とりあえずプロローグで登場した分の転生者達のプロファイルは書きます書きます。
それを書きつつ今後はどうやってストーリー書こうかのんびり考えるのでもしかしたら更新が少し遅れるかも知れません。まぁ気長に待ってくれよな!
「・・・・・医療オペレーター。彼女の具合は?」
神妙な顔で尋ねる夏油。その隣にいるターニャも表情こそ普段と変わらないが、その胸中には激しい怒りが渦巻いていた。それを感じ取り、アーミヤは少々気圧された。それと同時にやるせ無い気持ちになった。確か彼らは昔からの友人らしく、時々バーを貸し切りにして集まっていたのを思い出す。その時の彼らの楽しそうな表情を思い出すと彼女に頼りっきりだったこともあり申し訳無い気持ちに苛まれる。それでも今はそんな感慨に浸っている暇はない。夏油達と共に医療オペレーターの話に集中する。
「・・・・・エレナさんの容態はあまり良いとは言えません。確かに彼女は不死身ともいえる再生能力があります。しかし、それを支えているのは一日に三度、食事とは別な必要分の血液の摂取です。今エレナさんは普通の人間なら二度は死んでいるほどの傷を負っています。当然、その傷から溢れる分の血液も膨大です。それが今エレナさんの傷の治癒を遅らせている原因かと思われます。」
「んにゃぴ・・・・・・思った以上に酷いっすねクォレハ・・・・・・・・・・命に別状はないのかゾ?」
「はい。命に別状はないので、安心して下さい。」
「・・・・・・そうか。」
「■■■■■・・・・・・■■!!」
「手当てしてる耳元で叫ばないでよ、手元が狂うじゃん。」
エレナとは前世から仲が良いなどと冗談を言っていたターニャ達だが、それを差し引いても彼女達の仲は相当に深いものである。医療オペレーターの返答を聞いた後、彼らは心の底から安堵していた。
アーミヤはまだそれでも目を覚まさないエレナを苦しそうに見ていた。
(もっと私がしっかりしていれば・・・・・・)
それは己に課せられた責任。感染者を救い、ロドスのみんなを守ること。それを未だに果たす事が出来ていない。そう感じたアーミヤの膨れ上がった罪悪感の現れでもあった。
ドクターを失い、彼の代わりに指揮を執った。だがしかし、今までの自分はどうだ。エレナへの負担を軽減してやることができたか?否、結局未熟な指揮官の杜撰な指揮で彼女の負担は増していくばかりだ。それでも何一つ言わずについてきてくれている。それでも自分はまだ何一つ責任を果たすことができていない。
ずっと昔から自分の面倒を見てくれていた彼女。普段はオドオドしているけれど、いざという時には誰よりも前で戦い続けることができて、辛い現実から目を背けない。とても強くて、とても頼りになる人。それでいて、自分がドクターを失って辛い時も、CEOという立場から来る責任に押しつぶされそうな時も、ずっとそばに寄り添ってくれた人。
もしもケルシーをアーミヤにとっての母親だと例えるなら、エレナは姉のような存在だった。そんな彼女が傷つき倒れるのをもう見たくないと思っていた。だが現実はどうだった?今もまた彼女は傷を負っている。もしもこの指揮を執るのがドクターだったら?きっとここまで彼女を傷つけることはなかっただろう。
どんどんと、自らの罪悪感が膨れ上がっているのをアーミヤは感じる。そんなぐちゃぐちゃな胸中ではあるものの、あくまでロドスのCEOとして振る舞わなければならない。
なんとかエレナに対しての思考を打ち切り、アーミヤは周囲に目を遣る。
「彼女が無事なようでよかったよ。ところで、貴方達は?」
彼女の安否を確認したドクターがドーベルマン教官に尋ねている。
彼らは初対面だ。こんな状況下ではあるものの、互いの素性を知るのは大切な事だ。
一応ドクターは彼女の素性をある程度予想していたが、念のために尋ねてみることにした。
「ああ。自己紹介が遅れたな。私は行動隊E1の隊長、ドーベルマンだ。お前をこのウルサスの都市ーチェルノボーグから我々のロドスにまで送り届けてやる。」
「私はドクター、と呼ばれていたらしい。よろしく頼むよ、ドーベルマン。」
「呼ばれていた、か。お前は記憶喪失らしいな。」
「そうだよ(肯定)」
「はい。ターニャさんの言う通り、今のドクターは記憶喪失です。」
「なるほど・・・・・・アーミヤが言うんだ。どうやらドクターが記憶喪失なのは本当らしい・・・・・・お前がまさか戦闘以外で役に立つとはな、ターニャ。」
「自分に対しての当たりが強い・・・・・・強くない?その態度、いつか矯正してやる・・・・・・ポイテーロ・・・・・・」
「何か、言ったか?」
「ファッ!?ドーベルマン教官許してくださいなんでもしますから!」
「そもそも、お前は今回といい、単独行動が目立つ。ロドスに戻ったらきっちりしごいてやるから覚悟しておけ。」
どうやらターニャから既にドクターが記憶喪失だという情報を得ていたドーベルマンはドクターが本当に記憶喪失であるという事実よりも、ターニャが正しく情報を伝えられた事に対する驚きが勝っているようだった。ドクターはターニャに寄せられる信頼度の低さを実感した。
これから地獄のような訓練が確定して目に見えるほど凹んでいるターニャを尻目に、チェルノボーグ脱出に向けて隊列を組み直す。
その途中に、未だにエレナの様子を心配そうにチラチラと伺っていたアーミヤに前衛オペレーターが通達する。
