俺ガイル~別れ、そして出会い~君の一番星に【城廻めぐり編】 完 作:龍造寺
ーー奉仕部
八幡達が戸塚にテニス練習をしてる頃、雪乃達は、奉仕部で盗撮の件について話し合っていた。
雪乃達が聞き取り調査や現場検証(水泳部の部室)を写真やメモの紙が机の上に置かれている。
「これ以上は出てこないのかしら?」
「うーん、難しいところよね。比企谷君から教えてもらった学校の裏サイト…」
「総武高校の女子達の恥態~だったかしら…おぞましいサイトだったわね」
「あたし、改めて見たんだけど、あれってどうやって撮ってるの?」
「水泳部に有ったカメラは、道具の入った箱の隣に有ったわね。周りに溶け込ます感じで置かれてたし」
「そうね、今はカメラ自体も小型化してるし、一見カメラとはわからないものもあるわね」
改めて雪乃達は、自分達のあられもない姿を盗撮されていることを思い知らされた。気持ち悪さに怖くなったのも事実である。
「学校裏サイトの件は、城廻会長に相談した結果、削除することが決まったわね」
「削除はできても、拡散されたものは、残り続けるわ」
「うー、それは嫌だな~」
「雪ノ下さん、犯人を見つけるまでやり続けるの?」
「ええ、犯人を捕まえない限り、盗撮や盗みの数が減らないのよ」
吹寄と結衣が顔を合わせて、そして雪乃に言ってきた。
「雪ノ下さん、この案件って本来ならもう私達が調べるものじゃないと思うのよ。警察や教育委員会がやるべきだと思うの」
「せいりんの言ってるとおりだと思う。ゆきのん、これ以上は……」
「確かにそうかもしれないわね。それは自浄能力がある場合ね…。今の総武高校にそれがあるとは思えないわね」
「それって、教職員側に盗撮犯の仲間がいるってこと?」
「そうなってくるでしょうね。校長や教頭に圧力を加えられるような身分の人間と知り合い…」
「そうなってくるとますます私達だけでは…」
「吹寄さん、由比ヶ浜さんは下りても良いのよ。これ以上は貴女達に危険な目に合わせられないわ」
雪乃が真剣な表情で、吹寄と結衣にそう言ってきた。
そんな時、外から葉山コールが聞こえてきたのだ。
「ふぇ~!?隼人君コール?どこから?」
「校舎の端…テニスコートの方かしら?葉山君がまた何かやってんのかしらね」
「テニスコート…あっ!」
雪乃は、スマホを取り出して八幡にかけようとしたが、番号を知らない。結衣と吹寄に聞いたが彼女達も知らないようだ。仕方がないので、平塚先生に八幡の番号を教えてもらって、彼のスマホにかける。彼はコール2回で出た。
「もしもし、比企谷君?テニスコートの方がうるさいようだけど、何かあったの?」
「雪ノ下、何で俺の番号を?」
「平塚先生から聞いたわ、でテニスコートで何があってるの?」
「ああ、テニスコートをかけて葉山グループとテニス勝負だよ。それでギャラリーが集まって来たようだな」
八幡がしゃべっているが、テニスコートのギャラリーの声援がうるさく雪乃にとっては、耳障りほかならない。
「はぁ~ヒッキー、隼人君達とテニス勝負?ヒッキーが勝てるわけないでしょ!」
結衣が何かまだ言いたそうだが、吹寄に押さえられる。
「葉山君と…私達もそっちに行くわ」
雪乃は、八幡と通話を終えると、テニスコートへ行こうとする。
「雪ノ下さん、私も行くわ」
「ゆきのん、あたしも行く!」
雪乃、吹寄、結衣は、八幡と葉山グループがいるテニスコートへ行くことになった。
ーー1年C組教室にて。
綾香は、友達と弁当を仲良く食べていた。彼女は5月の中頃には、クラスの女子の中心的になりつつあった。男子にも人気がうなぎ登りになっていた。
それで綾香の周りにいる女子生徒達は、総武中からの一緒に来た人間達だ。
「それで、比企谷先輩と関係は進んだの?」
「…!?、美桜、いきなり聞くの?」
いきなり八幡との関係を聞いてきたのが、斎藤美桜。格好は不良のようにしているが、根は優しい女子。
「美桜さん、お下品ですわよ。聞くならもうちょっと…綾香さん、処女は比企谷先輩に捧げたのですか?」
「ぶっ…!!」
こんなことを聞いてきたのは、黒沢静香。容姿や格好からは、お嬢様のように見える。実際にお嬢様だが、発言がとてもお嬢様とは思えない下品発言をする。
「静香…お前の方がよっぽど下品じゃないか!」
「お下品ですって?それは美桜さん、貴女の頭の中だけでしょ?」
「なんだと!」
「ハイハイ、美桜も静香もケンカはやめようか。昼食が不味くなるでしょ?ねぇ綾香!」
「そうね、瑠璃」
「う…」
「しゅん…」
美桜と静香を大人しくさせた女子は、綾香の小学時代からの親友である。名前は、新山瑠璃。容姿はボブヘアーで、スポーツ少女って感じの女の子で、バスケット部所属。短い時間ではあったが、中学時代綾香の姉である綾音とも一瞬プレイをしていて、八幡からも教えてもらっている。
「八幡さん、まだお姉さんの事を思ってるんだよね?」
