追記:『クロスオーバー』タグを追加しました。
クックック・・・・・・馬鹿な人間ども・・・・・・このアタシがいつまでも従順に従ってやってるとでも思っていたのか?
見せてやるよ・・・・・・このアタシの真の力をなァ!
「愚かな人類へ、アタシからのささやかなプレゼントだ」
《オムニフォース!》
《伝説の聖剣と、選ばれし本が交わる時、偉大な力を解き放つ!》
「変身!」
「・・・・・・フッ。決まった・・・・・・」
・・・・・・かっこいい〜!やっぱりライダーは最高だわ。渋いオジサマの電子音声とかマジで痺れるぜ!しかも悪役のライダーってのが良い!へへ・・・・・・そうだな・・・・・・次はあの変身ポーズを・・・・・・
「・・・・・・アンジー?何をしているの?」
「ファッ!?」
「1人きりで、ポーズをとって・・・・・・それに、『Henshin』って・・・・・・?」
「・・・・・・ち、違う・・・・・・」
「え?」
「これは違うんだあああああああああーーッ!!」
「ア、アンジー!?」
■
「・・・・・・それで、こちらへ逃げ出してきたというわけですかな?」
「ああ、そうだよ・・・・・・クソッ、まさかドナに見られてたなんて・・・・・・アタシとしたことが、一生の不覚だ・・・・・・」
「ほっほっほ・・・・・・若気の至り、というやつですな。そもそも貴女方はカドゥを株分けしているのですから、お互いの行動を知覚できると思うのですが(名推理)」
「オイちょっと待てそんなの聞いてねえぞ!?アタシのプライバシーは何処に行ったんだよ!?」
「(元から人形にプライバシーなんて)ないです」
「ぐわあああああああああ!!!」
「では、気を取り直して、何か買っていきますか?お安くしておきますよ」
「オマエ人形からも金をとるのか(困惑)」
「ええ、もちろんですとも。こちらも商売でしてね」
「・・・・・・仕方ないなぁ。どれどれ・・・・・・おっ!『ウルフスベイン』じゃん!これ欲しい!いくらなんだ・・・・・・たっか!?高いぞ!」
「強力なリボルバー銃ですからな。彫刻の美しさも相まって美術品としての価値もございます・・・・・・しかしながら、失礼を承知で申し上げますと、アンジー様には少々大きすぎるかと」
「良いんだよ!オマエの言うとおり彫刻が綺麗だし飾るだけでも買う価値はある!というかアタシ、武器がショーテルくらいしか無いんだけど!?遠距離攻撃できねえじゃねえか!もし人狼に襲われたらどうするんだ!」
「ならば逃げればよろしいでしょう。貴方様は人形故に非力ですからな。所謂雑魚です」
「『正論は時に人を傷つける』って言うけど、人形にも当てはまるんだよ?言葉の刃が鋭すぎるだろ」
「・・・・・・ん?これはノートPCか?」
「おや、よくご存じで。仰るとおり、これはノートパソコンです。インターネットに接続できる他、いくつかのゲームアプリがインストールされております」
「ゲームか!魅力的だな。このコンパクトサイズのPCならアタシでも使えそうだし・・・・・・」
「いかがです?」
「うーん・・・・・・だけどコイツを買うとウルフスベインが遠のく・・・・・・多弾倉シリンダー・・・・・・ロングバレル・・・・・・うぐぐぐ・・・・・・」
「存分にお悩みください。商品は逃げませんぞ。今のところは、ですが」
「クソ、足元見やがって・・・・・・・・・・・・分かった!買うよ!このノートPCを買う!」
「お買い上げありがとうございます。良き日を!」
「ああ、そうさせてもらうよ!その銃とパーツ、取り置きしといてくれよな!絶対買うから!」
■
「あ、お帰りなさい。アンジー・・・・・・何をしているの?」
「ああ、ただいま。ドナ。今は『混沌のサーペント』をぶっ殺しに行くところだ」
「?????」