魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~ 作:calamity
夏真っ只中、夏休みも終わり臨海学校の日にちが迫ってきた。2泊3日の1年生恒例行事である。
それぞれのクラスで班決めが行われていた。
凍夜side
「それじゃあとりあえず男子三人と女子三人でそれぞれグル―プを作って頂戴」
『は~い』
みんなそれぞれグループを作り始めた基本的に仲のいいメンバーでみんな固まっているようだ。
「凍夜、俺と一緒になろうぜ」
「集かそうだな俺他に一緒の班になれそうなやつないし」
「おい、そんな悲しいこと言うなよ」
「実際そうなんだけど」
「まあ、俺たちがいるじゃないか」
「うん」
凍夜が友達の少なさに落ち込んでいた。凍夜たち以外のところは3人で固まっていた。
班決めはスムーズに決まっていた。
「それじゃあ、男子と女子をくっつけて決めるわよ」
「先生どんな風に決めるんですか」
「そうねじゃあ女子が男子のグループを指名していきましょうか」
クラスの男子がざわめいた。「高町さん達は俺達を選んでくれるだろう」「いや俺達を選んでくれるはずだ」「俺達だ!」などと叫んでいる奴が多くいたそれを見てなのはとフェイトは戸惑っていた。
「なのはが選んでいいよ」
「えっ、フェイトちゃん私に押し付けるの?」
「そういうわけじゃないよ、なのはが選んだなら私はそれで納得できるからなのはに選んでほしんだよ」
「わかったよ」
なのはは渋々男子を見ていき「よし」という顔をした。
「先生決まりました」
「おっ、どこのグループかな」
「えぇっと、左君と楯宮君のグループです」
周りの男子と女子のから「なんで俺達じゃないんだ」「私たちも左君たちが良かったな」「俺達じゃあだめなのか」などという声が続出していた。
「凍夜君、集君よろしくね」
「よろしくなのは、フェイト」
班は男子は凍夜、集の二人、女子はなのは、フェイトの二人合わせて4人の班である。ほかの班は女子が3人だったり男子が3人だったりと5人構成になっている。
「えぇっと、左君達のところは2組の人と一緒の部屋になるけどいいかしら」
「いいですよそれぐらいなら大丈夫です」
「じゃあ、よろしくね」
「先生相談があるんですが…」
凍夜side out
夏樹side
「それじゃあ、班を決めてもらうぞ」
『は~い』
みんなそれぞれグループになっていた。
「竜希君一緒の班にならない」
「いいけど夏樹君、いいの?」
「いいって何が?」
「ほかに班になる人とかいたんじゃないの?」
「そんなの人いないよ僕だって友達少ないから」
「そうなの夏樹君って結構交友関係広いと思ってた」
「良く言われるんだけどそんなにいないんだよね」
「そうなんだ、じゃあよろしくね」
夏樹は人懐っこい性格だがなぜか多く友達がいない、竜希も遠慮がちの性格のため多く友達がいない。
他の人たちも決まってきたようだった。
「良し決まったな、男女は俺が決める」
『え~』
クラス全体から非難の声が上がった。
「これは決まったことだ、文句は受け付けん、それでは発表するぞ」
クラス全体が静まり返った。
「まず学級委員長の左と月村は一緒の班だ」
「分かりました」
他の男子からは「なぜだなぜ俺達じゃあないんだ」、「先生のバカ野郎」、「学級委員長になっていればクソ」などといた声がしていた。
「夏樹君、竜希君よろしくね」
「よろしくね~すずかちゃん、はやてちゃん、アリサちゃん」
その後も先生はどんどん班の組み合わせを発表していった。
「左お前の班は1組と一緒の部屋割りになってしまうがいいか?」
「問題ないですよ」
「そうかそれなら良かった」
「相談があるですが…」
夏樹side out
時は流れ臨海学校当日、バスで二時間かけて海の見えるとホテルまでに来ていた。みんな各自部屋に分かれて荷物を置いていた。
