魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~ 作:calamity
「なんだこんなところにほんとにいるのか、まあ命令だからしかたないか」
地球にはまた新たな敵が迫っていた。しかし凍夜と夏樹は気づくよしもなかった。
寒さを感じるこの季節、12月なり急に冷え込んできた鳴海市ではクリスマスが明日に迫っておりどこのお店もその準備に追われていた。
翆屋のその一つで中では士郎たちが忙しそうに仕込みをしていた。そこには凍夜の姿があった。
「すまないね凍夜君手伝ってもらって」
「いえいえいつもお世話になっているお礼ですよ」
「そう言ってもらえると助かるよ、それより凍夜君は明日の予定とかないのかい?」
「ないですよ別に誰かと遊ぶということもないですし、明日も大変でしたら手伝いましょうか?」
「ホントかい!それならお願いしてもいいかな」
「今日と同じ時間に来ればいいですか」
「うんそれで構わないよ、夏樹君は明日は?」
「夏樹ははやてとデートだそうなので、他の集や竜希もみんなデートだそうですから」
「みんな忙しんだね、凍夜君は誰かとデートとかないのかい?」
「俺はそんなのないですよ」
「うちのなのはなんかどうだい」
「自分の娘を発破にかけないでください」
「二人ともお話はいいけど手が進んでないわよ」
桃子の注意により凍夜と士郎は作業を進める。手際よくやり作業はお昼で終わった。凍夜は桃子がお昼をごちそうしてくれると言いうのでごちそうになった。
「凍夜君美味しい?」
「はい、桃子さんの料理はいつ食べても美味しいですよ」
「明日も手伝ってもらって悪いわね」
「いえいつもお世話になっているお返しだと思っていただけたら」
「明日はなのははいるのかい?」
「明日は帰ってくるそうよ、こっちを手伝うっていてたわ」
「凍夜君明日はなのはと二人で外でケーキを売ってくれるかな」
「わかりました、明日は冷えそうなんで大変かもしれませんね」
「風邪を引かないようにね」
凍夜は手伝いが終わり家に帰ると夏樹が買い物から帰ってきていた。
「お帰り凍夜」
「ただいま、ちゃんと選べたか?」
「うん、これなら気に入ってくれると思う」
「まあ何を渡してもはやてなら喜んでくれると思うがな」
「凍夜は明日どうするの?」
「明日も翆屋の手伝いだ」
「なのはやフェイトとはどこかに行かないの?」
「行かないさ、そんな予定もないし」
「ふ~ん、頑張ってね凍夜」
「夏樹、念のためにもメモリは持っておけよ」
「わかってる」
凍夜は夕飯の買い物に出かけていった。明日は夏樹は多分夕飯までにかえってこないだろうそれなら俺は即席で済ませるかなどと主婦のようなことを考えながら買い物をしていた。そして次の日、夏樹は朝早くから出かけって行った。凍夜は夏樹を見送ると支度をし凍夜も出かけた。
翆屋に着くと開店前なのにもう行列ができていた。店の中に入ると中では士郎たちが忙しそうにしていた。
「凍夜君かおはよう」
「おはようございます士郎さん、俺は何をするれば?」
「凍夜君は外で売るケーキを外の机に運んでくれないか」
「わかりました」
「お父さん~」
二階からサンタのコスチュームをしたなのはが降りてきた。
「なのは、なんだその恰好は!?」
「えっ!!なんで凍夜君が!!」
「あれ言ってなかったかなのは今日は凍夜君が手伝いに来てくれるって」
「そんなこと一言も言ってないよ!」
「ははごめん、ごめん」
「もうお父さんしっかりしてよ」
「まあまあなのは士郎さんのうっかりは今に始まったことじゃないから」
「はいはいみんな急いで今日は忙しいんだから、それと凍夜君の衣装もちゃんとあるから」
「またですか」
二階から降りて来た桃子は笑顔で凍夜に告げる。凍夜は今までに何度か手伝いに来た時に着せ替えをされている。そんなことで毎度の恒例になってきたのだった。凍夜は渋々着替えた、その服はサンタの服だった。着替えた凍夜は先ほど言われた荷物を運んでいた。運び終わり店に戻ると開店10分前だった。
「士郎さん運び終わりましたよ」
「それならなのはと一緒に外に立って売り始めてくれてもかまわないよ」
「わかりました、なのは行くぞ」
「うん」
凍夜となのはは翆屋の前に設置した販売スペースに行きケーキの販売を開始する。並んでいた人たちがこっちに流れてきた。翆屋のケーキだけを買いに来るためにこんなに寒空のした待っていたのである。どんどんケーキは売れていった。
一方凍夜たちがケーキを打っているころ夏樹ははやてと水族館に来ていた。
「いっぱい魚がいるね」
「そうやね、あのイワシの集団ちゃんと列を作って泳いでるわ」
