙いはドクターか!?」
なんと言うことだ。このタイミングで、記憶も失い、戦闘に関しては右も左もわからないドクターを護衛しつつ重火器を持ったこの人数を相手取れというのか。なんとか不安で押しつぶされそうな心を落ち着かせ、作戦指揮のケルシーに連絡を取らせた。その瞬間、連絡が繋がるのを待つことなく、白い仮面の男が重火器を発泡した。咄嗟にターニャが最重要人物のドクターとアーミヤを、夏油が逃げ遅れた医療オペレーターを抱えて物陰に飛び込む。エレナと前衛オペレーターは、反対側の物陰に避難していた。隠れてからも様子を伺おうとした瞬間に銃撃が飛ぶ。なんとかケルシーからの連絡を受信を確認した。そこから内心安堵しながらケルシーの指示を仰ぐアーミヤ。しかし、
「・・・・・・だめです!通信機が正常に動作しません!」
アーミヤは今度こそ、頼れるものはないと思っていた。ドクターは記憶喪失、ケルシーからの連絡途絶。ふと、ドクター達に目を遣ると、医療オペレーターがアーミヤを見ていた。その目は、まるで。
『こんなにたくさんのこと・・・・・私に教えていただいて、ありがとうございます。』
『あなたならきっと勝利をもたらしてくれる。』
『ドクター・・・・・どうして』
この人がいれば。この人の指示に間違いはない。そう信じていたわたし。その指示に命をかけることも厭わない。彼の決めたことは正しいから。でも、その指示をしてくれる彼ひもういない。そのことを思い知った私の目と、よく似ていて。わたしでは、ドクターのようには、なれない。今の彼女の期待に応えられるような指示は、できない。
わたしはこれから、どうしたら、いいんですか?ドクター。
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ドクターは混乱していた。今までの短い時間に連続して起こった出来事で、頭がパンクしそうだった。なんとか状況を整理する。今、自分達はあの白い仮面の人物に襲われていて、しかも狙いは自分と来た。自分にそれだけの価値があるのかと疑問に思ったが、ターニャや夏油が焦っているかのような表情になっている。本当に短い時間、たいして言葉すら交わしていない彼らだが、それが歴戦の猛者であることはなんとなくわかっている。そんな二人がこのような表情を晒すのだ。今の状況はとてつもなく危険と言っていいだろう。ふと、アーミヤに目を遣る。今の彼女は、私が目を覚ました時の切羽詰まった表情、いや、それよりももっとひどい顔をしていた。この状況を打破する手段が思い浮かばないのだろうか。この時、ドクターは初めて己が記憶喪失であることを恨んだ。今の自分では、何もできない、誰も助けられない。今、この場で絶望している少女を救うことができない。そのことかひどく悔しくて、とっさに、周りを見渡した。と、いうより自然と体がそうさせた。何故だろう。周りの景色が手に取るようにわかる。どの位置に誰をどのタイミングで投入すれば、勝てるのかがよくわかる。もしかしたら、自分が、そう。自分が、指揮を取れば。自然と思考がその方向で定まってゆく。だが、自分にできるのだろうか、その時、あの軽薄な、こんな緊迫した状況すらふいて飛ばしてしまいそうな人物が、いつになく真剣な表情でこちらを見ている。アーミヤとじゃれあっていた時とはまた違う、低い声音で尋ねてられる。
「ドクターくんさぁ......今の表情的に、自分が指揮でもすりゃあ勝てる!だとか、甘いこと考えてない?」
「・・・・・・・っ。ドクター、は、」
アーミヤが何を言い返そうとして、飲み込んだ。ターニャの発言は、図星だった。あっさりと自分の考えていることを見抜いたターニャはドクターのことを小馬鹿にした顔で、
「馬鹿じゃないの(嘲笑)記憶がないただの素人が指揮したとこでどうなんの?今いるメンツはドクターのことなんて分からんし、そんな奴の発言信じれると思ってんの??そんなんじゃ指揮ミスで人死にますねぇ!(断言)」
その通りだ、だが。それでも。何もせずに黙って見てるわけにもいかない。今アーミヤ達が囚われているこの状況は自らの責任で陥ってしまった。信頼を得られないのもわかっている。だから。ドクターは目に見える結果を以て証明することにした。己の価値を。瞬間、空気を震わすような鋭い声で、反対の物陰に向かって指示をした。