凍夜は夏樹、集、竜希と一緒だった。
「いや~凍夜、集と一緒だったなんてね」
「夏樹と竜希が同じ班にも俺は驚いたけどな」
「そうかな夏樹君とは勉強会以降仲良くしてもらってるんだ、僕アリサちゃんくらいしかまともに話せる人いなくてさ」
「そうだったんだ、じゃあ今度からは3人増えたな」
「えっ!」
「俺たちはもう友達だろ」
「凍夜君ありがとう」
<私立聖祥大付属の生徒の皆さんは水着をもってロビーに集合してください>
「集合がかかったぞ」
「いこうぜ凍夜、夏樹、竜希」
「先に行っといて」
「わかった行こうぜ竜希」
「うん、早くこないと多分怒られるから早く来た方がいいよ」
「忠告ありがとう竜希」
集と竜希は先にロビーに向かっていった
「凍夜何?」
「夏樹先に言っとくが俺たちは…」
「泳がないでしょ、わかってるって」
「怪しまれないように水着になって上にパーカでも羽織ってろ」
「大丈夫だってそんなへましないよ」
「行こう凍夜」
「ああわかってる」
凍夜と夏樹は泳げない理由があった。ロビーに1年の全員が集まっていた。
「えぇっと皆さん海に泳ぐのを許可しますが、くれぐれも危険な行動は慎んでくださいね」
『は~い』
「それでは解散」
皆は一斉に飛び出していった。凍夜と夏樹はゆっくり歩いていった。
皆水着に着替えて海で遊んでいた。
「凍夜君たちは遊ばないの?」
なのはが凍夜に問いかけた。
「俺はいいんだよなのは遊んできなよ」
「いいの凍夜君」
「ああ行ってこい」
「なのは、ビーチバレーやろうよ」
「凍夜君ビーチバレーやろ」
「俺はいいって…おい引っ張るな」
フェイトがなのはを誘ってビーチバレーをすることになり凍夜は引っ張っていかれた。
凍夜は夏樹、集、竜希を道ずれにした。そしたらはやてもアリサもすずかもついてきて結局9人でビーチバレーをすることになった。
「凍夜どうして僕まで」
「いいじゃないか暇だったんだろ」
「そうだけど」
凍夜となのは、フェイト、集と竜希のチームと夏樹とはやて、アリサ、すずかのチームに別れた。
「竜希って運動って得意なのか?」
「僕はそこそこかな、集君はどうなの?」
「俺は勉強はできないけど運動はできるんだ」
「そうなんだ、凍夜君や夏樹君はどうなの?」
「凍夜や夏樹は見ればわかるけどすごいぞ」
「お~い竜希、集始めるぞ」
凍夜が掛け声をかけ試合がスタートする。得点は6点マッチだ、最初のサーブは凍夜からだ。
「いくぞ」と掛け声をかけ凍夜は華麗にジャンピングサーブを打った。回転がかかっており、それを夏樹チームは見事にスルーした。
「なんやあれは」
「凍夜本気なんだね」
凍夜のサーブを見て夏樹の目つきが変わった。そしてまた凍夜のジャンピングサーブ、それを次は夏樹はきれいに上にレシーブで上げる。
「すずかちゃん!」
夏樹に呼ばれたすずかはいきなり呼ばれたことに戸惑ったがすぐに切り替えしトスを上げた。そしてそれをはやてが打った。
きれいにコートの端に決まり同点になった。
「おおナイスコンビネーション」
「凍夜君感心してる場合じゃないよ」
「竜希わかっただろ」
「あああの二人は異常だ」
サーブが夏樹チームに移った。アリサがサーブを凍夜に負けじと打つ、それをフェイトが取りトスを集が上げそれを竜希が打つ。
それをすずかが拾い、はやてがトスを上げそれを夏樹が打つ。それなのはが取れずに夏樹チームの点となる。そして5点ずつになるまで打ち合った。
「さあこれで最後だね」
夏樹のサーブからスタートした、凍夜はそれを打ち返し、なのはがトスを上げるそしてフェイトがスパイクを打つ、しかしそれをアリサが取り夏樹がトスを上げるそしてはやてが打った。それが凍夜チームが誰一人取れずにゲームセットとなった。
「俺たちの勝ちだな」
「いや~負けちまったな夏樹は勝負ごとになると熱くなるんだから」
こうして楽しいひと時は過ぎていった。