「アーミヤCEO!ロドスから通信が入りました!」
「ロドスから通信・・・・・・?」
既に作戦指揮官たるケルシーとはお互いの現状を共有している為、少なくとも彼女の方から連絡を取ることはないはずである。ケルシー先生の方で何か問題が発生したのだろうか。不可解な状況で一抹の不安がアーミヤの頭の中をよぎる。その不安を振り払い、アーミヤは前衛オペレーターに繋ぐ様に指示をする。
「もしもし?こちらアーミヤです。どうしましたか、ケルシー先・・」
「誠に残念ながら、違います。」
ケルシーのモノとは似ても似つかない、機械音声が流れる。予想外の自体に一同は困惑する。その音声に聞き覚えがあったのか、アーミヤはその機械音声に問いかける。
「PRTS・・・・・・?」
「アーミヤ様、ご報告いたします。ニュートラルコネクタへの緊急接続申請が予期せぬ形で実行されました。」
「つまり・・・・・・どういうことだってばよ・・・・・・」
「何がともあれ、アーミヤ様の安全を確認できましたので、現時点での私のミッションは完了となります。」
「機械にすらナメられてますねぇ!(憤怒)頭に来ますよ〜」
「こいつら・・・・・・こんな時に能天気な事を・・・・・・」
「ニュートラルコネクタによるロドスの指揮を行う必要がなければ、まもなく通信が切断されます。」
「待って!切らないで・・・・・・手伝って欲しいことがあります。」
「ドクター・・・・・・このPRTSも私たちの・・・・・・仲間です。次に何をしたらいいか教えてくれるはずです。」
「今は時間がありません。急ぎロドスの支援ネットワークに接続してみます。」
PRTS。正式名称Primitive Rhodesisland Terminal Service。それはニューラルネットワークを用いた端末越しでの作戦立案が可能となる。これを使用することにより作戦立案のための必要な情報の収集や状況の迅速な把握、果てには遠隔での指示など、など、ドクターの高い指揮能力を更に引き出すことができるだろう。そう考えたアーミヤは認証機能を起動する様にPRTSに命令する。ドクターの権限レベルは8。ロドス内でも高ランクの人間に与えられるレベルだ。
「ドクター、どんな言葉でも良いので、PRTSに向けて声を出してください。」
その時、何を考えたのか、ドクターはその画面の真ん中に触れた。幸いにもPRTSは指紋認証も可能としていたので、権限を確認することがてきた。突発的な行動で全員が大なり小なり怪訝な顔を見せたが、その中でも一際異質な反応を医療オペレーターは一瞬その目に捉えた。
夏油傑。何をするにも無口で、何をしても表情の変わらない男。能面とも揶揄されるその表情は確かにドクターに対する驚きで歪んでいた。
自らが死にかけた時ですら表情を変えなかったという夏油がここまで表情を変えるとは、とびっくりしてしまった。
何しろ一瞬見えたものである為、医療オペレーターも見間違いで済ませてしまったが。
何がともあれ、これによりドクターの指揮を最大限に活かして戦うことができるだろう。そう期待した。
アーミヤは誓う。例え何があっても、ロドスのCEOとして、今も人知れず苦しみ、命を落としていく感染者を救うこと。そして、そのために共に戦うロドスの仲間を、希望であるドクターを守り抜くことを改めて心に誓う。ふと、まだ目を覚まず眠ったままのエレナに目を遣る。その姿にまた、アーミヤは罪悪感を募らせる。彼女の姿を焼き付けると、ふと、エレナが微笑んでくれたような気がした。それは都合の良い幻覚たのかもしれない。それでもアーミヤは少し、救われた様な気がした。
「おかえりなさい、ドクター。」
ロドスの希望が帰ってきた。
こんな駄文をここまで読んでくれた読者の兄貴姉貴ありがとナス!
とりあえず今後のストーリーとして決めてるのはメインストーリー準拠の話と、ストーリーの裏であったオリジナルストーリーの二つに分けて書こうと思うゾ・・・・・・特に裏ストーリーは転生者十五人くらい出してやろっかなって。当然みんなランダムなのでカオス()とりあえず、楽しみにしててくれよな!
もしかしたらメイン転生者くんの募集とは別にそっちでもサブ転生者くんたちの募集するかもしれない(未定)
プロローグ終わったら何見たい?(上位2位までを並行して書きナス!)
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0章
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プロローグ転生者視点
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夏油主役の「騎兵と狩人」
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ライカン主役の「マリア・二アール」
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ターニャ主役のオリジナルストーリー
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エレナ主役のオリジナルストーリー
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転生者達のプロファイル