「エレナ!!!今すぐ自身の後方を吹き飛ばせ!!」
「んひっ!?ひ、ひゃいっ!!!!」
とっさのことで驚いたが、指示を聞いた彼女、エレナの行動は早かった。指示した方向、彼女たちの後方を迷うことなく攻撃する。
「なっ!?」
その方向には、彼女を奇襲せんとする、敵の姿があった。確かに、重火器には普通の人間は敵わない。それはわかっている。だが同時にドクターはそのような強力な武器をそれも末端と思われる彼らにそこまで支給できないだろう。と予測した。だがらこそ、限りある重火器を囮に背後から近接戦闘で仕留める算段を立てていたのだ。さらにエレナ。彼女ならば、近接戦闘においてはそこらの人間を遥かに超える性能を有しており、かつ、人智を超えているであろう力を有していることも容易に想像できた。彼女の力をもってすれば、簡単に後方の遮蔽物ごと消しとばすことなど余裕だろう。流されがちな性格でもある彼女なら、咄嗟の指示にも従うだろう。と考えた。それ以外にも根拠があるようにも感じ取れたが。ほぼ自分にとっては初対面な人間であるはずなのに、その人物の性格や特性をだいたい把握することができていた。これでどうだ、そんな視線をターニャに向けてやる。その直後だった。アーミヤが意を決したように私に話かけてくる。
「・・・・・ドクター。あなたは私たちの指揮をしてくださる、ということでいいのですね?」
未だに不安が残っている、ターニャのいうとおり、自分のせいで周りの人間を、大切な人間を傷つけて、果てには殺してしまうかもしれない。それでも。それでも自分は目の前の、少女の、アーミヤの信じた『ドクター』であったならば。たとえ求められているのが今の自分ではなかったとしても。それでも自分を頼って来てくれた彼女たちの想いに応えたいと思ったのだ。みんなが言っていた『ドクター』として。
「ドクター兄貴、やりますねぇ!(称賛)これって・・・・・勲章ですよ・・・・・」
と、ターニャがニヤニヤしながら言った。ターニャの性格の予測からして、彼が人を嘲る発言はしないだろう、と予測していた。元から、認めてもらっていたのだ。ならばさっきの態度は自分に『ドクター』としての覚悟を問うものだったのか。まだ不安は残る、それでも一歩を踏み出させてくれた彼に後で礼の一つでも言ってやろうか。
「さてさて行きますよ〜!イクイク!」
「存外に熱くさせてくれる」
(急に原作キャラに名前呼ばれてびっくりしたよぉぉお・・・・・てかさらっと僕利用されてない!?)
「ドクター自身も、まだ信じられないかもしれませんが・・・・・わたしは信じています。ーきっとできるって、信じています!!ドクター!指示をお願いします!」
反撃が、始まった。
思ったより展開進まない・・・・・進まなくない?とりあえず長い時間書き溜めて出すか、今みたいにスローペースでちょくちょく更新するか考えるゾ.....ちなみに、キャラの募集はチュートリアル編終わるまでに締め切ろうと思ってるからそれまでにお願いしナス!
プロローグ終わったら何見たい?(上位2位までを並行して書きナス!)
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0章
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プロローグ転生者視点
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夏油主役の「騎兵と狩人」
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ライカン主役の「マリア・二アール」
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ターニャ主役のオリジナルストーリー
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エレナ主役のオリジナルストーリー
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転生者達のプロファイル