魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~ 作:calamity
凍夜たちがクリスマスを楽しんでいた一方では『Earth』の幹部とされている男が地球に凍夜と夏樹を探しに来ていた。そんな事には全く気が付いていない凍夜と夏樹は普段通りの生活を送っていた。いつも通り学校に行き、そして授業を受け、そして帰宅するといういつもと何も変わらない生活をはずだった。
「凍夜、今日の晩御飯何?」
「そうだな今日はハンバーグかな」
「いいな~うちもハンバーグ決定や」
「今日は何かわからないけどお母さんの作る料理は何でもおいしいから」
「桃子さんはチートだからな」
「あれは確かにすごいと思う」
「フェイトは?」
「今日は多分カレーかな」
いつものようにくだらない話で盛り上がっていると、不意に黒いスーツ姿の男が凍夜たちの前に現れた。
「やあ、初めまして左 凍夜君、夏樹君」
「あんたは誰だ!?」
「私は『Earth』の使いですよ」
「へ~その使いとやらは何をしに来たんですか」
「もちろん君たちを殺すために来たに決まっているでしょう」
男はガイアメモリを取り出した、そのメモリを見て凍夜と夏樹は驚きを隠せない。
「なぜあんたがゴールドメモリを!」
「そうですね冥土のみあげに教えてあげましょう、私たち『Earth』はガイアメモリを独自に作り出していますだから園崎の家に伝わるゴールドメモリも生産可能になったのです、ですがゴールドメモリは力が強いため大量生産ができませんだから幹部の物のみ使用が認められているんですよ」
「ガイアメモリの生産など莫大な経費が掛かるはずだ!」
「そこはもちろん財団Xがカバーしてくれていますよ」
「なっ!財団Xはガイアメモリの開発から手を引いたはずじゃ!」
「そこは私たちのボスが何とかしてくれましたよ、そろそろ終わりにしましょうか」
『NASCA』
男はナスカメモリを使いナスカドーパントへと姿を変える。その姿は今までのドーパントとは違ったオーラを放っていた。
「俺達も変身するぞ」
「はやてちゃん、フェイトちゃん」
『Set Up』
『CYCLONE』
『JOKER』
凍夜と夏樹はWになのは達はバリアジャケットに身を包む。
「それでは行きますよ」
ナスカドーパントは腰に下げてある剣をつかむとWに向かって走ってくる。それをWはすぐにメモリを変えて対応する。
『METAL』
Wはメタルシャフトでナスカドーパントの剣をいなしていくしかしナスカドーパントの剣さばきはWの攻撃のスピードを上回っていく。なのはたちも援護に周るがその攻撃も剣で薙ぎ払って行く。凍夜たちは防戦一方である。ナスカドーパントは超高速を使いWを追い込んでいく。Wは一発も攻撃を与えられくなってしまう。
『METAL MAXIMUM DRIVE』
「メタルブランディング!」
ナスカドーパントにマキシマムドライブを繰り出すがナスカドーパントの剣ではじかれてしまう。どんどん追い込まれていきWは変身が解けてしまい凍夜は地面に転がる。
「所詮この程度か、死ね」
ナスカドーパントは剣を凍夜に刺そうとするしかし横からなのはが出てき凍夜を庇うなのはの腹部を剣が貫く。なのは凍夜に覆いかぶさるように倒れていった。
「興が覚めた今日のところは見逃してやる」
ナスカドーパントは姿を戻しどこかへ消えていく。凍夜は急いで救急車を呼びなのはの止血をする。夏樹は士郎に連絡を入れる。救急車が来ると凍夜はフェイトと一緒に救急車に乗って病院に行く。救急車が病院に着くとなのはは緊急治療室に運ばれた。後から士郎が病院に駆け付けた。
「なのはは!」
「今手術中です」
「そうか、何があったんだい凍夜君」
「ドーパントと交戦中に俺をかばいなのはが」
「そうか…」
「すいません俺のせいでなのはが」
「いや凍夜君のせいではないよ」
「でも!」
「それ以上は聞きたくないよ、なのははきっと大丈夫だから心配しなくても」
「俺はドーパントを追います」
「気をつけていくんだよ」
「…はい」
凍夜は病院を後にする、家にも帰えらずそのままあの黒のスーツ姿の男を探した。夜が明けて朝日が差し込んできた。そんな中でも凍夜は休むことなく探しまわった。しかし一向にあの男は見つからない、凍夜は焦りを見せる一方だった。そんなとき目の前に夏樹が現れた。
「何をしてるの凍夜」
「何って決まってんだろあいつを探して倒すんだよ」
「一人じゃ無理でしょ」
「じゃあどうしろって言うんだよ!、俺にどうしろって」
そんな凍夜の姿を見た夏樹は凍夜の顔にグーパンチを入れる。
「何するんだよ夏樹!」
