ギルドJupiterの物語   作:サファリパーク管理者

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運動するなら朝はしっかりと言うけど、そのしっかりもとは聞いてない

 翌日、しっかりと眠っていた僕は、お姉ちゃんが布団に入ってきたことにも、お姉ちゃんが抱きついたことも気づかずに寝ていたらしい。まあ、ふかふかの布団だったから仕方ないね。

 

 時計を見ると8時過ぎになっていて、お姉ちゃんを叩き起こして、食堂に連れられて行くはめになった。

 

 食堂では、手前にあるテーブルに、エムリスさんとギルド長さんが座ってなにか話しながら食べていたり、翡翠姉妹が食べていたりした。食堂の最奥には白衣の人がいて、パンケーキを作っていた。まあ、フライパンが勝手に飛んでいたり、妖精が手伝っているように、見えるのは気のせいだと思いたい。窓側にあるテーブルにはパンが入ってるバスケットや炊飯器などがおいてあった。

 白衣の人(ガイさんらしい)が投げたバイキングの一覧表を受け取り眺めていると、お姉ちゃんが説明し始めた。

 

「ここでは基本的に体が資本だから、朝のメニューは基本的に軽めのバイキング。昼食は割と素早く食べれるものが中心で、夕飯は野菜とかの体調を整える食事が中心だよ。基本ここで食べる分には、あまり高いものでない限りタダだから安心して。朝と昼はガイさんが、夕飯はエデンさんが基本的に担当する事になっているんだ。出されていない物でも、材料があれば割と何でも作ってくれるから、相談してみるといいよ。」

 

 そう言っていると、お姉ちゃんの近くの席にパンケーキが載ったお皿が降ってきた。にわかに信じがたい光景だ。みんな平然としているからここでは当たり前の光景なのだろう。

 

 トレーに適当に食べ物を載せて食事を始めると、エムリスさんが近づいてきた。

 

「体調は万全かい、樹くん?あの馬鹿から剣を受けっとてから玄関を出たところに来てくれ。しっかりと食べるのはいいが腹八分までにしとかないと訓練で履きかねないから気おつけろよ。大体の人は最初の頃は吐くからな。」

 

 そう言って肩をたたいて食堂から出ていった。

 

朝食を食べ終えて部屋に戻り準備を終えて部屋から出ようとしたタイミングでチャイムが鳴った。

 

ピンポン

 

「ガイです。スポドリと剣を持ってきました。」

 

 両手で剣を持っていて、その上にスポドリが入ってると思われるボトルが置いてある。

 

「この部屋で話しても大丈夫?だめなら俺の部屋に来ればいいけど。」

 

 別に断る理由もなかったので部屋のに奥まで招き入れると、お姉ちゃんまで入ってきた。

彼は扉を締めて、三角錐の小さなものを取り出し、それは触ると黄色に光り始めた。彼は軽くうなずき話し始めた。

 

「基本的に建物での話もある程度秘匿性が担保されているとはいえ、これから話すことは他人に知られるべきではない。ギルド内の人間であっても、エムリス、ギルド長、元春の3人以外には話さないでおくべきだ。この程度の秘密なんてこのギルドではあたり前だからね。ギルド外に対しては新種の終末兵器としているが、君に渡すこの剣は世界で一般に出回っている魔剣でも、一部の武人が使っている終末兵器でもない。これは一般的には全く流通しないものだからあまり通称と言えないが、ごく一部の人間からは殲滅兵装と呼ばれている物だ。その殲滅兵装のなかでも、これは神の影響下にある生物に癒えない傷を負わせるものだ。一般の生物には影響はないが、君が戦うことになる魔獣の神の眷属である魔獣などには非常に協力に作用する。その他にはマナによる自動修復や不壊属性といったものだ。まあ使ってみるといい。何かあったら来てくればいい。いつもいるとは限らないが、朝昼の食事のときに声をかけてくれれば応対するしリビングにある電話を入れればなにかわかるだろうからね。エムリスの訓練は辛いけど役には立つらしいから頑張ってね。長々と話して済まなかった。じゃあまた。」

 

 そう言って彼は三角錐のようなものを手に取り、部屋から出ていった。

 

「基礎体力トレーニングとかは付き合うから一緒に頑張ろう、樹!」

 

 そう言って姉も出ていった。

 一息入れて、僕は剣を持ってエムリスさんのもとへ向かった。

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