魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~   作:calamity

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第10話 「竜希の初デート」

海学校から2週間が過ぎた、竜希は悩んでいた。

 

「はぁ~」

「どうしたの竜希?」

「夏樹君か、なんでもないよ」

「なるほどね、アリサちゃんのことで悩んでいるんでしょ」

「え!!なんでわかったの!」

「わかるも何も顔にものすごく出てるから」

「そんなに出てた?」

「出てたよ」

「どうすればいいのかな夏樹君」

「そうだね~基本的にこういうのは竜希が考えるべきだと僕は思うけど」

「そうだよね、はぁ~」

「しょうがないな~僕が力を貸してあげるよ」

「ほんとに!!」

「ただし、ちゃんとアリサちゃんに竜希の思いを伝えるんだよ」

「わかった、がんばるよ」

「それじゃあこれを挙げるからアリサちゃんと行ってくればいいよ」

 

夏樹は胸ポッケとから遊園地のチケットを二枚渡した。

 

「ありがとう夏樹君」

「気にしないでその代り…」

「大丈夫頑張るから」

「よろしい」

 

竜希はアリサのところへ向かっていった。

 

「アリサちゃん、今週の日曜日って空いてる?」

「どうしたの竜希急に?」

「いや~遊園地のチケットが手に入ったからどうかな~って思って」

「いいわねたまには二人で遊ぶのも」

「じゃあ決定でいいのかな」

「そうね今週の日曜日ね」

 

こうして竜希は夏樹から遊園地のチケットをもらい早速アリサを誘った。日程は今週の日曜日になった。

そして約束の日曜日…

 

「ごめん竜希待たせちゃって」

「大丈夫だよ今来たばかりだから」

「そうそれなら良かったわ」

「それじゃあ、行こうか」

 

竜希とアリサは遊園地へと向かっていった。その後ろに動く二つの影があった。

 

「夏樹君もっと前に出てくれないと」

「はやてちゃんそんなにがっついて見てたら二人に気づかれちゃうよ」

「お!二人が動いたみたいやで」

「もう、はやてちゃん待っててば」

 

後ろにいたのは夏樹とはやてだった、なぜはやてがいるのかは夏樹にもわからない。

夏樹は竜希が気になってきてしまったのである。

 

「何から乗るアリサちゃん」

「そうね、無難にジェットコースターかしら」

「え!絶叫系はやめといたほうがいいんじゃ…」

「さあ!つべこべ言ってないでいくわよ」

 

竜希はアリサに引っ張ってジェットコースターへと連れていかれた。

 

「ほら竜希水よ」

「ごめんアリサちゃんありがとう」

「ごめんね無理やり連れっていちゃって」

「いいんだよアリサちゃんが楽しかったなら」

「そ、そう」

 

この後は竜希はアリサにお化け屋敷に行こうとなった。

 

「アリサちゃんこういうの大丈夫だっけ?」

「何言ってんのよ作り物ぐらいで驚いたりはしないわよ」

「そうだよね、じゃあ行こうか」

 

お化け屋敷に入っていった二人を見てた後ろの二人は…

 

「なんか定番のところを回ってるだけみたいやな」

「竜希にも考えがあるんだろうと僕は思うよ」

「アリサちゃんはあの手のじゃあ何も反応はないとうちは思うけど」

「それは僕も同じかな」

 

夏樹とはやては後ろから見ていてそう感じた。夏樹は心の中でがんばれと呟いていた。

 

「なんか意外に本格的ね」

「そうだね」

 

どんどん奥に進んでいくすると…

 

「なんじゃこりゃ!」

「なによこれ」

「いいから走って!!」

 

気づくと後ろはお化けに囲まれていた。なぜか知らないが普通に歩いていたら後ろにいっぱいいた。

なぜか所々から「リヤ充は撲滅せよ」という声が聞こえていた。お化けたちは竜希達を追いかけていく。

 

「なんで追ってくるのよ」

「アリサちゃん早く」

 