「凍夜にとって僕は頼る価値のないものだったの!、凍夜にとっての相棒ってのはそんなに信用できないものだったの!、違うでしょ!僕たちは二人で一人何だからちゃんと僕を頼ってよ!!」
「夏樹…ごめん俺が間違ってた、俺達は二人で一つだもんな大切なことを忘れてたよ」
「行こう凍夜」
「そうだな相棒」
凍夜と夏樹は黒のスーツの男を探しに行った。今までのあの男のセリフを思い出し、いそうな場所を絞り込むそして何か所か回ったところでそいつはいた。
「おやおやそちらからおいでですか」
「ああ、今度は負けない」
「何度やっても同じことだと思いますけどね、いいでしょう今度は確実に殺してあげます」
『NASCA』
『CYVLONE』
『JOKER』
凍夜と夏樹はWに変身した、そして男もナスカドーパントへと姿を変える。ナスカドーパントは懐にある剣を抜いた。Wもメモリを変える。
『HETA』
『METAL』
Wはヒートメタルに姿を変えメタルシャフトを取り出す。ナスカドーパントの剣さばきに今回は追いついていく。しかし超高速には対応しきれない。Wは殺気だけを感じ取りそれだけを頼りにナスカドーパントの攻撃に対応していく。激しく剣とメタルシャフトがぶつかり合う、地面などがへこんでしまうぐらいの力のぶつかり合いだった。お互いに一歩も譲らない戦いになっていく。
「ハハハ先ほどとは別人ではないか!」
「それはどうも」
「面白い面白いぞW!」
ナスカドーパントは攻撃スピードをどんどん上げていく、Wもそれに負けじと食らいついて行く。Wはもう一度メモリを変える。
『LUNA』
Wはルナメタルに姿を変える。メタルシャフトを鞭のように変幻自在に操っていく。ナスカドーパントは攻撃の形態が変わったのにすぐに対応できなかった。Wはそれを見こしメモリをどんどん変えていった。
『TRIGGER』
Wはルナトリガーに姿を変えトリガーマグナムを使いナスカドーパントを翻弄していく。ナスカドーパントは超高速で避けようとするが銃弾はそれを見逃さなかった。ナスカドーパントの動きが急に鈍くなった。
「くそ何ぜだ!なぜこうも体が重い!」
「あんたはゴールドメモリの恐ろしさを知らないんだ!あんたはただの実験台だったんだ」
「そんなことあるわけがない!」
「その体が証拠さ」
ナスカドーパントはまともに動けないようだった。
「くそ!そんなことがあってたまるか!」
「これで終わりだよ」
『TRIGGER MAXIMUM DRIVE』
「トリガーフルバースト!」
ナスカドーパントはメモリブレイクされそのまま地面に横たわる、ナスカメモリは地面に落ち壊れる。凍夜と夏樹は変身を解きなのはがいる病院へ急ぐ。病院についてみると手術は終わっていた。
「士郎さんなのはわ!」
「大丈夫一命をとりとめたそうだ」
「良かった…」
凍夜はそのまま地面に倒れ込んだ。一日中走り回っていたツケが今になってきたのだ。凍夜が起きるとそこは病院のソファーの上だった。
「あれ俺…」
「起きた凍夜」
「夏樹、俺あの後倒れたのか」
「そうだよ、まああれだけ走り回っていたら当然だけどね」
「ごめん、心配かけた」
「もう気にしてないそれよりなのはちゃんのところに行ってあげたら」
「わかった」
凍夜は起き上がりなのはがいる病室に行く。病室に着くとなのははまだ眠っていた。凍夜が隣に座るとなのはが目を覚ました。
「うっ…と、凍夜君?」
「おはようなのは、ああ起き上がらなくていいよ」
「凍夜君大丈夫?」
「俺より自分の心配をしなさいって人のことは言えないか、ごめんななのは俺のせいで」
「凍夜君のせいじゃないよ」
「そう言ってくれると助かる」
「あのドーパントは?」
「あれなら倒した」
「えっ!私が眠っている間に!」
「結構無理したけど」
「凍夜君は自分のことを後にし過ぎなんだよ」
この後もなのはの説教は続いた。それが終わると凍夜はなのはを寝かしつけた。なのはの寝顔を見て凍夜はもう二度と同じ過ちは繰り返さないと誓うのだった。
その頃
「君は実に使えなかった」
「待ってください俺はまだ」
「もう君には用はないよ」
「わぁぁ!!
凍夜と夏樹を苦しめた男はあるものによって殺されてしまった。次の日その男のが遺体で見つかったことをニュースが報じていた。それを見た凍夜と夏樹は嫌な予感がただするのだった。
どうもcalamityです。今回は結構強い敵との戦いだったんですが、やっぱりナスカはかっこいいと私は思います。皆さんはどのドーパントが一番かっこいいと思いますか?
次回は凍夜と夏樹の過去について書いていければいかな~って思っています。
感想、アトバイスなど書いていただけると嬉しいです。