「うん…八幡お兄ちゃんの心は、綾音お姉ちゃんでいっぱい…」
「でも…比企谷先輩は、今年1年待ってくれって言ったんでしょ?」
「それは…そうだけど…でも…」
「ライバルがいらっしゃるみたいだから、やはり処女を…」
「静香、お前はうるさいわ!まあ有象無象のライバルなら良いけど、みんなライバルはレベル高しみたいだし、不安になるのはわかるかも」
「問題は、そこなんだよね~」
まずは、海浜総合高校組の女子達。
まずは、山岸緑子。綾音の親友にして、海浜の水泳部のエース。海浜の四大美少女の1人。八幡と並び立つために努力を惜しまない彼女。
2人目は、高梨七海。綾音の親友にして、海浜のテニス部のエース。彼女も八幡と並び立つために努力を惜しまない彼女。
3人目は、折本かおり。八幡の親友。綾音達以外の八幡の女の子の親友。気さくに八幡と話す中だったが、とある時に己の気持ちに気づいて、中学の文化祭で告白し、フラれる。フラれた後も親友関係は続いている。彼女も八幡の隣に進むために努力をしている。
総武高校組のライバルは、事実上、城廻めぐり生徒会長だけである。だが城廻めぐりは、小説の件の時、傷ついた八幡を年上の包容力で包み込んだ。
彼女は、後々の文化祭実行員や生徒会長選挙に彼に出てもらいたいと思っている。
最後は雪ノ下陽乃。彼女は大学生ではあるが、地元とかに影響力がある女性。八幡も綾音を救ってくれた恩義があり、いつかは陽乃に恩義を返したいと思っている。めぐりとは違う女性であるのは違いない。
全員綾香にとっては、ラスボス級の難敵ばかりである。
綾香の強みなのは、八幡と一緒に暮らしていることと、綾音の妹であることと、彼の妹の小町が、綾香に八幡のお嫁さんになって欲しいと思ってるくらいか。
美桜と瑠璃が厳しい戦いだという表情をしている。静香がまたもや
「やはり綾香さんが、比企谷先輩を押し倒すとか、全裸で押し倒すとか、夜這いをかけて押し倒すとか!」
そんな発言をした静香は、瑠璃に頭を叩かれる。
「静香、アンタさっきから押し倒すしかいってないじゃない?」
「押し倒すのが一番手っ取り早いでしょ?綾香さんは、処女を捧げ、比企谷先輩から童貞をもらう…私ながら完璧な計画ですわ」
「静香、アンタの口からは下品な言葉しか出ないわけ?」
「瑠璃さん、貴女も本当は好きなんでしょ、下ネタが?」
「静香、下ネタ発言はもうやめようよ、周りの男子も引いてるわよ」
美桜が困った表情で、静香と瑠璃を見ている。
一方の綾香は、何かを想像をしたようで、顔が赤くなっていた。そこに静香が
「おやおや、綾香さんは、比企谷先輩のナニ…を…フガ!」
静香は、何かを言おうとしたが、瑠璃に止められた。
「静香、それ以上、言うな!」
綾香達がこんなことをしていたら、突然テニスコートの方から、葉山コールが巻き起こり、クラスがざわつき始める。
そしてクラスの女子達が、葉山がテニス勝負をするみたいな会話が聞こえてくる。
「葉山先輩がテニスで勝負するって?」
「へぇー葉山先輩が?で、対戦相手は?」
「さぁ~知らない人…」
「しかし、葉山先輩と対戦する相手も身の程しらずと言うか…この学校の生徒を敵に回す行為だよな」
「そうだよね~」
慌てて教室へ入ってきた男子生徒が
「対戦相手は、確かヒキタニとか言うヤツだって!」
それを聞いた綾香は、慌てて立ち上がる。
「八幡お兄ちゃんが!?」
美桜、静香、瑠璃の3人は顔を見合わせる。
「葉山先輩ってサッカー部の…」
「葉山隼人、サッカー部の次期部長のエースですわね」
「葉山先輩、総武高校では人気があるもんね」
綾香は、何かを決意した表情で教室を出てテニスコートを目指す。
「私達も行きますか」
「そうですわね、比企谷先輩を応援に行きますわよ」
「ええ、行きましょう!」
美桜、静香、瑠璃も綾香の後を追った。
今回は八幡達テニス勝負の裏側の話ですね。
綾香の親友を出してみました。色々な方々がいます。みんな総武中からの親友ですが。彼女達は、綾香の恋の成就に力を貸してくれます。まあ1人は、下ネタとか下の話ししかしませんが。
三浦優美子は、ワルからデレていく感じにしたかったですね。他のヒロインは、好意度がMAXみたいなものですから、マイナスからのヒロインもいても良いかなと。
葉山は、葉山の意図があるんでしょうね。八幡と正面から戦ってみたいという気持ちもあるでしょう。だから今回のテニス勝負を仕掛けてきたかも。
海浜四大美少女の4人目は、氷川静江。彼女も総武中出身。中3までは、地味地味子と言われてイジメられていたが、八幡達がイジメっ子を退治した。その後八幡や雅史が、緑子達と共に彼女のイメチェンをやって、美少女に生まれ変わった。彼女も色々あるが、後に雅史の彼女になる。
参考までに、to be continue後の世界は何が良いですか?
-
1ーありふれた職業で世界最強。
-
2ー魔法科高校の劣等生(優等生も含む)