「そろそろイルカのショーが始まるから行こうか」
夏樹とはやてはイルカショーが見れるプールへと向かっていた。プールでは多くの人がショーが始まるのを今か今かと待っていた。
夏樹とはやては見やすい位置を確保しそこに座る。すると係の人が出てきてショーが始まる。イルカが飛んだり、2匹がボールを頭の上に載せてプールの周りを泳いで行く。ショーが終わると周りからは拍手が起こる。ショーが終わると夏樹とはやては外に出てお昼にした。
「今日はうちの手作りや」
「おいしそ~、いただきます」
「どうや夏樹君?」
「おいしよはやてちゃん」
「ホンマか、どんどん食べてや」
二人はお昼を食べ終わると公園に向かって歩く。今日はクリスマスということでカップルが多くいた。夏樹とはやても公園のベンチに座り一息をつく。
「いや~楽しかったね」
「そうやね、今日は何事もなくすんで良かったわ」
「こんな日にドーパントに出られたらたまらないからね」
「最近は立て続けやったもんな」
「今日ぐらい休ましてほしいからね」
「夏樹君はWになってて体に影響とかないんか?」
「僕のほうはあんまりベースとなってる凍夜のほうが傷は多いと思う」
「凍夜君も大変なんやな」
「そうだよ凍夜ばっかりに無理はさせられないから」
夏樹のスタッグフォンに着信が入る。
「もしもしあ、凍夜どうしたの?」
「夏樹今はやてと一緒にいるよな?」
「うんそうだけど」
「今日翆屋でクリスマスパーティーを皆でやろうって話になったからはやてと一緒に翆屋に来てくれ」
「わかった、なんかいるものある?」
「いや特にないから大丈夫だぞ」
「わかったまたあとで」
「ちゃんと遅れずにこいよ」
「わかってるよじゃあね」
「なんだたの夏樹君」
「今日翆屋でクリスマスパーティーするから遅れずにこいって凍夜が」
「へ~みんなでするんやなって凍夜君は今日なにやっとたんや」
「今日はずっと翆屋のお手伝いしてるはずだよ、けど多分もう終わったんだろうね」
「そうなんや、じゃあうちたちも行こうか」
「そうだね」
夏樹とはやては翆屋に向かって歩き出した。一方の凍夜はケーキをお昼で売り切りクリスマスパーティーの準備をしていた。
「士郎さん夏樹呼んでおきましたよ」
「うんこれでみんな呼んだかな」
「それで準備は終わりましたか?」
「ええ、これでばっちりよ」
「なのは、フェイトを呼んで来い」
「わかったちょっと行ってくるね」
なのははフェイトを迎えに出かけていった。なのはが出かけてすぐに集と竜希、アリサ、すずかがやってきた。
「「「「こんにちは」」」」
「みんないらっしゃい」
「早かったな」
「凍夜何その恰好は?」
「何ってサンタの格好だけど」
「何変なこと言っての?みたいな顔をしてんのよ」
「その通りだろ」
「いや可笑しいと思うよ凍夜君」
「まあ気にするな桃子さんの趣味だから」
「なるほど」
「ただいま」
「お邪魔します」
「お帰り、早かったななのは」
「そうかな~」
「なのはその恰好で行ったの?」
「もちろんだよ」
「サンタのコスチュームで行ったの?」
「うん何か問題でもあったかな?」
「はぁ~二人とも毒されてるわ」
アリサは凍夜となのはにあきれるのだった。凍夜となのはは何のことかいまいち理解ができていない。それを見ていた3人は笑っていた。
そんな中夏樹とはやてがやってきた。
「「お邪魔します」」
「やっときたか夏樹遅いぞ」
「みんな来てたんだ」
「ちょっと遅い登場やったな」
「そういえば夏樹あれは渡せたのか?」
「うんちゃんと渡したよ」
「それは良かった」
「みんなご飯の準備ができたよ」
『は~い』
みんな士郎が作ってくれた料理を食べる。久しぶりに9人全員がそろったので会話が自然と弾んだ。誰かが間違ってもって来てしまったお酒をフェイトとすずかが飲んでしまい大波乱になる。フェイトは急に脱ぎだしてしまいそれを凍夜が必死に止め、すずかは集にひたすら甘えていた。状況はカオスなことになっていた。それを士郎と桃子は笑ってみていた。騒動になる前に竜希はアリサと一緒に帰り、集は酔ったすずかを連れて帰った。凍夜は最後にかたずけをしてからフェイト送って行った、夏樹ははやてを送って行った。二人とも送り届けて行った凍夜と夏樹は家に帰り眠りにつく。
平穏な毎日は長くは続かない…
どうもcalamityです。今回は戦闘シーンはなくただの日常編でした。日常編のほうがやっぱり書きやすいです。
今後は2つ目を書いていこうかな~と思っています。まだ何を書くかは決まっていませんが投稿した時には読んでいただけると嬉しいです。
感想、アトバイスなどあれば書いていただけると嬉しいです。