竜希はアリサの手をつかみ走っていく。やっとのことでお化け屋敷を抜けた。

 

「はぁはぁ、やっと抜けれた」

「なんなのよあれはいったい」

「変わったお化け屋敷だったね」

「竜希、手、手」

「あっ、ごめん」

「べ、別にいいけど」

 

二人とも顔を赤くしていた、初々しい表情だった。それを見て

 

「なんや二人ともかわいいな」

「はやてちゃんおっさんみたいだよ」

「細かいことを気にしたらあかんで夏樹君」

 

竜希とアリサはお昼頃だったので昼食をとることにした。

 

「アリサちゃんどうしたのお弁当なんて」

「どうしたって私が作ったにきまってるでしょ!」

「アリサちゃんって料理できたんだね」

「失礼ね、私だって料理くらいするわよ」

「ごめんそんなに怒らないで、それじゃあ食べようか」

 

竜希はアリサの作ったお弁当を食べ始めた。それを見ながらアリサもお弁当を食べ始めた。

 

「おいしよアリサちゃん」

「当たり前でしょ私が作ったんだから」

 

二人はお弁当を食べ進めていった。後ろで見ていた夏樹、はやては…

 

「夏樹君これおいしいな」

「それなら良かった」

 

同じように昼食を取っていった。竜希とアリサが昼食を食べ終えたので夏樹とはやても急いで動きはじめた。

 

「次はどこに行こうか?」

「そうね、竜希に任せるわ」

 

二人がどこのアトラクションに行こうか悩んでいるときに前からいかにもチャラそうな金髪の男と茶色の髪の男が歩いてきた。その二人はアリサを見るなりいきなり話しかけてきた。

 

「ちょっとそこのお姉ちゃん俺達と一緒に遊ばない」

「はぁ~何よその一昔前のナンパは、行きましょ竜希」

「ちょっと待っててそんなさえない男より俺達といた方が絶対に楽しいぜ」

「だから行かないって言っているでしょう」

「いいから来いって言ってんだよ」

 

茶髪男がアリサの手をつかんで連れて行こうとすると竜希はその手をつかんで止めた。

 

「僕の連れに手を出さないでもらえますか」

「あん、なんだお前は引っ込んでろ!」

「てめは、黙ってこの子をわたしゃあいいんだよ」

 

金髪の男が竜希に殴りかかってきた。竜希はそれをもろに食らってしまい後ろに飛んでいく。竜希は口を切ったのか口から血を流していた。

後ろで見ていた夏樹とはやては…

 

「なんやあいつら竜希君とアリサちゃんのデートの邪魔しよってうちが殴りに行ったる」

「駄目だよはやてちゃんここは竜希が何とかする絶対に」

 

夏樹は何かを狙っているような眼をしていた

 

「竜希!、あんたたち何するの!」

「いいからお前はこっちに来い」

 

二人組はアリサをつかむと何処かへ連れて行こうとした。

 

「待てよ」

 

低い声で呟き竜希は起き上がり男たちの前に立ちはだかる。

 

「けっ、雑魚は引っ込んでろ!」

 

金髪の男が右ストレートを顔に打ってきたが竜希はそれうまくかわし左手を小さく振りかぶり金髪男の顎にアッパーカットをかました。

アッパーは金髪男の顎を的確にとらえ金髪男はその場に崩れ落ちた。

 

「君もやるのまあその男みたいになると思うけど」

 

竜希はアリサを捕まえている茶髪男に向かって低く冷たい声で言った。

 

「す、すいませんでした~」

 

茶髪男は金髪男を連れてその場から走り去っていった。アリサは竜希の元に駆け寄り抱き付いた。

 

「バカ!!、なんで、なんであんな危険なことするの」

 

アリサが涙ながらに叫んだ。

 

「ごめんアリサちゃん」

 

竜希はアリサをぎゅっと抱きしめるのだった。泣き止んだアリサはハンカチを取り出して竜希の口を拭う。

 

