俺ガイル~別れ、そして出会い~君の一番星に【城廻めぐり編】 完   作:龍造寺

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第2章8話です。


第2章ー42ー第8話ー明らかになる事実。

ーーー総武高校→ジュネス総武支店・フードコートにて。

 

八幡は、放課後になるとすぐにジュネスへ向かう。途中平塚先生に見つかって、奉仕部は行かないのかと言われたが、盗撮事件の事を調べていると話すと、解放された。ただ平塚先生は、

 

【比企谷、気をつけろ。どうも嫌な予感がする。本来ならこんなことを生徒にさせるのは間違いだ。だが我々教職員は、校長の命令で動けないんだ。わかってくれ】

 

八幡は、校長が教職員に圧力をかけていることがわかった。

 

ジュネス総武支店のフードコートを目指しながら、いろんな事を考えた。

 

校長が教職員に圧力をかけているのではなく、黒幕が校長に圧力をかけ、教職員に圧力をかけている。

 

校長は黒幕のお飾りでしかない。

 

黒幕が総武高校の絶対的支配者ってことである。

 

そんなことを考えながらジュネス総武支店のフードコートへ向かった。

 

ジュネス総武支店のフードコートに向かうと、すでに直斗が来ていた。

 

「すまない、直斗、遅れた」

 

「いえ、先輩、僕も先ほど来ましたので」

 

「…何か飲み物でも買ってくるか?」

 

「あ、はい、お願いします」

 

八幡はフードコートの出店で緑茶を2つ購入して戻ってきて

 

「緑茶で構わないよな?」

 

「はい、構いません」

 

八幡は、緑茶の入ったカップを渡す。2人は同時に緑茶を飲み干す。

 

「コホン、八幡先輩、これから話すのは全て事実です。心して聞いて下さい」

 

「わかった」

 

「それでは…僕がここ1週間調べた結果から話しますが、総武高校の教職員に国会議員と達の悪い暴力団と繋がりがある事が判明しました」

 

「やはりな…」

 

八幡は、足を組み左手を顎に置く。直斗は、タブレットを彼に見せる。

 

そこには、総武高校教諭、高田政孝(32)既婚者であり、教科担当は社会科全般である。

 

高田の表の顔は、教え方が上手い教師あるため、誰もが疑わない。だが裏の顔は、国会議員や達の悪い暴力団と接点がある。この時点ですでに黒である。

 

「そして、これからが総武高校での犯罪の数々ですね」

 

そこには、女子生徒を社会科準備室に連れ込んで、セクハラやパワハラ、強制性交罪に問われるような事をしているようだ。それを男子生徒の手下に撮影させているようだ。そしてそれを学校裏サイトに載せている。他の仲間の男子生徒達には、盗撮をさせて、それも裏サイトに載せている。高田は、口封じのために、弱みを握った女子生徒達を校長や教頭に差し出している。

 

何故、直斗がこんなことを知っているのかと言うと、女子生徒達被害者と秘密裏にコンタクトを取り、話し合ったらしい。告発の為に協力をしてくれたようだ。すでに直斗は、雪ノ下議員、高梨議員、雅史のじっちゃん、陽乃、葉山弁護士も話し合って、彼らも動いてる。

 

つまり高田包囲網は、確実に狭くなって来ているというわけだ。

 

「流石、名探偵白鐘直斗だな」

 

「いえいえ、ここまで話が進められたのは、八幡先輩の人徳の良さと適切の情報分析のおかげでしょうか」

 

「アマチュアの考えだがな」

 

「八幡先輩の情報分析力はプロなみですよ。コホン、すでに警察も高田が雇っていたグレーゾーンの連中を逮捕に動いてます。彼らが自白をしてくれれば、高田逮捕のきっかけになるはずですね」

 

「そうなると、総武高校は全国の注目の的になるな……」

 

「そうなるでしょうね……。マスコミや野次馬が連日のように押し寄せるでしょうね…」

 

そうなると、あることないことをネット世界では言われることになる。

 

総武高校自体が叩かれるのは仕方がない。校長や教頭は、高田という黒幕に屈して、罪もない女子生徒達に手を出しているわけで、教職員も御身大事で告発すらしなかったわけだから。

 

だが被害に女子生徒達は関係ない。いや他の生徒達にまで矛先が向かないとも限らない。

 

それは、生徒会長のめぐりにも矛先が向くかもしれない。

 

それだけは避けなければならないことだ。

 

「…めぐり先輩を矢面に立たせるわけにはいかない。彼女にはヒーローになってもらわないと」

 

「彼女をヒーローに?」

 

「ああ、これから総武高校の評価は地に落ちる。それでも健気に総武の立て直しを図る生徒会長としてね」

 

裏の汚いことは、八幡がやるつもりだ。めぐりには、表の事をやってもらうのだ。

 

そんな時、直斗のスマホが鳴った。

 

「八幡先輩、ちょっと失礼します」

 

直斗は、そう言って席を立つ。

 

「はい、白鐘です…はい、はい…何ですって!」

 

直斗の表情が変わる。やはり何か嫌な事があったのか。悔しそうにしている。全て終わったのか、スマホを懐にしまうと、八幡の方を見る。

 

「行方不明の5人が見つかりました」

 

「何だって!」

 

「見つかりましたが、5人共にドラム缶に入れられた状態で見つかりました」

 

直斗の話では、5人を入れたドラム缶を運んでいた産業廃棄物処理をする企業のトラックに載せて運んでいたそうだ。

 

すぐに運転手は、拘束され事情を聞かれた。

 

するととある人物から頼まれたと話したそうだ。

 

【総武高校の高田という教師に頼まれた】と。

 

千葉県警は、その産業廃棄物処理の会社【灘目産業廃棄物処理工業】を家宅捜索に入ってるという。

 

「灘目産業廃棄物処理工業から、高田に繋がる証拠が出れば、確実に逮捕状が取れます!」

 

「高田…全ての黒幕…絶対に捕まえてやる!」

 

八幡は、そう言って口を真一文字に結び、手をぐぅっと握りしめて、そう決意した。




この世界の日本は、現実よりは犯罪率が高いですかね。

ただ、八幡が今経験しているのは、現実かはたまた夢なのか…。

参考までに、to be continue後の世界は何が良いですか?

  • 1ーありふれた職業で世界最強。
  • 2ー魔法科高校の劣等生(優等生も含む)
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