「こんなケガまでして」

「はは、まあ退散させられたんだからいいんじゃないかな」

「それにしても竜希ってあんなに強かったしら?」

「強くないよ、ただあいつらが油断していただけで後は夏樹君に教わった通りにやっただけだよ」

「余計なことを言ったのは夏樹ねわかったわ」

「怒らないであげてね夏樹君もこうなる可能性を考えて教えてくれただけだから」

「大丈夫よOHANASHIをするだけだから」

 

後ろで見ていた二人はというと…

 

「なんやあれ竜希君強すぎるやろ」

「そういうわけでもないんだよ」

「いやでもだってあの金髪を一発で倒したんやで」

「それは簡単なことだよ、竜希は動体視力が結構良い方だからあれぐらいのパンチならよけれたし、相手も油断して反撃が来ると思ってないから竜希の一撃をきれいにもらってノックダウンってこと」

「相手が油断してたからできたことなんやな」

「そういうこ…うお!なんだ今の感じなんかやばい気がした」

 

夏樹はアリサのOHANASHIに身震いをする。

アリサと竜希は夕方になってきたので最後に観覧車に乗ることにした。

 

「夕日がきれいだね」

「そうね、竜希ほんとに大丈夫なの?」

「大丈夫だよ口の中を少し切っただけだから」

「そうそれならいいんだけど…」

 

二人の間に無言の空間が広がった。

 

「「あの」」

「アリサちゃんからどうぞ」

「いや、竜希からでいいわよ」

 

竜希は覚悟を決め話を切り出す。

 

「僕は、僕は……アリサちゃんのことがずっと好きだったんだ!もしこんな僕で良かったら付き合ってください」

 

竜希は顔を真っ赤にしながら言った。そして向かい側に座っているアリサは……

 

「わ、私も竜希のことがす、好きよ…」

 

アリサは下を向いて恥ずかしそうに言うのだった。

 

「アリサちゃんこれからもよろしくね」

「こちらこそよろしくお願いします」

 

真っ赤な顔の二人の後ろには二人と同じような真っ赤な夕日が二人を照らしていた。

二人は恥ずかしそうに手をつないで観覧車を降りると目の前には夏樹とはやてが立っていた。もちろんすごくと悪い笑顔で。

 

「いや~どうでしたか竜希君、遊園地は満喫できましたかな」

「ど、どうして夏樹君はわかるけどなんではやてちゃんがここにいるの」

「いや~アリサちゃんに今週の予定を聞いたときにすごくと嬉しそうな顔をしてたから何かあるなと思って尾行してきただけのことや」

「はやてあんたも夏樹と一緒にOHANASHIが必要みたいね」

「「ひぇ!!」」

 

夏樹もはやてもアリサの放つ殺気におののいた。

 

「まあまあアリサちゃん落ち着いて、ね」

「まあいいわ今回は竜希に免じて許してあげるわけど次はないわよ」

「「ありがとうございます」」

「その様子だとうまくいったみたいだな竜希」

「うん!夏樹君が後押ししてくれたからだよ」

「いいやお前がアリサちゃんを好きだって気持ちが強かったからだよ」

「ま、まあ今回は感謝してあげるわ」

「竜希君も早くしないと誰かに取られちゃうかもよ」

「まあ、そのうちな」

「えっ!!夏樹君って好きな人がおるんか!?」

「それは私も初耳だわ教えなさいよ」

「それは秘密だよこれだけは教えられないかな、竜希もアリサちゃんに言っちゃだめだからね」

「わかってるよ」

「なんなのよその男同士の友情ってやつは」

「ますます気になるやないか」

 

そんなこんなで竜希とアリサの初デートは見事成功に終わった。次の日学校で散々すずかにいじらていた二人の顔は恥ずかしそうにしていたがとてもいい笑顔だった。




どうもcalamityです。結構更新が遅れてしまってすいません。
やっぱり幼馴染はこうでなくてはと私は思いますが皆さんはどう思いますか?
次は集君ががんばる番でです。できるだけかっこよくしていきたいと思っています。
感想やアトバイスなどをいただけると嬉しいです。
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